情報学部で学ぶということ

人類は情報に関するさまざまな技術を発明・発展させ豊かな社会を築いてきた

古来より人間が競争に勝ち、存続発展して行くためには情報が不可欠でした。「情報」という言葉ができたのは1900年ごろ。しかし人間は太古の昔から情報の重要性に気づき、情報に関するさまざまな技術を発明・発展させてきました。

たとえば、紀元前3000年ごろ、エジプトで発明されたパピルス。これは情報を記録する画期的な発明でした。紀元前700年ごろの中国で用いられ始めたのろし(狼煙)。見張り番を遠くに配置し、敵の襲来という情報を遠くからいち早く知らせる伝達手段でした。日本の戦国時代(1600年ごろ)の忍者は、敵の情報を取得し味方に伝達するために、さまざまな技術(忍術)を身に付けた人々でした。

そして1946年、人間はついに情報を処理する万能の機械、コンピュータを発明します。コンピュータはインターネットに進化し、今日の情報化社会をもたらしました。

このように人類は情報を取得・表現・記録・伝達・処理する手段を発明・発展させ、豊かな文化とほかの動物とは異なる人間らしい暮らしを築いてきたのです。

情報化の進展が新しい技術者の登場を求めている

狩猟社会、農耕社会、そして工業社会へと時代は進み、現在は「情報化社会」に突入しています。「情報化社会」の進歩と共に、便利な情報機器が出現し、それにより新たな産業が生まれ、そこで働く人材が必要となってきました。情報手段の発達、つまり高度情報化社会が進めば進むほど、その「情報」に対応できるより深い知識を修得した情報技術者の育成が求められています。

「情報学」とはそのような社会的背景、社会的要請によって生み出されてきた学問でもあるのです。