広島工業大学 女子学生キャリアデザインセンター

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イベント社会で役立つ自己表現を身に付けよう!「アサーション・トレーニング」を実施しました。

広島工業大学JCDセンターでは、就職活動を控えた学部3年生・大学院1年生を対象とした「キャリアアシストプログラム」を実施しており、このプログラムの大きな目玉である「アサーション・トレーニング」を6月6日・7日に実施しました。「アサーション」とは「自他尊重のコミュニケーション」という意味です。家族や友人、さらには将来社会に出てからの他者とのコミュニケーションにおいて重要なスキルであり、「自分の欲求、気持ち、意見、価値観などを率直に素直にその場に適切に表現する」ことを大切にしています。
今回も昨年に引き続き、株式会社えな・ヒューマンサポート代表取締役の森川早苗先生をお招きし、「アサーション・トレーニング」について講義を行っていただきました。

講師の森川先生。 身近な例を挙げて丁寧に解説いただきます。

講師の森川先生。 身近な例を挙げて丁寧に解説いただきます。

「この文章はうまくアサーションできているかな」グループで話し合いを行います。

「この文章はうまくアサーションできているかな」グループで話し合いを行います。

6月7日、2日目の講義では、日ごろの考え方をチェックする「アサーション・チェックリスト」について、グループで読み解くことからスタートしました。例えば「自分のすることは、大抵、ほとんどの人に認められないといけない」といった内容に、「共感できる・できない」「間違っている・間違っていない」「なぜそう思うか」などの視点で活発な議論を交わしました。森川先生は「人それぞれで、感じ方や受け止め方に違いのあることがわかったと思います。人の育った環境や背景によって、物事の受け止め方は違うことを理解しましょう」と、考え方の違いを受け入れることの大切さを説きました。

演習の後で感じたことや、学んだことを書き留めました。

演習の後で感じたことや、学んだことを書き留めました。

「みなさんどう思われますか」先生からの問いかけに応えながら、プログラムは進行していきます。

「みなさんどう思われますか」先生からの問いかけに応えながら、プログラムは進行していきます。

続いて、初対面の人とのコミュニケーションについて、立食パーティーを想定したロールプレイングを実施しました。「何を飲まれていますか」「きれいなイヤリングですね」など、話題の切り口としてモノに注目することがポイントの一つ。話しかける際は「ハイ」「イイエ」で返答できるような聞き方をするのではなく、「休みの日は何をされていますか?」のように、5W1Hを盛り込んだ質問をすると話が広がります。

また、頼んだり、断ったりする演習も行いました。あいまいに返事をするのではなく、素直に自分の思いを伝えて、断ったり、新しい提案をしたりするなど、相手とやり取りすることが大切です。「引き受けるにしても、断るにしても、お互いの気持ちを伝えてみることで、さわやかな気持ちになる可能性があります」と森川先生。

立食パーティーでは、「話は変わりますが」と新しい話題に挑戦する姿もありました。

立食パーティーでは、「話は変わりますが」と新しい話題に挑戦する姿もありました。

頼むロールプレイング。「頼めたけど、無理やりだったかな」と相手に気持ちを確認。

頼むロールプレイング。「頼めたけど、無理やりだったかな」と相手に気持ちを確認。

続いて、何か問題を抱えた場合の解決方法として、DESC(デスク)という手法が紹介されました。D(描写)、E(表現・共感)、S(具体的に提案)、C(選択)という4つの頭文字をまとめたものです。

学生が抱える身近な人間関係の問題を例に挙げ、グループごとに状況を描写(D)し、気持ちを表現(E)し、解決策を提案(S)。そして、選択肢(C)を示しました。

「正直な気持ちを伝えることが大切です」と解説。正直に語りかけることで、誠実な関係を築くことができます。

「正直な気持ちを伝えることが大切です」と解説。正直に語りかけることで、誠実な関係を築くことができます。

「女性の社会進出が進む中、男性と理解し合えるような関係を築くことが大切です」と森川先生。

「女性の社会進出が進む中、男性と理解し合えるような関係を築くことが大切です」と森川先生。

受講した堀川草央里さん(情報学部知的情報システム学科・3年)。「『私はこう思っていますがあなたはどう思っているのですか』と相手の気持ちを確認することは、今後必ずできるようになりたいですね」

受講した堀川草央里さん(情報学部知的情報システム学科・3年)。「『私はこう思っていますがあなたはどう思っているのですか』と相手の気持ちを確認することは、今後必ずできるようになりたいですね」

木代美乃莉さん(工学部建築工学科・3年)。「さまざまな考え方や対処方法を学び、進路選択で悩んでいた自分の思いがふっきれました。夢を絶対に叶えたいと思えるようになりました」

木代美乃莉さん(工学部建築工学科・3年)。「さまざまな考え方や対処方法を学び、進路選択で悩んでいた自分の思いがふっきれました。夢を絶対に叶えたいと思えるようになりました」

参加した学生は、これから就職活動に向けて少しずつ準備を進めていきますが、就職活動に限らず日常生活の中でも「アサーション」が必要になる場面は多くあります。他者とのコミュニケーションにおいて、率直に素直に自分の考えを伝えられるよう、森川先生に教わったことを少しずつ実践していくことでしょう。
今回の「アサーション・トレーニング」は、自己表現の大切さを学ぶことができ、学生にとって将来に向かって勇気をもらった一日となりました。

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