2012年1月20日 10:06
平成24年1月19日(木)、今年度後期の瀋陽航空航天大学短期留学生5名(以下、留学生)による、日本語発表会が開催されました。
この発表会は、留学生が受講している日本語授業の一環で、日本人にそれぞれのテーマでアンケート調査を実施し、その結果をパワーポイントにまとめて報告するというもので、本学の教員や学生が集まって留学生の発表を聞きました。
2つのグループに分かれて発表があり、テーマは、それぞれ「日本の畳の文化について」と「イクメンについての意識調査」でした。
「畳」をテーマにしたグループは、畳の歴史や折り畳みの文化などにも触れられており、私たち日本人にとっては馴染み深い「畳」ですが、改めてその奥深さを感じることができました。
また、彼女たちの母国である中国では、家の中ではスリッパを履く習慣がありますが、それは裸足になるのが恥ずかしいという感覚があるからだそうです。ですから、例えば日本でホームステイをした留学生が和室にもスリッパで入ってしまうという話をよく聞きますが、このような習慣があるからなのでしょう。
「イクメン」をテーマにしたグループは、現代日本で話題になっている「イクメン(育児を積極的に行う男性)」について、今後、その考え方はもっと定着するか、中国でのイクメン事情など、大変興味深い内容の発表を行いました。
中国では、現在は一人っ子政策により、「お祖父さん、お祖母さん、父、母、子ども」という5人家族が一般的で、父母が共働きでも祖父母が子育てをしてくれるため、そもそも「イクメン」は必要ないという国情があるそうです。しかし、中国の若者にアンケートをしてみると、「イクメン」を肯定する意見が多く、最も重要なのは、子育てしやすい環境作りなのではないかと、まとめられていました。
どちらのグループもとても分かりやすいグラフや資料が準備されており、流暢な日本語で発表しました。
また、多くの質問や意見も出され、参加者の皆さんも勉強になったと口を揃えていました。どちらのテーマも、もっと掘り下げていけば良い討論会に発展させることができるような内容でした。
留学生の皆さん、お疲れ様でした。