環境学部 環境デザイン学科 4年
広島県立 海田高等学校 出身
※記事は2009年インタビュー時のものです。
実践重視のカリキュラムだから、建築の仕事に必要な知識や技術がどんどん身につく。
工大祭の実行委員会や海外留学も体験しました。
高校に入学したころは看護士に憧れていたんです。でもその後、インテリアに興味が出てきて、インテリアプランナーを将来の進路として真剣に考えるようになりました。それで高校の先生に相談したところ、「広島工大なら建築やインテリアを本格的に学べる環境がそろっている」と聞きました。他の女子大にもインテリアを学べる学科はありましたが、パンフレットなどで比較検討すると、カリキュラムも設備も広島工大の方が優れていると判断し、入学を決めました。
入学直後に、いきなり「自由設計」の課題が出て、木造住宅の模型制作にチャレンジ。何の知識も経験もない中で、建築系の本や雑誌を調べながら、外観や間取りのアイデアを練り、徹夜で模型を仕上げました。完成した家は、ガラス張りの吹き抜けのある住空間。「初めてにしては、よくできてる」と先生にほめていただいた時はちょっぴり感激しました。このように、環境デザイン学科では課題を与えられて設計プランを提出する機会の多い点が特徴です。実践重視のカリキュラムだから、最初は苦労しながらも、課題をこなすことで、自然に実力がついていきます。3年生の今でも、毎週のように設計製図の課題制作に取り組んでいるんですよ。住宅の設計は、木造や鉄筋コンクリート(RC)造、鉄骨造など、素材によって、設計の仕方も変わります。私の場合は木造と比べ、比較的柱が少なくてすむRC造の設計が得意で、丸みのある住宅にするなど、これまでにないような新しいデザインにこだわっています。
できるだけ、充実した大学生活にしようと、工大祭実行委員会に所属。実行委員会では70人のメンバーが、企画や広報をはじめ10近くのセクションに分かれ、毎年秋に開催される工大祭の準備と運営に取り組みます。昨年の工大祭で、私は垂れ幕づくりを担当。仲間と一緒にワイワイやりながら、16mに及ぶ垂れ幕を4本縫い上げたのが楽しかったですね。広島工大の先輩はもちろん、他大学の実行委員とも交流するなど、人脈が広がっていく点もこのサークルの魅力です。
自分磨き。人間としての幅をもっともっと広げるために、建築デザインの勉強はもちろん、興味のあることや将来必要だと思うことには何でもトライしたい。そんな気持ちから、1年の春休みに広島工大の短期語学研修に参加。マレーシアの大学で3週間、英語を勉強しました。現地の大学の寮で生活し、マレーシアをはじめ、インドや中国の学生たちと出会い、仲良くなれたことが何よりいい経験でした。視野も広がり、海外でコミュニケーションをとる力も少し身についたかなって思っています。
実は今迷っているんです。高校のころ、考えていたようにインテリアコーディネートや空間デザインの分野に進んだ方がいいのか、建築設計の分野を選ぶべきなのか。インテリア計画、色彩・照明計画、福祉住環境から、建築デザイン、構造力学まで、インテリア系と建築系の両分野をこれまで以上に深く勉強したうえで、どちらに絞り込むかを決めていこうと思います。
自分が一番やりたいことに勇気をもってチャレンジしましょう。今の夢や目標が、1年後も2年後も変わらないとは限りませんが、チャレンジしないで後悔するよりも絶対にイイ! 私自身だって、もしかしたら将来、設計やインテリアとはまったく関係のない分野に進むといった可能性もあります。でも、環境デザイン学科で一生懸命に学んだ体験は、どんな分野に就職しても、私の土台になると自信を持って言えます。