「安全で快適な建物造りと街づくりをめざして-健康的で利便性が高く、災害に強い建物・街づくりとは-」

2017(平成29)年度 公開講座は終了いたしました。ありがとうございました。 
公開講座の様子はこちら(5月27日)

公開講座へのお誘い

 広島工業大学では、「安全で快適な建物造りと街づくりを目指して-健康的で利便性が高く、災害に強い建物・街づくりとは-」をテーマに公開講座を開催いたします。本講座は、高校生を含む一般市民の皆さんを対象として、本学教員がテーマに関する最先端の様子や考え方、問題点をわかりやすく解説いたします。
  日本は、比較的高温多湿な国であるため四季折々の季節感が明確であり、また国土が南北に長く地域によって気候が多様でもあることから、豊かな自然環境に恵まれているといえます。半面、世界有数の地震国であるとともに、台風等による水害や土砂災害といった自然災害が多発し、歴史的に大きな被害を幾度となく経験していることから、災害が身近に存在する環境にもあるといえます。
 このような環境を背景にして、自然と調和し、健康的で暮らしやすいだけでなく、災害に強い建物・街づくりを行うために、「建築学」がどのような役割を果たし、何を目指しているのかについて、都市環境工学、建築計画学及び建築材料工学の分野から解説いたします。是非、多数の方々にご来場いただきますようお願い申し上げます。
 なお、最後に、本講座を開設するにあたり、ご後援いただきました広島県教育委員会、広島市教育委員会及び公益財団広島市文化財団に深く感謝申し上げます。

広島工業大学
学長 鶴 衛

2017年度 広島工業大学公開講座プログラム

総合テーマ

「安全で快適な建物造りと街づくりを目指して -健康的で利便性が高く、災害に強い建物・街づくりとは-」
場所 サテライトキャンパスひろしま(広島県民文化センター5階)
広島市中区大手町1-5-3 サテライトキャンパスひろしまホームページ

後援

広島県教育委員会、広島市教育委員会、公益財団法人広島市文化財団

定員

各講座100名※先着順(無料)

講座1:都市の環境問題

開催日時 2017年5月20日(土) 13:30~15:00
担当教員 工学部 建築工学科 【建築工学科 紹介ページ
教授 首藤 治久(しゅどう はるひさ) 【首藤 治久 先生 紹介ページ
開催内容
  1. ヒートアイランド現象
  2. 温暖化問題
  3. 再生可能エネルギー

現在都市や市街地が抱える環境問題のなかで、ヒートアイランド現象と地球温暖化が世界的に大きな関心を集めています。本講座では、都市活動と密接な関係にあるヒートアイランド現象のメカニズムとその影響ならびに対策、地球温暖化問題の概要について解説します。また、ヒートアイランドと温暖化に関係のあるエネルギー問題の解決策として注目されている再生可能エネルギー技術について紹介します。

講座2:事業継続計画による都市防災のあり方

開催日時 2017年5月20(土) 15:10~16:40
担当教員 工学部 建築工学科 【建築工学科 紹介ページ
教授 首藤 治久(しゅどう はるひさ) 【首藤 治久 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 事業継続計画とは
  2. 広島県内中小都市の実態調査
  3. 事業継続計画から考える都市防災のあり方

事業継続計画(BCP)は、地震や台風などの自然災害のほか、テロ攻撃など人的災害といった緊急事態に遭遇した場合に、損害を最小限にとどめるだけでなく、中核となる業務の継続と早期復旧を目的として、緊急時における事業継続のための体制作り、人材・資材の確保等について事前に方策を立案しておく危機管理計画の手法です。本講座では、事業継続計画の基礎的な解説、呉市と廿日市市で行った実態調査の結果、事業継続計画から考える都市防災のあり方に解説します。

講座3:木造建築の歴史

開催日時 2017年5月27日(土) 13:30~15:00
担当教員 工学部 建築工学科 【建築工学科 紹介ページ
准教授 向山 徹(むこうやま とおる) 【向山 徹 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 竪穴式住居から始まる原初の木造
  2. 大陸文化の影響を受けた木造
  3. 日本独自の木造

我が国には、1300年を超える現存する世界最古の木造建築法隆寺があります。木造は我が国の建築を特徴づける建築技術ですが、さまざまな外的影響を受けながら日本独自の建築形態をつくりだしてきました。本講座では、今回は自然や気候風土などの環境と建築との関係性を通じて、日本の木造建築の形成過程について解説します。

講座4:現在そしてこれからの木造建築

開催日時 2017年5月27日(土) 15:10~16:40
担当教員 工学部 建築工学科 【建築工学科 紹介ページ
准教授 向山 徹(むこうやま とおる) 【向山 徹 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 現在の木造技術
  2. 気候風土と歴史から導かれる木造住宅
  3. これからの木造技術

西洋近代の建築技術が導入されて以降、それまで日本の建築技術の主流であった木造が、鉄骨やコンクリート構造にその場を譲るようになりました。その中で、大きな住宅メーカーによるプレファブ住宅と昔ながらの伝統工法を守り続ける小規模な職人集団による住宅に両極化した木造技術を、その中間領域でつないでゆく木造技術が現在求められています。本講座では、伝統技術に根ざしながらも将来を見据えた技術によって建てられる現在の木造住宅について紹介しながら、これからの木造技術の展望を解説します。

講座5:丈夫な建物造りに必要な建築材料としてのコンクリート

開催日時 2017年6月3日(土) 13:30~15:00
担当教員 工学部 建築工学科 【建築工学科 紹介ページ
助教 坂本 英輔(さかもと えいすけ) 【坂本 英輔 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 建築材料とは
  2. コンクリートの基礎知識
  3. コンクリート建築物の施工

近代までは、石や木など身近な素材で建築物を作っていましたが、コンクリート、鋼、ガラスという三大材料が普及すると、建築物の設計方法、外観、空間構成などが大きく変化しました。これは、建築材料の性質が建築物に大きな影響を及ぼすことを意味しています。本講座では、建築材料について概説するとともに、「コンクリートはなぜ固まるの?」などコンクリートを中心に解説します。

講座6:コンクリートの寿命と最新技術

開催日時 2017年6月3日(土) 15:10~16:40
担当教員 工学部 建築工学科 【建築工学科 紹介ページ
助教 坂本 英輔(さかもと えいすけ) 【坂本 英輔 先生 紹介ページ
開催内容
  1. コンクリートの病気と寿命
  2. コンクリートの治療方法
  3. 最新のコンクリート技術

建築材料としてのコンクリートですが、人と同じように病気になり寿命を迎えます。しかし、病気の予防方法や治療方法も確立されており、適切に維持管理をすれば、100年以上もたせることができます。また、コンクリート技術も日々進化しており、ひび割れを自分で治すコンクリートや水を通すコンクリートなども開発されています。本講座では、コンクリートの病気や治療方法を解説するとともに、コンクリートにまつわる最新技術を紹介します。

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