「ふれあいフェスタ」が開催されました。

2010年5月 6日 15:14

4月29日と5月1日の両日、『広島工業大学花と緑のキャンパス―ふれあいフェスタ』が開催されました。折からの五月晴に恵まれて、多くの近隣のかたがたが見えました。29日は1500名までは受付で対応したが、その後は把握しきれなくなったという報告でした。また野点(のだて)のお菓子が足りなくなり急遽追加注文をしたという報告も受けました。2日目の1日も似た状況でした。

この催し物は、「広島工業大学の今日あるのは地域のおかげ」という創設者鶴襄先生の発案によるもので、5千本とも6千本とも言われているキャンパスのつつじを地域の方々に見ていただこうというのがもともとの趣旨です。平成6年から始まり今年で17回目となりますが、いまや広島工業大学の年中行事の一つとなった感がします。主役のつつじは満開には今少しは早い時期でしたが、壮観で私も見とれました(写真1)。

(写真1)アゼリア広場前のつつじ
(写真1)アゼリア広場前のつつじ

茶道部によるお茶の野点も定番の名物になっております。今年は、部長先生(上田宗箇流)から色紙の依頼を受けました。どのような言葉でもいいということでしたが、「誠実絆朋友」という季節感もない5つの漢字を勝手に並べて書かせていただきました。野点傘の柄にさりげなく掲げられておりました。気恥ずかしい思いもしましたが、この5文字は学長8年目になる私の実感です。50年かかって築かれた本学の学風「誠実」が、本学に関わった人たち「友」「朋」のつながりすなわち「絆」となっているということ。学生から「どう読むのですか」と聞かれました。「『誠実、朋友をつなぐ』とでも読んではどうですか」と無責任な答えをしました。

一見「技術」と関係ない茶室が、新装成った学びの拠点「三宅の森Nexus21」と本学本館の新1号館を背後に従えた光景(写真2)は、本学キャンパスで私が最も気に入っているアングルです。茶室の前庭には、赤い野点傘と床机にかけられた毛氈(もうせん)、そして和服姿の部長が写っております。この光景が「誠実・絆・朋友」という漢字を連ねさせました。

(写真2)茶室(正面右)と「三宅の森Nexus21」(左)、<br />
本学本館の新1号館(中央)
(写真2)茶室(右)と「三宅の森Nexus21」(左)、
本学本館の新1号館(中央)

キャンパスでたまたま話しかけた方が、20年前に土木を卒業した卒業生のお母様でした。現在島根県の高速道路工事現場で元気に働いていると伺いました。また、初老の紳士から「学長先生ですか。私は、オープンキャンパスで先生とお会いしました」と名乗られました。亡くなられた本学教員の義姉さまからも声をかけられました。先生と親しかった職員も交えて、しばらくは先生を偲ぶ話が続きました。

初夏と言ってよい陽気の2日間。陽気以上に明るい晴れやかな気持ちにさせられました。

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