例えば本箱を作る時。板を正しく切ったつもりでも、1mm程度ズレたりすること、ありませんか? まあいいやとそのまま組み立てても、使っているとたいてい、ズレた箇所がギシギシいい始め、結局壊れちゃったりするもの。何かを作るためには、まずきっちり『測る』ことが大事なんです。和泉先生は、そうした『測る』の専門家。でも先生が測る対象は、なんと高速回転中のドリル。激しく動くドリルを、1000分の1mmという正確さで測ろうというのですが...どうやるの?
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ゴルフボールを見ると、表面に小さな凹み(ディンプル)がたくさんついています。卓球のボールのようにツルンとしている方が見た目もいいのに、なぜあんな凹みをつけているのでしょう。それにはちゃんと理由がある、と宇都宮先生は言います。「実はあの凹みによって、空気の流れを制御し、空気抵抗を減らしているんです。表面に無数の凹みがあるから、ゴルフボールは真っ直ぐに、遠くまで飛んでいくんですよ」。先生によると、水や空気の“流れ”には、まだまだ多くの謎が隠されているらしいのです。
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自動車のエンジン部品が簡単に壊れるようでは、危なくてとても運転していられません。発電機のタービンブレードがしょっちゅう損傷するようでは、いつも停電になって何とも不便です。重要な箇所には、高熱にさらされようが強い衝撃を受けようがビクともしない、頑丈な素材を使ってもらわないと。あれ?でもそれほど頑丈な素材を、一体どうやって切ったり削ったりして求める形にすれば良いのでしょう? どんな素材でも、部品の形に加工できなければ意味がありません。越智先生はそうした、困難な『生産加工』に挑戦しています。
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1912年、氷山と接触し、北大西洋の海に沈んでしまったタイタニック号。当時における世界最大の豪華客船だったタイタニックが、なぜ簡単に沈んでしまったのか? 小松先生は言います。「4万6000トンもある巨体が簡単に壊れたのは、『冷たさ』が原因だったとも考えられます。その頃は『鉄は温度が下がると脆くなる』と知られていませんでしたから、冷たさへの対策は万全でなかったでしょう」。先生は「金属はなぜ曲がるのか?」について研究しています。
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クラシック音楽を題材にしたドラマがとってもはやりましたね。主人公がタクトを振りおろすと、まるで自分たちも演奏会場にいるみたいな気分になって、クライマックスでは思い切り感動したりして。でも人間が耳で感じ取る音は、ほんの一部。私たちの周りには多くの「聞こえない音」があります。この「聞こえない音」を活用し、もっと便利な機械を造ろうと考えているのが里信先生。先生は、「聞こえない音を利用した自動運転の車」なんて機械の開発も行っています。
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新製品の登場するタイミングが、以前と比べ早くなったと感じませんか? 家電、携帯、自動車...その他あらゆる工業製品が、次々に登場しています。一般消費者として新製品が楽しめるのは助かるけれど、これらを生み出している生産体制は、一体どうなっているのでしょう? 「IT技術の発展と普及により、モノづくりの現場は飛躍的に進化しています。モノづくりが高度化・スピード化したのもそのおかげ。しかし、まだ十分ではない。改善の余地が多々あるんです」。宋先生はこのように語ります。
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「乗り物の操縦」は難しいもの。自転車のようなごく簡単そうな乗り物でさえ、こぎ始めの時には車体がフラフラするし、急角度で曲がろうとすると転びそうになることもあります。ましてや、自動車や船や飛行機といった複雑な乗り物になると、操縦法をマスターするまで長い時間の訓練が必要。こうした乗り物の操縦をもっと便利にできないか...と考えているのが土井先生。先生は、陸海空の乗り物を対象に「人をアシストしてくれる制御システムの開発」に取り組んでいます。
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携帯電話やタブレットPCはますます進化しています。これさえあれば、どこからでも情報の発信や収集ができ、ちょっとしたゲームや動画閲覧も楽しめるのですから、便利になったもの。今や、あらゆるIT機器・デジタル家電で小型軽量化・多機能化が進んでいます。そうした進化を支えるポイントとなるのが「プラスチックに代表される高分子系機能材料と実装設計の良し悪しだ」と語る中村先生。先生は研究を深めることで、高分子系機能材料の強度・変形信頼性向上に貢献しています。
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押し入れに上がって眠り、人間たちと一緒に遊び、時には顔を赤くしたりもする...。そんなロボットの登場するアニメが大人気です。でも、「自分で押し入れに上がる」なんてことが、本当にロボットにできるの? 人間たちと遊んだり触れ合ったり、がロボットにできるの? こういった疑問に西本先生は答えます。「今すぐは無理。でも一歩ずつ近づいていることは確か。研究が進めば、ロボットは人間たちの身近な存在になるでしょう」。ああ、その日が待ち遠しいなあ!
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ガソリンを使う自動車のエンジン(レシプロエンジン)は、エンジン内でガソリンを燃焼させて、動力を得ます。火力発電所では、石炭や石油、天然ガスなどの燃料を燃焼させることで水蒸気を発生させてタービンを回し、電気を起こしています。私たちの日常は「燃焼」が支えている、と言っても過言ではありません。この「燃焼」について研究を深めているのが八房先生。先生は「『燃焼』をもっとよく知り、『効率よく燃やす』ことによりエネルギーを作ることが、省エネや環境問題解決の一助になる」と語ります。
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