『裏ビブリオバトル』を開催しました!

2018年12月12日 10:00

 

11月29日(木)、附属図書館 3階 3Dシアターにて
図書館学生アドバイザーによる『裏ビブリオバトル』を開催しました。

裏ビブリオバトルとは、ビブリオバトルがおすすめの本を紹介するのに対し、
今まで読んだなかで最もつまらなかった本を紹介するというものです。

全員が発表した後に参加者全員が一番面白くなさそうだなと感じた本に投票し、
最多票を集めた本が裏チャンプ本となります。

裏ビブリオバトルは本学図書館では初の開催ですが、
恐らく全国初の開催だったのではないでしょうか。

なぜならこの『裏ビブリオバトル』は9月に開催された
大学図書館学生協働交流シンポジウムで参加学生が発案したイベントだからです。

今回の発表者は図書館学生アドバイザーが務めました。

裏ビブリオ1.JPG


「そもそも面白くない本は最後まで読まない」と、
本選びから苦労する人もいましたが、6冊の本が紹介されました。

ここからは実際に発表した図書館学生アドバイザーの感想です。

 

図書館学生アドバイザーのIです。『裏ビブリオバトル』には発表者として参加しました。私はビブリオバトルに参加したことがなく、観戦したこともありませんでした。

裏ビブリオバトルは読んで面白くなかった本を紹介するイベントだと聞いていたので、捻くれた性格である私にとって、通常のビブリオバトルよりも発表しやすいのではないかと考えていました。

最初に面白くなかった本を決めますが、すぐに思い浮かびました。昨年の夏に話題となり、映画化された原作です。選んだ理由は単純で、映画を観て意味が分からなかったからです。通常映画で分からない部分があったとしても、原作を読めば高い確率で補完されているため理解が深まりますが、この選んだ本は読んでも意味が分からなかったのです。

次に、分からなかった部分をわかりやすく観戦者に伝えるにはどのように発表すればいいかを考えました。この物語はタイムリープと世界線の移動がカギとなっているため、口頭で説明しても、5分という短い時間では全く伝わらないのではないか思い、時系列と世界線をわかりやすくまとめたフローチャートを作成し、説明しようと考えました。フローチャートが完成した時点で伝える意味不明なポイントは大量にあったので、発表は時間を見ながら臨機応変に喋ろうと思い、原稿を作って話す練習はしませんでした。

そして、本番ではフローチャートを使って、あらすじを説明しながら突っ込みポイントをジェスチャーを交えながら発表しました。この発表を聴いて矛盾点をすべて解決する解釈を思いついてくれる人がいたらいいなと考えていました。

他の人の発表は、面白くないといいながらも愛着があるようでした。結果、同票でじゃんけんでの決着となり、最終的に私がじゃんけんで勝利し、裏ビブリオバトルでの優勝となりました。優勝したことは嬉しく思いましたが、「裏」であることから紹介した本が読まれる可能性は低いことを考えると複雑な気分になりました。また、穿ち過ぎかもしれませんが、マイナスの評価を伝える大会で優勝したわけですから、これは誇れることなのかと3分ほど悶々としていました。

 裏ビブリオ2.JPG 裏ビブリオ3.JPG



以上が発表者の感想ですが、
イベントがイベントなだけに様々な葛藤があったようですね。

しかし、単につまらない本をけなすだけのイベントではなく、
つまらないと感じられた本も、読み手によって感想は様々です。

図書館としては様々なイベントを通して本への関心を高めたいと考え、開催しました。

なお、紹介本は図書館2階の展示コーナーに展示しています。

ぜひ、長期貸出のこの機会に借りて共感できるか読んでみてはいかがでしょうか。

 


※この企画はビブリオバトルの予選会としての位置付けではありませんので、

フローチャートなどを用いての発表は可能としました。