広島工業大学 女子学生キャリアデザインセンター

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イベント環境調査スタート!JCD瀬戸内海共生プロジェクト新入生歓迎「自然観察会」

広島工業大学女子学生キャリアデザインセンター(JCDセンター)では「瀬戸内海共生プロジェクト」を実施しています。この活動は海だけでなく、瀬戸内の山や川など広域的な自然環境の保全を目的として、主に生態系や水質汚染を調査しています。
5月12日、廿日市市山間部にある七瀬川渓流釣場で「自然観察会」を実施しました。今年度初めての活動ということで、新入生歓迎会を同時に行いました。午前は先輩が新入生に漁釣調査に必要なスキルをレクチャーし、午後は班ごとに分かれて環境調査を行いました。その様子をレポートします。

七瀬川渓流釣場では、ニジマスやアマゴなどが放流されています。

七瀬川渓流釣場では、ニジマスやアマゴなどが放流されています。

先輩が新入生にレクチャー!盛り上がる渓流釣り
午前9時20分、七瀬川渓流釣場に到着後、さっそく渓流釣りをスタート。ここは中国地方で唯一、自然の渓流をそのまま利用した珍しい釣場です。開始早々、喜びの声を上げたのは西原真琴さん(地球環境学科1年)。約20cmのニジマスを釣り上げ「こんなに早く釣れるなんて!」と驚きを隠せません。後に続いて、あちらこちらで「釣れた!」の歓声が上がります。新入生たちが魚を釣り上げている陰には、先輩たちのアドバイスや、絡んだ釣り糸をほどいてあげるフォローがありました。結果的に2時間でニジマスやアマゴを30匹以上釣ることができました!

先輩が、新入生に竿の持ち方からレクチャーします。

先輩が、新入生に竿の持ち方からレクチャーします。

七瀬川の透き通るような水は、魚の位置がよく見えます。

七瀬川の透き通るような水は、魚の位置がよく見えます。

開始5分で釣り上げた西原さん。「一番に釣れて嬉しい」と喜びの様子。

開始5分で釣り上げた西原さん。「一番に釣れて嬉しい」と喜びの様子。

「何回か逃げられてしまったけど、やっと釣れました!」と田中舞さん(地球環境学科1年)。

「何回か逃げられてしまったけど、やっと釣れました!」と田中舞さん(地球環境学科1年)。

メンバーの距離がぐっと縮まったランチタイム
渓流釣りの後は、自然を感じる屋外施設で昼食を楽しみました。「授業はどう?」「アルバイトは何をしているの?」と声をかけてくれる先輩たちに、硬くなっていた新入生も緊張がほぐれ、食後にはすっかり打ち解けていました。

1年生から3年生まで、学科学年関係なく打ち解けた様子。

1年生から3年生まで、学科学年関係なく打ち解けた様子。

釣った魚は全員で食べました。ちょうどいい塩加減で味は最高!

釣った魚は全員で食べました。ちょうどいい塩加減で味は最高!

川の水はきれい?山にはどんな生物がいる?
昼食後は、いよいよ自然観察会。水質と生態系の2つを調査しました。まずは七瀬川の汚染度を知る水質調査から始めます。
測定方法は
①【採取した水を薬剤が入ったチューブに入れ、汚染度に応じた水の色の変化を確認】
②【色が変化したチューブの水を、汚染物質量を色で示した「標準色シート」と照らし合わせると、数値で汚染度がわかる】という仕組みです。
測定結果をもとに「リン酸態リン、硝酸態窒素は工業排水などに多く含まれ、アウンモニウムは家庭排水に含まれている」と、先輩が新入生にわかりやすく解説していました。
続いては生態系調査です。七瀬川周辺に生息している動物や植物の特徴から、生育条件を調べます。「見たことない色のアリがいる!」「あの鳥は宮島で見たかも」と、気になる生物を見つけた学生たちは、持ち帰って大学で調査するための標本撮影を行いました。 

採取した水の色を、標準色シートと比較して数値を確認する様子。新入生にとっては初めての経験です。

採取した水の色を、標準色シートと比較して数値を確認する様子。新入生にとっては初めての経験です。

水質測定の結果を新入生に説明中。2年生はこの日のために予習をしてきたそう。

水質測定の結果を新入生に説明中。2年生はこの日のために予習をしてきたそう。

気になる植物を発見。スマホでパシャリ!

気になる植物を発見。スマホでパシャリ!

木の枝に留まる野鳥は、鳴き声など特徴もメモします。

木の枝に留まる野鳥は、鳴き声など特徴もメモします。

参加した1年生と、プロジェクトリーダーに今日の感想を伺いました。

楽しさの中に、学びがある充実の1日でした
河野百華さん(電子情報工学科1年)と仲谷琳さん(食品生命科学科1年)は、JCDウェルカムセミナーのプロジェクト紹介でこの活動に興味を持ったそう。河野さんは「水質調査は初めての経験で勉強になりました。先輩方とも仲良くなれて、充実の1日でした」と話してくれました。仲谷さんは「自然環境と食品は関係性が深いので授業でも活かせそうです」と学科の学びとの繋がりを感じていました。

参加者みんなに喜んでもらうための企画を。
リーダーの澤村風菜さん(地球環境学科2年)は「昨年は釣り企画だけで、1匹も釣れなかった人がいたため、工夫が必要だと思いました」と話します。その反省を活かし「環境調査はもちろん、釣れなくても楽しめる企画を」と、メンバーで意見を出し合いました。「途中スケジュール通りに行かなかったところもありましたが、これからの活動に繋がるきっかけ作りと、学科学年を超えて交流することができ、とても有意義な1日でした」と振り返りました。

左から仲谷さんと河野さん。「これからの活動が楽しみ」とモチベーションアップにつながったようです。

左から仲谷さんと河野さん。「これからの活動が楽しみ」とモチベーションアップにつながったようです。

「先輩や同級生、先生方がサポートしてくれたおかげで無事終えることができました」と澤村さん。

「先輩や同級生、先生方がサポートしてくれたおかげで無事終えることができました」と澤村さん。

メンバーの絆も深まり、いよいよ本格的に活動をはじめる瀬戸内海共生プロジェクト。今後は五日市観音小学校の子どもたちと一緒に「しじみ放流」を行い、生育状況から河川環境を調査していく予定です。彼女たちの活躍に期待しています。

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