公開講座「健康を考える -毎日を楽しく過ごすために-」

2016(平成28)年度 公開講座は終了いたしました。
多数のお申し込みありがとうございました。
公開講座の様子はこちら(5月21日実施分) (6月4日実施分)

公開講座へのお誘い

 広島工業大学では「健康を考える-毎日を楽しく過ごすために-」をテーマに公開講座を開催します。本講座は、高校生を含む一般市民の皆さんを対象として、本学教員がテーマに関する最先端の様子や考え方、問題点をわかりやすく解説します。
 健康は生活の質(QOL)を向上させる大きな要因の一つです。しかし、現在の日本の総人口の25%を占める高齢者(65歳以上)の大半は、何らかの持病を抱えながら、生活を営んでいます。また後期高齢者になると、寝たきりの状態で、家族と離れて暮らすことも多くなります。
 私たちは、このような高齢化社会の現状をきちんと理解し、さまざまな形でQOLを向上させる必要があります。高齢者の疾患は慢性的なものが多く、その大半は完治・回復が困難なものです。認知症の問題も含まれ、進行を遅らせながら、いかにQOLを保つかということが焦点となります。そのためには、高齢化社会における医療の理解と医療現場の現状ならびに工学の医療に果たす役割も重要性が増しています。
 一方、高度に発達した現在の社会では、ストレスからくるアルコール依存症、国民病にもなりつつある花粉症などが大きな問題となっています。また、人間が健康になるための運動の効果や方法、社会的意義を学んだりする学問も注目されています。
 本講座が、皆様に健康を考えていただくきっかけとなり、QOL向上の一助となることを祈念いたします。
 なお、最後に、本講座を開催するにあたり、ご後援いただきました広島県教育委員会、広島市教育委員会及び公益財団法人広島市文化財団に深く感謝申し上げます。

広島工業大学
学長 鶴 衛

2016年度 広島工業大学公開講座プログラム

総合テーマ

「健康を考える -毎日を楽しく過ごすために-」
場所 サテライトキャンパスひろしま(広島県民文化センター5階)
広島市中区大手町1-5-3 サテライトキャンパスひろしまホームページ

講座1:高齢化社会における医療

開催日時 2016年5月21日(土) 13:30~15:00
担当教員 生命学部 生体医工学科 【生体医工学科 紹介ページ
准教授 竹内 道広(たけうち みちひろ) 【竹内 道広 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 高齢化社会と医療機器
  2. 在宅医療を支援する医療機器
  3. 病気の早期発見を支援する医療機器

団塊の世代が75歳以上になる2025年には高齢化率(65歳以上人口)は28.7%、後期高齢化率(75歳以上人口)は16.7%となる見通しです。今の病院を中心とした医療体制では対応できないというのは、医療関係者の共通の見方とされています。そこで本講座では、「病院から在宅へ」のシフトについて、在宅医療、病気の早期発見を支援する医療機器の事例を紹介します。

講座2:医療現場における機器の利用

開催日時 2016年5月21(土) 15:10~16:40
担当教員 生命学部 生体医工学科 【生体医工学科 紹介ページ
准教授 渡邊 琢朗(わたなべ たくろう) 【渡邊 琢朗 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 病院で活躍している医療機器
  2. 手術支援ロボット
  3. 医療機器の安全性

病院では多種多様な医療機器が活用され治療が行われています。現在、機器は医療現場に欠かせないものとなっています。本講座では、医療現場で使用されている代表的な医療機器を説明し、その歴史や最新の装置などを紹介します。さらに手術支援ロボットを利用した最新手術とその特徴を解説し、医療機器の安全性についてもわかりやすく説明します。

講座3:医療に対する工学の果たす役割

開催日時 2016年5月28日(土) 13:30~15:00
担当教員 生命学部 生体医工学科 【生体医工学科 紹介ページ
准教授 塚本 壮輔(つかもと そうすけ) 【塚本 壮輔 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 医療を支える高度医療機器と工学技術
  2. 健康、生活、そして「楽しみ」の見守り技術
  3. 医療に対して工学ができること

工学技術は実に様々な分野に応用され、人々の生活をより良くしてきました。医療においても同様で、医療機器は工学の結晶とも言えます。本講座では医療機器に用いられる工学技術について幅広く紹介し、さらに、これから導入が期待されている健康や生活習慣、さらには「楽しみ」を見守る技術について紹介し、医療に対して工学ができることについて皆さんと一緒に考えていきます。

講座4:酔いの科学 -何故、またお酒を飲むのか-

開催日時 2016年5月28日(土) 15:10~16:40
担当教員 生命学部 食品生命科学科 【食品生命科学科 紹介ページ
教授 吉本 寛司(よしもと かんじ) 【吉本 寛司 先生 紹介ページ
開催内容
  1. アルコールの功罪
  2. アルコールの医学生物学
  3. 依存(形成)と生活習慣

“飲みニケーション”、“大人になってできる友”、“人間関係の潤滑油”などアルコールの効用が説かれています。一方、飲み続けていると自分の意志ではコントロールできない状態、言い換えればお酒が人をコントロールするようになります。お酒中心の生活は、大切な家族、健康、仕事さらに信頼までも失うことになります。アルコール依存を含め、神経科学的にいわゆる“依存”を幅広く解説します。

講座5:アレルギー疾患の克服を目指して -バイオからのアプローチ-

開催日時 2016年6月4日(土) 13:30~15:00
担当教員 生命学部 食品生命科学科 【食品生命科学科 紹介ページ
教授 小埜 和久(おの かずひさ) 【小埜 和久 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 免疫とは? -その概念の成立と概要-
  2. なぜアレルギーに悩まされるのか? -免疫との関係-
  3. アレルギー疾患の双璧、ダニアレルギーとスギ花粉症について -現状と最善の治療概念-

  4. アレルギー疾患の克服を目指して -バイオからのアプローチ-

スギ花粉症は若年化傾向を伴って増加し国民病と化し、ダニアレルギーと並んでアレルギー疾患の双璧となっています。では、なぜ、私たちは免疫系をもっているのに、これらのアレルギー疾患に悩まされるのでしょうか? 免疫系とアレルギー疾患との関係を解き明かし、アレルギー疾患の克服を目指したバイオの挑戦を紹介します。

講座6:メタボとロコモ、その運動は効果的 !?

開催日時 2016年6月4日(土) 15:10~16:40
担当教員 生命学部 食品生命科学科 【食品生命科学科 紹介ページ
教授 長﨑 浩爾(ながさき こうじ) 【長﨑 浩爾 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 肥満とメタボリックシンドローム
  2. ロコモティブシンドロームと膝痛
  3. 健康づくりの運動

近年ますます強くなる傾向にある健康ブーム。テレビや雑誌,インターネットでは健康のための食事や運動に関する情報が溢れており、何が正しいのかわからなくなっています。健康のため、これさえ食べていればという食べ物、これさえしていればという運動はないと思いますが、食事と合わせて、特にメタボとロコモの運動について解説します。

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