「地球環境を探る-環境変化、自然災害を知り、環境共生を考える-」

公開講座へのお誘い

 広島工業大学では、毎年高校生を含む一般市民の皆さんを対象として公開講座を開催しております。今年度は、「地球環境を探る-環境変化、自然災害を知り、環境共生を考える-」をテーマに、本学教員がテーマに関する最先端の様子や考え方、問題点をわかりやすく解説いたします。
 近年、人間活動の影響力が増大したことに伴う環境変化が地球規模で懸念されております。この「地球環境問題」は、前世紀後半から注目されつつ、未だ解決への道は遠い状況にあります。また特に日本は、複雑な構造を持つ地理的条件から、環境変化の影響により多様な自然災害が発生すると指摘されています。
 地球環境は、多くの要素が複雑に関連し合うシステムであり、その理解には総合科学的アプローチが必要となってきます。本講座では、グローバルな環境変化や身近でローカルな環境問題などで発生する自然災害について、最新の科学的知見や観測技術を紹介するとともに、自然環境を保全しながら共生していくための方策について考えていきたいと思います。是非、多数の方々にご来場いただきますようお願い申し上げます。
 なお、最後に、本講座を開設するにあたり、ご後援いただきました広島県教育委員会、広島市教育委員会及び公益財団広島市文化財団に深く感謝申し上げます。

広島工業大学
学長 鶴  衛

2018年度 広島工業大学公開講座プログラム

総合テーマ

「地球環境を探る-環境変化、自然災害を知り、環境共生を考える-」
場所 サテライトキャンパスひろしま(広島県民文化センター5階)
広島市中区大手町1-5-3 サテライトキャンパスひろしまホームページ

後援

広島県教育委員会、広島市教育委員会、公益財団法人広島市文化財団

定員

各講座100名※先着順(無料)

チラシ

講座1:リモートセンシング技術の現状

開催日時 2018年5月26日(土) 13:00~14:30
担当教員 環境学部 地球環境学科 【地球環境学科 紹介ページ
准教授 伊藤 征嗣(いとう せいじ) 【伊藤 征嗣 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 地球観測衛星
  2. 衛星測位システム
  3. 小型UAV

陸域や海域さらに大気の状態を調べるためのリモートセンシング技術はこの数年間で画期的に進化し、比較的容易に詳細に観測できるようになりました。この観測情報を応用してできることが飛躍的に増えてきました。本講座ではリモートセンシング技術の基礎から最新技術まで解説し、その応用事例も紹介します。

講座2:衛星データを活用した環境モニタリング

開催日時 2018年5月26日(土) 14:40~16:10
担当教員 環境学部 地球環境学科 【地球環境学科 紹介ページ
助教 小西 智久(こにし ともひさ) 【小西 智久先生 紹介ページ
開催内容
  1. 陸域環境モニタリング
  2. 水域環境モニタリング
  3. 環境情報可視化システム

地球規模の植生や海水温等を把握するため広域を繰り返し観測できる地球観測衛星が活用されています。本講座では、衛星データを活用した陸域と水域の環境モニタリングについてその仕組みと応用事例について解説します。そして、衛星データとICTを活用した環境情報可視化システムについて紹介します。

講座3:気候変化による氷河と大雨の変化

開催日時 2018年6月2日(土) 13:00~14:30
担当教員 環境学部 地球環境学科 【地球環境学科 紹介ページ
教授 内藤 望(ないとう のぞむ) 【内藤 望 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 地球温暖化
  2. 氷河変動
  3. 大雨の発生頻度変化

近年の「地球温暖化」による影響が多方面で懸念されています。本講座では、まず海面上昇につながる氷河縮小について、最新の科学的知見や予測、未解明な課題、そして関連するヒマラヤの洪水災害対策について紹介します。さらに、日本における大雨の発生頻度が増えているか否かに関する研究成果についても紹介します。

講座4:線状降水帯の発生のしくみと予測

開催日時 2018年6月2(土) 14:40~16:10
担当教員 環境学部 地球環境学科 【地球環境学科 紹介ページ
准教授 田中 健路(たなか けんじ) 【田中 健路 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 線状降水帯による災害事例
  2. 線状降水帯の発生に関わる様々な要因
  3. 数値シミュレーションによる予測

近年、線状降水帯の停滞による局地的な大雨による災害が多発しています。線状降水帯を発生させる気象状況は、局地的な地形から、数1000kmを超える大規模な大気の流れまで様々な規模の現象が関与しています。本講座では、線状降水帯に関わる様々な規模の現象について概説し、数値シミュレーションによる最新の予測技術について紹介します。

講座5:生殖細胞と環境ストレス

開催日時 2018年6月9日(土) 13:00~14:30
担当教員 環境学部 地球環境学科 【地球環境学科 紹介ページ
教授 三浦 智恵美(みうら ちえみ) 【三浦 智恵美 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 生殖細胞(精子形成・卵形成)
  2. 環境ストレス
  3. 生殖細胞のストレス耐性機構

地球上の生物は、生育環境ストレス(紫外線、放射線、重金属、化学物質等)に暴露されています。これらのストレスは、生物体内で活性酸素を発生させ、生体に大きなダメージを与えます。このストレス負荷は、生命の源である生殖細胞に対しても例外ではありません。本講座では、生殖細胞が環境からのストレスにどのような仕組みで対処しているかを紹介します。

講座6:大津波から蘇る海岸生態系の今

開催日時 2018年6月9日(土) 14:40~16:10
担当教員 環境学部 地球環境学科 【地球環境学科 紹介ページ
准教授 岡 浩平(おか こうへい) 【岡 浩平 先生 紹介ページ
開催内容
  1. 海岸生態系の多様性と仕組み
  2. 大津波からの海岸生態系の再生
  3. 海岸生態系の防災・減災の効果

海岸に暮らす生き物は、2011年に発生した東日本大震災によって大きな被害を受けました。その中でも、津波に耐え、たくましく再生している生き物たちがいます。防潮堤や広域盛土などの復旧・復興工事が進む中、人の暮らしと海岸の生き物をどのように守っていくのか。本講座では、海岸生態系の防災・減災効果を活かした「人も生き物も守る」ヒントを紹介します。

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その他

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