2011年10月21日
大学の建築・設計系の学科では、卒業時に「卒業設計」という最終制作課題を提出します。自分でテーマ・コンセプトを決め、それにしたがって図面や模型を作り上げていくその過程は、まさに学生生活の「集大成」。徹夜を繰り返す人、後輩に手伝ってもらう人、自分自身で納得いくものを提出するために、全力で取り組んでいます。
その中でも、各学校で一番高い評価を得たものが一堂に会する「全国大学・高専卒業設計展示会」。52回目を迎えるこの展示会は、北は北海道から南は沖縄まで全国を巡回します。広島では広島工業大学が会場となり、9/22(木)から9/24(土)までよりすぐりの図面の展示が行われました。
広工大3号館製図室に全国の大学・高専を代表する作品が勢ぞろい。
集まった作品の数は約180。それぞれを比較すると、また違った面白さが見えてきます。
環境学部環境デザイン学科(昨年度卒業)財間裕子さんの作品「みんなのみち(ひな壇住宅団地に建つ集合住宅の提案)」
工学部建築工学科(昨年度卒業)猿押良樹君の作品「再生空間 サスティナブル都市のリサイクル施設」
広島工業大学からも昨年度の卒業生2名の作品が展示されていました。
この展示会について、環境学部環境デザイン学科の遠藤先生は「ここに展示してある作品は昨年度の卒業生のものですが、各大学の代表として選ばれているものばかりなので、それぞれにエネルギーを感じます。また、プレゼンテーションの仕方も人それぞれなので、これから卒業制作に取り組む学生にはそのあたりを参考にしてほしいですね」とおっしゃっていました。
「ポイントはかけたエネルギー量、そしてコンセプトがしっかりしているかどうか」と遠藤先生。
広工大の3年生が自分の卒業研究の参考にするために、数多く訪れていました。
紙の質感やイラストのタッチなど「どう見せるか」も重要なポイント。
作品を見た3年生からは「とても参考になりました」「スキルをさらに磨きたい」といった声が。
この展示会は、無料で誰でも参加OK。来年も広工大で開催予定ですので、学生一人ひとりのエネルギーを感じに、ぜひ訪れてみてください。
次回もこの展示会の模様を、学生の感想を交えながらお送りいたします。
昨年度の環境デザイン学科卒業研究発表会の模様はこちら