2008年3月25日 17:24
22日(土)、卒業式が執り行われました。しばらく静寂を保っていたキャンパスにまさに花満開の様相でした。体育館での卒業式の後、学科ごとに学位記授与式が行われました。その後、キャンパスのあちこちで、お別れ会がにぎやかに開かれておりました。教育に携わる者にとって1年で一番うれしい日です。いわば社会との結婚式の披露宴なのですから。単位や卒業研究で苦労した学生も、時には勉強を止めたくなった学生も、課外活動にがんばった学生も、みんな、今日は晴れて結婚式の主役なのですから。
折からの晴天も花を添えてくれました。翌日の23日(日)は雨模様の寒い天候でした。「1日ずれていたら大変だったな」と、今日1日中、思い返していました。ほんとうによかったと思います。卒業した皆さん、今日はどうしているでしょうか。家に帰ってホットしているのでしょうか。それとも二日酔いをさましているでしょうか。私は、「来週からの新しい環境での生活にも早くなれて欲しいな」と思っています。
今年は、同窓生も多く参加してくださいました。若者の船出に参加していただくことによって改めてフレッシュな気持ちになっていただければという思いでお招きしているものですが、今年は、第5期(昭和45年3月)卒業の皆さんと、卒業後25年(昭和58年卒)の同窓生をお招きしました。第5期の方々は還暦を迎えられることになるのでしょうか。ある方が、「よくぞここまでやってこれたな」と述懐しておられたのが印象的でした。大学発足間もないころの卒業で、大学としての実績もなく、就職も苦労されたとのことでした。今日の広島工業大学があるのはこのような先輩たちの積み重ねがあればこそなのだと改めて感じさせられました。
ともあれ、卒業の皆さん、25年後、あるいは還暦を迎えられるころ、先輩たちのように、社会でのそれぞれの体験を携えて、また大学に戻ってきてください。「いい船出を」と式辞を結びましたが、いよいよ来週は碇を揚げますね。あちこちから、ウインチの音が聞こえるようです。
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2008年3月 3日 17:28
2月18日と27日の2度にわたって、デラウェア大学(アメリカ合衆国)、マレーシア科学大学(マレーシア)、そして大連理工大学(中国)での語学研修に出かける学生諸君の壮行会を持ちました。デラウェア大学とマレーシア科学大学は英語研修、大連理工大学は中国語の研修です。デラウェア大学には11名、マレーシア科学大学には2名、そして大連理工大学には8名が参加しました。マレーシア科学大学と大連理工大学は、今年が最初の学生派遣です。
英語はいまや国際用語です。母国でなくとも十分学べます。マレーシア科学大学のあるマレーシアはアジアでも有数の英語圏で、英語を学び、英語を実際に使う環境にあります。アジアは今躍動しております。アジアに理解を持つことは重要なことです。欧米だけでなくアジアにも、という思いで準備を進めてきたものです。2名の学生(男女1名づつ)が手を上げてくれたことを大変嬉しく思っています。派遣に当たっては関係の先生方が事前に大学を訪問し、生活環境、学習プログラムなど詳細に打ち合わせをしております。今回は最初でもありますので、英語教員が同行し、様子を視察して来ることとしております。
「中国語に理解のある技術者の育成」は本学の掲げている教育目標の一つでもあります。中国語クラスの中から8名もの学生が参加してくれたことにも大変嬉しく思っています。昨年11月から2ヶ月にわたる学生の相互交流が実現しましたが、今回の語学研修生の中からそのプログラムにも参加する学生が出てくれることを期待しております。
研修生の21名の学生全員に、私から餞別としてノートを差し上げました。表紙には、「高い志と、未知に向かう心意気、そして適度の楽天性」と書きました。そして、「このノートに、出会った人、出会った新しい単語、単語のこれまで知らなかった意味・使い方など、毎日の出来事を書いて欲しい」と申しました。渡したのは、白紙のノートですが、帰って来るときには、それがメモでいっぱいになっている場面を想像して1人悦に入っております。「ひとまわり大きくなって帰ってきたい」という決意表明をしてくれた学生がいました。ノートだけでなく、体の中に消すことのできないインクで多くの体験を書き込こんで帰ってきてくれることを期待しております。