保健室だよりVOL.8

花粉症と言えば「スギ」と思いがちですが、花粉にはいろいろあり1年をとおして、さまざまな花粉が飛散しています。

「目がかゆい、涙が出る、鼻が詰まる、くしゃみが止まらない」等の症状が続くとつらいものです。
適切な時期に薬による治療を行うと同時に、マスクをするなどの花粉を避ける対策をすれば、症状を軽減することができます。
日常生活でこんな事に気をつけてみませんか。ちょっとアドバイスです。

花粉症の主症状は?

原因

「風邪」と「花粉症」のちがい

  風邪 花粉症
鼻水 最初透明でサラサラ流れ落ち、
次第に粘っこく黄色い鼻水に
変わってくる。
症状が続く限り
水のようにサラサラしている。
目に症状が現れることはまずない。 目に痒みや充血などが現れる。
症状の
持続期間
1週間くらい(個人差あり) 花粉の飛散期が終わるまで症状が続く。
また、一年のうち特定の時期にいつも、
くしゃみや鼻水に悩まされる場合。

「花粉の原因」となる植物

スギ花粉

電子顕微鏡で見たスギ花粉。表面についたブツブツに含まれるたんぱく質がアレルギーの原因と考えられている。

イネ科、キク科などの花粉症

これらの原因植物は雑草としてあちこちに生えているが、特にキク科の原因植物であるブタクサは河川敷に多く、その場所に近づいたときに症状が起こる。

主な花粉症の原因植物の関西地区での発散時期をあげた。
イネ科には牧草も含まれ、職業的な花粉症の原因となることもある。
また、キク科の植物には、ブタクサやヨモギなどよく見られる雑草が多い。

花粉症の人の日常生活の注意点

布団や洗濯物を外に出さない

花粉の多い日は、外に干さないこと。
取り込むときは、よくはたいて花粉を落とす。

外出するときはマスクやメガネをかける

マスクは花粉が体内に入るのを防ぐもっとも効果的な方法です。

体調を整える

体調の悪いときは、花粉症状もひどくなります。
普段から食事や睡眠時間に気をつけて、規則正しい生活で体調を整えておくことが大切です。

天気予報、花粉情報に注意

花粉の飛散量は、その日の天候次第。雨の日は飛びません。
晴れた暖かい日には飛びます。
特に雨の降った翌日は飛散量が多くなります。

自分が本当に花粉症なのか?原因となる花粉は何か?を知ることが大切です。
先ず耳鼻咽喉科を受診して検査を受けてみましょう。(皮膚反応テスト、血液抗体反応テスト)。
ただし、検査は結果が薬に左右されるため、症状の無い時期に受けましょう。

・・・「きょうの健康」参考・・・

保健室 重友 武子 (しげとも・たけこ)