ゼミ・研究室

荒木 秀夫 研究室

40年以上前の古い鉄筋コンクリート建造物を、「地震に負けない」ようにするには?

1995年の阪神・淡路大震災は、関西を中心とする地域に大きな被害をもたらしました。崩れ落ちたコンクリートの瓦礫、むき出しになった鉄筋...。私たちの命を守るはずの建物が、一転して凶器になってしまったのです。しかし、この地震によって倒壊した建物の多くは、1970年以前に建てられた古いものでした。「耐震性に優れた建築物をつくる技術はかなり進んでいます。今の課題は、現在の基準を満たさない古い建築物の耐震性をどのように確保するか、という点です」そう語る荒木先生は、鉄筋コンクリート構造物の耐震技術をさまざまな角度から研究しています。
荒木ゼミ 詳細情報を読む

岩井 哲 研究室

地震を防ぐことはできない。大切なのは『被害を最小限に抑える準備』だ

テレビを見てると、速報が流れる。あ、また地震発生のニュースだ...。最近、こういうニュース速報は珍しいものでなくなりました。世界に目を向けると、マグニチュード8クラスの大地震も起こっています。もし明日、身近な所で地震が起こったら、あなたはどうしますか?きちんと備えはできていますか? 「地震を防ぐことは、誰にもできません。でも被害を防ぐ努力は、誰にでもできます」そう語る岩井先生は、地震被害を最小限に抑えるための耐震問題に取り組んでいます。
岩井ゼミ 詳細情報を読む

川上 善嗣 研究室

建物にだって、日常の"健康診断"が必要なんです。

なんか歯の具合が気になる...と思っても、「大丈夫」とごまかして、結局ズキズキ痛み出し、耐え切れなくなって初めて歯医者に行く。気になった時に行っていれば、痛みに苦しむこともなく、治療もすぐ済んだでしょうに。...普段から健康に注意し、具合が悪くなる前に必要な処置を施しておけば、病気で悩むこともなく、いつも快適に過ごせるもの。これ、人間だけの話じゃないんです。建物だって、長く使っていればどこか傷んできます。本格的に悪くなる前に診断を行う方法はないか、と研究しているのが川上先生。先生は"建物のドクター"を目指しているのです。
川上ゼミ 詳細情報を読む

岸田 隆夫 研究室

住宅やビルなどさまざまな建物の中で安心して過ごせるのは、しっかりした地盤があるおかげ。

戸建住宅、マンション、ビル、ショッピングセンター...これらの建築物は規模も形も異なりますが、大きな共通点があります。それは「地盤の上に立っている」ということ。地盤の上に立っていない建築物は、地球のどこを探しても存在しません。地震や台風などの災害による荷重は、最終的には地盤にかかります。そうした地盤の重要性に着目し、研究しているのが岸田先生。先生はこれまで関西国際空港、羽田空港、東京湾横断道、本州四国3ルート、阪神大震災・東日本大震災の復興事業など、国家的プロジェクトにも数多く携わってきました。
岸田ゼミ 詳細情報を読む

栗崎 真一郎 研究室

子供の数が減っている。なのに学校は、昔のままの形でいいの?

少子化の影響が、世の中の様々なシーンで表れています。その最も顕著な例の一つが「学校」でしょう。1クラスの人数は以前と比べどんどん減っているし、中には子供の数が減りすぎて、学校そのものが統廃合されてしまうケースも。過疎が進行する地方だけでなく、都会の学校でも統廃合は目の前に迫った課題となっているのです。「統廃合するからといって学校の数を単純に減らすだけでは、その後の地域づくりや子供に対する教育がうまくいかないこともあります」栗崎先生は、そう警鐘を鳴らします。
栗崎ゼミ 詳細情報を読む

坂本 英輔 研究室

水を通し、植物や生物を育てることもできる"雷おこし"のようなコンクリート。

雨の朝、水たまりを避けながら歩いたのに、ようやく学校に到着した頃には靴下までぐっしょり濡れていてもうウンザリ・・・なんて経験はありませんか?私たちのそんな悩みを解消してくれるのが「ポーラスコンクリート」です。しかもこのコンクリートのチカラは水たまりの解消だけではありません。緑を育て、魚などの生物の住処にもなるなど、豊かな自然を生み出す材料としても注目を集めているのです。坂本先生は、ポーラスコンクリートをはじめとしたコンクリート材料をあらゆる角度から研究し、その可能性を探っています。
坂本ゼミ 詳細情報を読む

貞末 和史 研究室

震度6の地震に見舞われ、建物の50%が崩壊...。そんな最悪の事態を防ぐには?

もしも広島が、震度6クラスの大地震に見舞われたら? 最悪の場合、学校建物の50%は倒壊する可能性がある、と言われています。全国平均では73%の学校建物の耐震化が進んでいるとされますが、広島ではまだまだ遅れているのです。「大丈夫、ウチの街にはそんな大きな地震はやって来ないから」...と、そんなことは誰にも言えないはず。では地震に備え、建物をどうすればいいのでしょうか。「建物は、なぜ壊れるか?どうすれば壊れないか?」というテーマに取り組むのが、貞末先生です。
貞末ゼミ 詳細情報を読む

清水 斉 研究室

3次元オブジェクトCADを使い、コンピュータ上で仮想の建物を構築...それが今後の建築の主流に。

マンションやビルなどを建てる場合、現在は2次元のCADを使って設計し、その設計図面を元にパースを作ったり施工に入ったりします。ところが、実際は立体の建物を2次元で表現しているため、設計者同士のコミュニケーション不足で建物の構造と各種設備がうまくつながっていなかったり、施工者に設計者の意図が伝わらなかったり...といった不具合が発生することも珍しくありません。そうした問題を解消するのが3次元オブジェクトCAD。「今後の建築設計には、3次元オブジェクトCADが主流になるだろう」清水先生は、そう語ります。
清水ゼミ 詳細情報を読む

首藤 治久 研究室

『地球環境のため、冷房の温度は28度に』これってホントにエコ?

暑い夏。照りつける陽射しの中で、汗もダラダラ。部屋に入り、ようやく冷房で一息つけると思ったら...うーん、今イチもの足らない。でも仕方ないか、冷房時の室温は28度に設定しておかないと、地球環境のために良くないですもん...あなたもそんな風に感じているのではないですか。でも、これってホントにエコな活動と言えるのでしょうか? 「いえいえ、よく吟味もせず、単に数字だけで判定してしまうと、かえって資源のムダな消費になりかねませんよ」首藤先生は、そう警鐘を鳴らしています。
首藤ゼミ 詳細情報を読む

中西 伸介 研究室

自動車の車内などスペースに限りのある空間で、効果的に「騒音を消す」には?

自分の部屋に入り、さあ心静かに勉強を始めよう!と机に向かうあなたを妨害する、周囲の騒音。通りを走る車の音、歩道ではしゃぐ人々の声、隣の部屋から漏れるテレビ音...。騒音は勉強や仕事の邪魔になるし、睡眠だって十分にとれません。快適な環境を生み出すには、騒音をできるだけ防ぐための工夫が欠かせません。そうした建築音響学の分野で、長年研究を続けているのが中西先生。先生は、空間的にゆとりがなく、騒音を防ぐ手立てが少ない状況でも活用できる吸音ツールを開発しています。
中西ゼミ 詳細情報を読む

福田 由美子 研究室

住む人たちが知恵を出し合えば、「楽しく暮らせる家」が生まれる

マンションやアパートなど、多くの人が集まって暮らす集合住宅では、住む人がわからない状態で設計をして、その後販売したり貸したりするというのが一般的。だから、どの部屋も似たり寄ったりになってしまいがち。各部屋で暮らす人はそれぞれ異なるのだから、もっと違いがあってもいいはずなのに。こうした中、住む人が主役になれる集合住宅とは何か、に注目しているのが福田先生。「住む人が設計段階から関われば、理想の暮らしに近づけるのでは」と先生は語ります。
福田ゼミ 詳細情報を読む

向山 徹 研究室

木を活用することで、都市空間はもっと魅力的になる。

都市部に行くと、マンションやビルなどコンクリートの建築物がほとんど。コンクリート・鉄・ガラスといった近代の素材のなかに、古くから日本の建築の素材であった木も仲間に入れてもいいのではないでしょうか。涼しげで自然の香りを漂わす木を使うことによって、新しくて懐かしい都市空間ができるかもしれません。そこで、都市における木造の可能性を追求している、現役の建築家でもある向山先生。「『木造建築しかやらない』と言っているわけではないのですが、私のゼミ生はなんらかのかたちで、木造に取り組むことが多いですね。しかも今までの木造のイメージとは違うかたちで・・・」と先生は笑います。
向山ゼミ 詳細情報を読む