広島工業大学 女子学生キャリアデザインセンター

技術者をめざす女子学生を全面サポートする

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新矢 晃子さん
広島県土木建築局営繕課 庁舎営繕グループ 主査

新矢 晃子さん

「伝える力」があってこそ知識や技術を最大限に活かせます。(2016年12月取材)

仕事を長く続けられる制度や環境が整う職場

仕事を長く続けられる制度や環境が整う職場

広島県の建物は、広島県庁や地方の庁舎はもちろん、高校や病院、県営住宅など多岐にわたります。それらを新営、または維持保全するための工事監理を行うのが営繕課の仕事。そこで庁舎担当のグループリーダーとし活躍するのが新矢さんです。
「私が入庁した頃は、まだ女性技術者が結婚後も長く働くということをイメージし辛かった時代。そんな中、育児休暇など、女性が働きやすい制度が整った公務員の仕事は魅力的でした」。現在では、庁舎内保育施設や男性の育児休暇制度なども整備され、「結婚や出産を経ても、培ってきた知識や経験を長く活かせる環境が、さらに整いつつありますね」と話します。

技術者に大切なのは「いかに伝えるか」

技術者に大切なのは「いかに伝えるか」

建物を管理する部署から建物の不具合の相談や改修の要望が上がってくると、まずは担当者の話を聞き、現地を確認するなどしてより良い改修方法を検討、計画を立てます。そこから入札や実際の工事を経て改修が完了します。「ここで監理する工事は、いずれも県民の皆さまの税金を使つての工事になります。だからこそ、無駄な作業や余分な時間をかけず、工事の手法やコストをコントロールするのが大切」と新矢さん。「新営や改修が終わって、施設が気持ちよく使われている様子を見ると、達成感がありますね」。もちろん、スムーズにいかないこともあるそう。「そんな時は難しい技術的なことを分かりやすく伝えたり、粘り強く交渉したり。人と人とのコミュニケーションを大切にしています」と新矢さん。「極端な話、どんな形でも工事は進みます。しかし、関わる人の信頼関係や協力によって、自分だけの力では成しえない、より良い結果が出せると思っています」。現在進行中の、県庁庁舎の耐震化プロジェクトでは、大学ではあまり学んでいなかった構造技術の分野で奮闘中。「私自身も日々勉強ですが、これからも知識を増やしつつ、人とのつながりを大切にしながら、仕事を続けていきたいですね」。

技術者をめざす女子学生の皆さんへ

「学生時代はさまざまな知識を蓄積できる絶好の機会。徹夜して頑張った経験も、研究 のためのアンケート手法も、今の仕事に確実に活きています。どんな勉強も経験も、将来、 無駄になることはありません。だからこそ、興味 のあることにはどんどんチャレンジすべき。そのなかで、『この分野ならだれにも負けない』という強みを持つことができたら最高ですね」

広島県土木建築局営繕課 庁舎営繕グループ 主査

新矢 晃子さん
Shinya Akiko

大阪大学工学部環境工学科卒業後、同工学研究科環境工学専攻へ進学、修了。平成11年、建築系の技術職員として広島県に入庁。建築関係の許認可などを担当する建築課のほか、複数の部署を経験後、営繕課庁舎営繕グループに異動。東日本大震災後には、被災地での復旧支援派遣も経験。現在は広島県庁舎の維持保全のため、耐震改修工事などに携わる。

(2016年12月インタビュー)

新矢 晃子さん
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