5月10日、正午をちょっと過ぎた頃、学内レストラン「LEAF GARDEN」のゲストルームで、学長主催の昼食会が開かれました。
出席者は茂里一紘学長と6人の新入学生、それに入試広報部の木村さんの計8名です。
実はこの昼食会、茂里学長が昨年から始めたもので、新入生6名はいずれも山陰地方からの入学者ばかりです。
参加の条件は、県外からの入学者で、しかもあまり先輩たちのいない高校出身者であること。山陰地方を皮切りに、兵庫以東、岡山県、徳島県、香川県など、エリア別にこれから順次開催していく予定です。
この昼食会は別名「NS昼食会」(命名は茂里学長)ともいいます。NSは「Not a Stranger」の頭文字をとったもの。 はじめての土地に来て、友だちもまだあまりいない新入生を「決して一人じゃないんだよ」と励ますともに、彼らの意見も聴こうという趣旨で開催されます。
茂里学長のあいさつから始まり、NS昼食会の意味と趣旨を説明したあと、一人ずつ自己紹介を行います。
加藤 大地/地球環境学科1年
島根県立津和野高等学校(津和野町)出身
高校時代は野球部に所属していたという加藤さん。ただし、出ると負けの1回戦敗退の常連で、甲子園など夢のまた夢だったとことです。現在は自治会の執行部に所属しています。
今田 雅之/電子情報工学科1年
鳥取県立青谷高等学校(鳥取市)出身
今田さんは、青谷高校からの初めての入学者で、広島へはバイクに乗ってやってきました。それを聞いた茂里学長から「バイクはあぶないけえ気をつけえや」と、ツーリングでの事故の話を交えて注意を受けていました。
電子情報を選んだのは、パソコンが好きで、回路が勉強できると思ったからとのことでした。
長嶺 直斗/機械システム工学科1年
島根県立津和野高等学校(津和野町)出身
津和野高校時代、吹奏楽部で3年間を過ごした長嶺さん。楽器はずっとトランペットを担当していました。
音楽が大好きで、現在も軽音楽部で活動中。小学校の時からずっとピアノを弾いているとのこと。
「そりゃ聴いてみたいな」と茂里学長。学長もピアノがお好きなようで、しばらくグランドピアノの話が続いていました。
モーションを交えて、グランドピアノ談義が盛り上がっていました。
小川 晶穂/都市デザイン工学科1年
島根県立松江工業高等学校(松江市)出身
本日の紅一点である小川さん。高校時代はフェンシング部のマネジャーを3年間やっていました。大学では現在写真部で活動しているとのこと。
広工大の印象は、意外と女子が多かったことだそうです。「うちの学科にもあと2人いますからね」。
茂里学長の松江市評。「私の出身の金沢市と同じで、知名度の割には街づくりはまだまだの状態。都市デザインを学んで、ぜひ活かしてほしいですね」。
本日のメニュー。430円のランチです。
包 傑/知能機械工学科1年
島根県立浜田商業高等学校(浜田市)出身
包(ホー)さんは、中国・内モンゴルの出身。中学3年のとき留学生として日本にやってきました。
「商業高校出身の場合、理系の科目の履修に戸惑うかもしれないけど、うちには『教育学習支援センター』があって、苦手科目の指導もしている。もし分からなかったら、相談にのってもらいなさいね」と学長からアドバイスを受けていました。
都富 隆之/知能情報システム学科1年
鳥取県立岩美高等学校(岩美町)出身
鳥取県の東端に位置し、東西15kmのリアス式海岸の浦富海岸をはじめとする風光明媚の地、岩美町。経済的にも関西圏に近く、都富さんも最初は大阪の理系大学をめざしていました。 でも、もっといいところがあるかもと出向いたのが広工大のオープンキャンパス。 そこで、本日も参加している入試広報部の木村さんの説明を受けたりしているうちに、いつのまにか心は広工大へとシフトしていきました。 「このキャンパスのでっかさは、とにかく魅力でした」と都富さん。
「ところで、入学してきた感想はどうなの?」と学長からの質問が飛びます。
「授業に出ておけばなんとかなると思っていましたが、けっこう難しい。ヤバイ状況です」とは今田さん。高校時代文系なので、微分などの数学に頭を悩ましているとのことです。
包さんは、思ったより学生が多いことに驚いたとのことです。「入学式に1000人を超える人が出席する。これほどの規模の大学とは知りませんでした」。
小川さんはキャンパスの広さ。「出身の松江工業高校が広いので、大したことはないだろうと思っていたが、圧倒されました」。それと、もっと都心かと思っていたが、意外に郊外型の立地なので住みやすいのがうれしかったと話します。
「大学の授業はもっとゆるいかと思っていたけど、けっこう授業中に指名があったりする。これにはまいりました」は加藤さん。「清水池先生の解析の授業が難しい」は長嶺さん。「授業でノートをとるだけじゃダメ。ちゃんと予習・復習をせんとね」と学長に諭されていました。
普段の食事のことや、帰省したときに母校に行って話したこと、これからの抱負など、短い時間でしたが、話は多方面に広がりました。
「ドラえもんに頼んで人生のある時期をもう一度やらせてもらえるとしたら、迷うことなく大学時代を選びますよ」との学長のドラえもん話はうけました。最後に、「勉強も大事だけど、この4年間、いろいろなことにチャレンジして、頑張ってください」の言葉が、本日の締め。一同そろって「ごちそうさま!」のお礼で、散会となりました。