ゼミ・研究室

遠藤 吉生 研究室

建物だけじゃない。空気や熱、「住まい方」そのものをデザインするのが建築家の役目

「建築家」と言えば、かっこ良くて、スタイリッシュで、街のシンボルになるような建物を造る人のこと...そう考えてはいませんか? もちろん、かっこ良さも建築にとって大切な要素です。しかし、それだけでは足りない、と考えているのが遠藤先生。「住宅などの建築物は、建てる時もその後も、莫大なエネルギーを消費する存在。環境保護・省資源の重要性が叫ばれる今、建築家にはプラスアルファの思想が必要です」。現役の建築家としても活躍する先生は、そう語ります。
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河田 智成 研究室

「『機能』をとるか『美しさ』をとるか」の二者択一じゃ、『快適な建物』は生まれない。

「おしゃれな出窓とかいらない。とにかく部屋を広くして使いやすくしたい」と考える人もいれば、「ゆとりの感じられる、美しい装飾がある建物でないと」と言う人もいる。建物、特に自分の暮らす住まいには、多くの人がこだわりを持つもの。機能や使いやすさをとるか、ゆとりや美しさをとるか...難しい選択ですね。過去にも多くの建築家が、人々の悩みに応えようとしてきました。そうした建築の歴史を学ぶことが、よりよい建物づくりのヒントになる、と河田先生は言います。
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河内 浩志 研究室

目に見えない住まいの「豊かさ」や「温もり」は、どうすれば実現できるか

「建築家」と言うと、「カッコイイ建物」や「オシャレな住宅」を設計する人、と思っていませんか? 有名な建築家の作品を見て、いつか自分もあんな風にカッコイイ建物を造ってみたい...そんなことに憧れるのも無理はありません。でも、河内先生はこう言います。「建物を作るだけが建築家の役割ではないですよ。住まいであれば、庭やインテリアにも創意を施し、“豊かさ”や“温もり”まで実現しようというのが、本当の建築家です」。でも“豊かさ”や“温もり”って、どうやったら目に見える形になるの?
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杉田 宗 研究室

自分ですら気づかない"理想の住まい"が誕生? 建築は、デジタルデザインで革新する。

一部のハイブリッド車では、人間がほとんどデザインしていない、ということを知っていますか?ハイブリッド車は燃費向上のため、空気抵抗を抑えなければなりません。それだけでなく、万一の人身事故の場合でも「歩行者のダメージを最小限にする」というパラメータを設定。諸条件を入力してコンピュータにデザインさせた結果、ハイブリッド車の形状が導き出されたのです。「人間の設定した条件に合わせ、ICTが"最適化"された形を生み出す。こうした『デジタルデザイン』を活用した手法が、やがて建築でも主流になるでしょう」と杉田先生は力強く語ります。
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杉田 洋 研究室

建物は完成直後から「汚れて」いく。「建物を育てる」という発想が、建物の価値を守る

ちょっと立ち寄ったスーパーで「何だか汚れが目につくなあ」と思ったら、あなたは快適に買い物ができるでしょうか? 買い物しようという気持ちも、萎えてしまうのでは? あるいは「ここ、古ぼけてるなあ」と感じたマンションに、あなたは住みたいと思うでしょうか。ビルでもマンションでも、建物は設計・建設の期間よりも、使用する期間の方が遥かに長いのです。「その間ずっと快適に使用できる建物であるためには『建物を育てる』という発想が不可欠です」と杉田先生は言います。
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宋 城基 研究室

「外断熱に床暖房。これで寒さ対策はバッチリ!」は、万能ではない

木枯らしが吹きすさぶ冬。身も心も凍えてしまいそう。でも大丈夫。家に帰れば、ばっちり外断熱を施し、床暖房を使っているから。どんな寒さにもへっちゃら...なんて思ってませんか? もちろん外断熱も床暖房も、冬の寒さを防ぐ大切な設備。でも「これさえ用意しておけば万事OK」なんてことは決してないのです。「地域や気候、建物の用途、その建物で人がどう過ごすか、などの条件によって"快適さ"は異なります。まず状況をとらえ、それに合った環境を整備することが重要なのです」と宋先生は言います。
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天満 類子 研究室

棚田、古民家・・・日本古来の集落には、人の知恵と願いが詰まっている。

なみなみと水をたたえ、青々とした稲を実らせる「棚田」。ちょっと前ならあちこちの山間部で当たり前のように見られた、美しい風景です。棚田は単に美しいだけではなく、そこにたくさんの人のさまざまな知恵が反映されている、と天満先生は語ります。棚田や古民家に込められた知恵や人々の営みの歴史は、後世に受け継ぐべき文化遺産なのだ、とも。高齢化で住民がどんどん減り、限界集落化が進行する農村をどう保全するかという難しいテーマに先生は挑戦しています。
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野添 久視 研究室

どんどん進化する免震・制振技術。でも「万が一」も考えにいれて!

突然やって来る地震は、本当に怖いもの。でも地震の発生回数は以前より減ったわけじゃないのに、「建物が倒壊し、大きな被害が出た」「住む場所をなくした」といったことは、かつてと比べればだいぶ減ったような...。「阪神・淡路大震災以降、建築物の免震・制振技術はどんどん進化しています。被害ゼロにはならなくとも、被害の規模は着実に小さくなっている背景には、そういった技術の進歩があるのでしょう」と語る野添先生。それならもう大丈夫!と思ったら、そうでもないようで...。
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番匠谷 薫 研究室

環境負荷を低減する街づくりには、"木"を自在に扱う"手"の持ち主が不可欠。

オフィスでも学校でも、どこに行っても鉄筋コンクリート製ばかり。部屋に入ると、机にいすに書類棚、全部スチールかプラスチック。...そんな風潮が見直されつつあります。最近は、木造校舎へ建て替えを行う学校が増えてきました。世界的な大手IT企業が、オフィス家具を木製に切り替える、などの動きも出てきています。「木には多くの力が眠っている。そんな木を社会づくりのため、有効に活用すべき」と番匠谷先生は語ります。
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平田 圭子 研究室

外見がカッコいいだけの都市は、何だか息苦しくて味気ない

あなたの周りにいませんか? 洋服や身につけるものはブランド品で固め、もちろん化粧もカンペキ。だけど、一緒にいても何か楽しくない、面白みを感じさせない人。逆に、ごくごく質素で目立たないけど、そばにいてくれるとホッとする...そんな人もいるはず。心地よさや快適さは、見た目だけで決まるわけではありません。それは人間も都市も同じなのです。平田先生が研究するのは、どんな街並みが、建築物が、空間づくりが、人の安らぎを生むか、ということです。
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村上 徹 研究室

公園のような学校。美術館のような福祉センター。本物の『建築』に制約はない

学校ってのは、コンクリートの建物がいくつも並び、横にはグランドがあるものでしょ?福祉センターと言えば、あまり表情のない市役所みたいな建物のことでしょ? 村上先生の設計した建築を見ていると、私たちのそうした考えは、単に堅苦しい固定観念に縛られていただけなのだ、ということに気づかされます。アトリエのような住宅や、公園のように緑豊かな小学校、美術館のような広がりを持った福祉センター...。周囲の環境と調和しながら個性の光を放っている建築ばかり。「建てられる場所から発想する。それが私の設計の基本です」。現役で、全国的にも有名な建築家でもある先生は、そう力を込めます。
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渡壁 守正 研究室

地震や水害などによる被害を減らすために"安全"を"可視化"する。

2014年8月に発生した広島豪雨災害。土石流によって人々が命を落とし、多くの住宅が流されるなど、地域に甚大な被害をもたらしました。こうした被害を少しでも減らしたい...そう考えているのが渡壁先生。先生は、建築物の耐震化や風の被害への対策などについて長く研究を重ねてきました。その経験をもとに、住民の命を守るためのシステムをつくろうとしているのです。「多くの研究者・関係者が参加するプロジェクトを立ち上げ、有効なシステムを生み出したい」と、先生は意気込んでいます。
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