生命学部で学ぶということ

「医療」「食」という地球規模の課題を、高い倫理観と専門性で解決する

20世紀における工業・産業の発展により、多くの人が生活の質を劇的に変化させました。この変化は今や、先進国から発展途上国へと広がりを見せています。物質的に豊かになった人々が次に求めるものは、安心して暮らせる、精神的にも豊かさを実感できる社会の実現です。そうした社会を実現するために欠かせない基本要素、それが「医療」と「食」の充実なのです。

日本は、高齢化が進行する中で、従来の医療サービスのあり方を見直さなければいけない段階に来ています。また食料自給率は、カロリーベースで40%を切る状況。先進国の日本ですら、「医療」「食」の面では問題を抱えているのです。ましてや世界に目を転じると、医療体制の整備や安全な食の確保がなされないため、乳幼児死亡率の高い国や平均寿命の低い地域が、多数存在します。「医療」「食」は、まさに地球的規模の課題と言えます。 生命学部で学ぶということは、「医療」や「食・バイオ」を通じ、人の生命そのものと向き合うことです。「長く健やかに暮らしたい」という、全人類共通の願いを直視することです。ここで得た高度な知識、幅広い教養、高い倫理観は、世界のどこでも通用する能力となります。そのグローバルな能力を、世界中の人々が待ち望んでいるのです。