最先端を学ぼう「Androidアプリ開発セミナー」

2011年03月15日

11月26日、情報学部 情報工学科の学生を対象に「Androidアプリケーション開発セミナー」が開催されました。話題のスマートフォン向けプラットフォームAndroidを使って開発体験ができるということで、学生たちも興味津々の様子。しかも、今回のセミナーは(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ、(株)ナノコネクトにご協力いただき、開発現場の生の声を聞いたり、最新のスマートフォンに触れたりできる本格的なもの。大学ではなかなか経験できない、社会で生きる技術の一端に触れることができた授業となりました。

「Androidシステム開発は世界が相手のビジネスです」と語る木島さん。

「Androidシステム開発は世界が相手のビジネスです」と語る木島さん。

開発に携わる専門家の方の意見だけに、学生も真剣に耳を傾けていました。

開発に携わる専門家の方の意見だけに、学生も真剣に耳を傾けていました。

まずは、(株)ナノコネクト 代表取締役 木島貴志さんにAndroidの概要について講義をしていただきました。Androidとは、スマートフォンのためだけではない、組み込み機器の未来を変える技術だとおっしゃる木島さん。Androidの現状から未来へ向けての可能性まで、総括的にお話しいただきました。
続けて(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ スマートフォン事業推進室 技術推進担当部長 武田出さんによるスマートフォンの現在、そしてドコモのスマートフォン戦略についてのお話がありました。従来の携帯電話時代は通信事業者同士の戦いだったのが、現在はさまざまな業種が携帯型情報端末市場に参戦し、異種格闘技戦のようなものとおっしゃる武田さん。普及期であるスマートフォンを、これから日本人が使いやすいように「和風」化していくことが、これからのドコモの目指すところだそうです。「オープンソースであるAndroidを使って、学生も企業と同じ立場で開発できる魅力を感じてほしいですね」とおっしゃっていました。

スマートフォンを実際に利用している学生は、まだ数名といった様子。新発売されたタブレット端末「ドコモスマートフォン GALAXY Tab」に心ひかれているようです。

スマートフォンを実際に利用している学生は、まだ数名といった様子。新発売されたタブレット端末「ドコモスマートフォン GALAXY Tab」に心ひかれているようです。

「こういった機会をきっかけに、日本でもAndroid技術者が育っていってくれたらうれしいですね」と武田さん。

「こういった機会をきっかけに、日本でもAndroid技術者が育っていってくれたらうれしいですね」と武田さん。

休憩をはさみ、実際にAndroidを使った開発を体験する講習が開かれました。エミュレータを使った簡単アプリや、Androidのマスコットキャラクター「ドロイド君」ロボットを動かすアプリを作成しました。講師は(株)ナノコネクトの石丸さん。奥が深いAndroidの全てを短時間で理解するのは難しいことですが、学生たちは石丸さんの説明を真剣に聞き入っていました。特に後半の「ドロイド君」を使った「ドコモスマートフォン Xperia」からのリモートコントローラアプリ開発では、結果がロボットの動きとして直に見ることができるだけに喜びもひとしおの様子。ものを動かしたという経験が、次の興味へとつながっていくのではないでしょうか。

学生が触っている緑色の物体がドロイド君です。

学生が触っている緑色の物体がドロイド君です。

かわいい動きのドロイド君。男子はみんなロボットが大好きです。

かわいい動きのドロイド君。男子はみんなロボットが大好きです。

参加した青木一生君(情報学部 情報工学科・4年)は「Android端末は持っていないのですが、最近話題ということで興味があり参加しました。学んだことを生かして、情報端末が世の中を便利にしていく一端を、自分も担っていけたらうれしいですね」また、垣村隆仁君(情報学部 情報工学科・4年)は「実際に触ってみると、思っていたより簡単にアプリを作ることができました。こういったセミナーは、通常の授業だけでは得られない知識を得ることができるし、視野も広がるので参加して良かったと思っています」とのことでした。
これから可能性が無限に広がっていく分野だけに、こういった機会にAndroidに興味を持つことで、学生自身の可能性も無限に広がるはずです。未来を変えていく技術者がここから育っていくことを期待しています!

「今までの携帯は制約の多さを感じていましたが、スマートフォンはほとんどPCと同じ感覚で使えるところがいいですね」と青木君。

「今までの携帯は制約の多さを感じていましたが、スマートフォンはほとんどPCと同じ感覚で使えるところがいいですね」と青木君。

「Androidは、個人でも発想を形にすることができるところがいいですね」と垣村君。

「Androidは、個人でも発想を形にすることができるところがいいですね」と垣村君。