2010年8月23日 15:14
小学校の夏休みも残り少なくなった8月21日、第6回ワクワクものづくり大作戦が開催されました。今や、広島工業大学の年中行事の一つとしてすっかり定着しております。今年は11のテーマが準備され、事前に応募があり抽選で選ばれた204名の小学生が参加しました。
デネブホールで開会式が持たれました(写真1)。挨拶の中で、「わくわくしている人は?」と聞きましたら多くの小学生が手を上げてくれました。「わくわく」は、「これから何をするのだろう」、あるいは「どんなことになるのだろう」と期待しながら、しかし「私に、僕にできるだろうか」という若干の不安と共に持って、始まるのを待っている時の心境のことではないでしょうか。一人ひとりの顔からそれが読み取れました。今年はグループ写真も撮って帰りに記念のお土産としてお渡ししました。

(写真1)デネブホールでの開会式
昼食は食堂でいただきました(写真2)。開会のあいさつで、「夕食の食卓では今日あったことを共通の話題として親子の会話をしてください」とお願いしましたが、昼食時にもう実現しておりました。日頃とは少し違ったかん高い声が飛び交っていました。このような親子の時間を提供できただけでも素晴らしいことができたと嬉しく思いました。
下のお子さんの子守をしながら参加されたお母さんもいました。お孫さんと一緒に来られたおじいさんもいました。本学に初めて来られたという方から、「三宅の森Nexus21」や「デネブ」のいわれを聞かれました。"It's a good question!"と言わんばかりに由来を説明しました(学長日記2009年1月および同8月参照)。またある方とは教育談義になりました。こうして市民のみなさんと語り合う場の提供こそ大学の社会的役割の一つと思わされました。

(写真2)食堂での昼食
「小学生にわかるように説明できる技術者に」という思いを私は持っています。学生諸君にとって、そのいい訓練の機会となったことと確信しております。この企画は、5年前、若手の職員が企画提案し、教員・学生の協力を得て始められたものです。大学では教員が中心となることが多い中で異色の企画です。最初は、理解を得た学科からなんとかテーマを出してもらってスタートしました。しかし今や11のテーマが提供され全学科揃い踏みです。大学では大学職員の企画力・働きが教員のそれに増して重要です。「職員が優れた大学は優れた大学」、あるいは「優れた大学には優れた職員あり」と言っても過言ではありません。職員が提案した企画に教員と学生が協力するというこの企画は本学にとっては重要な行事の一つです。
そんなことなどなど、あれこれに思いを馳せながら、私は、夕食時、一人さわやかなビールを口にしました。
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