2010年度学生キャリアアドバイザーのメッセージ

限界を決めず、可能性を信じて

工学部 建築工学科卒
弘田 水木さん

後輩に一番伝えたかったのは、「就活前の時間があるときに、いろんな経験をすること」そして就活中は「妥協したり、自分の限界を決めたりしないでほしい。まだ行ける!と自分を高めるために欲を出して努力すれば、予想以上に自分の力が発揮できることもある」ということです。
今は、就職が厳しい時代だからこそ、企業は学力より人間性を見ています。これはチャンスでもあります。40年勤めるところだから、志を持ってあきらめないでほしい。私の場合、最初に応募した企業が第一志望だったにもかかわらず、準備が足りず書類選考で不合格になってしまいました。熱意を伝えられないことがこんなにつらいのかと知ってからはそれがバネになり、時間がある限りできることはすべてやろうと頑張れました。就職試験は一発勝負。後輩には、とにかく早めに準備し、少しでも不安を取り除いた状態で、自信を持って試験に臨んでほしいと思います。
入社後は「○○のことだったら弘田に聞けばいい」と周りに頼られるスペシャリストになりたいですね。

自分をしっかり見つめて活動を

就職活動を始めたころは、自分でも仕事の具体的なイメージがわかないまま採用試験を受けてしまっていました。そんな状態では企業に興味を持ってもらえるはずもなく、最初は気ばかり焦って悩みました。
就職活動では、“これをすれば皆成功する”という手法があるわけではありません。違う人間だから活動の仕方や価値観も人それぞれです。人と比較するのではなく、自分自身をしっかり見つめて就職活動に取り組んでほしいと思います。
最初は「やりたいことがわからない」という人もいるかもしれません。企業のことを詳しく調べ、会社説明会で積極的に質問するなどしているとやりたいこともだんだん見えてきます。就職活動はつらい時期もありますが、途中であきらめてしまったらそこまでです。私もそうでしたが、ちょっとした息抜きも必要だし、周りの人や大学のサポートに頼ってもいいんです。ただ「あきらめなければ何とかなる」と信じて最後までがんばってください。

自ら行動することが大事

陸上部で後輩になんとかやる気を出してもらうために、私の提案で部員の一人ひとりと練習日誌をやり取りしていました。この経験がキャリアアドバイザーでも生かせたのではないかと思います。ただ最終的には、自分自身が行動するかどうか、結果は本人のやる気にかかっていると痛感しています。考え方や環境は人それぞれ異なるので、私の経験を伝えることが就職について考えるヒントやきっかけになってくれたら、という気持ちで相談にのってきました。
広島工大の数ある就職サポートの中で一番印象に残っているのは、大学主催の「学内合同の会社説明会」です。一般の合同説明会では希望業種の参加企業も少ないのですが、本学の説明会では、希望の企業にたくさん出会え、比較・分析が十分できましたし、自分自身がこれを機に本格的に活動しなければと意識を変えられたので、後輩にもぜひ参加してほしいと思います。ホームグラウンドである自分の大学での開催なので、ほどよい緊張感で質問などがしやすい点でも絶対オススメです。