学生の「こんなことをしてみたい!」を応援-「HITチャレンジ結果報告会」を開催しました。

2012年04月27日

3月7日(水)、「HITチャレンジ」結果報告会が、講義棟 三宅の森Nexus21デネブホールで行われました。この制度は、学生の主体的な企画に対して、最大で50万円の活動費を支給するものです。この日は、昨年の審査を通過した7団体が、活動成果と予算の使用状況について報告を行いましたが、学部や学科を超えた学生たちの取り組みは大きな注目を集めていました。
それでは、各プロジェクトの活動内容と発表の様子についてお伝えします!なお、( )内の人数は、それぞれのプロジェクトへの参加人数です。

  1. GREEN project〔人工海浜緑化計画〕(10人)
    GREEN projectでは、美しい海浜の環境を取り戻そうと、海浜植物の育成や生態系の調査、また育成した植物の移植などを行っています。広島県のベイサイドビーチ坂を調査した際には、絶滅が危惧されている植物の寄生元となる植物が発見できたという報告もありました。
  2. HIT Formula project〔レーシングエンジンの設計・開発~学生フォーミュラ大会優勝への挑戦〕(13人)
    大学ごとにレーシングマシンを作って参戦する「全日本学生フォーミュラ大会」で入賞を目指すのがHIT Formula project。昨年は33位という成績でしたが、燃費の部門では堂々の3位をゲットしました。現在はさらにエンジン性能をアップさせるために、マシンを見直しているところです。450CC単気筒エンジンで、出力35馬力を目指しますが「多くの要素を解析し、根気強く取り組みたい」と力強く発表を行っていました。


  3. 開会の挨拶に立つ鶴学長。「斬新な発想に期待しています」

    開会の挨拶に立つ鶴学長。「斬新な発想に期待しています」

    「ベイサイドビーチ坂では、絶滅危惧種とされるハマウツボが寄生するカワラヨモギを見つけました」とGREEN project。

    「ベイサイドビーチ坂では、絶滅危惧種とされるハマウツボが寄生するカワラヨモギを見つけました」とGREEN project。

    「エンジン性能向上を目指してテストに励んでいます」とHIT Formula project。

    「エンジン性能向上を目指してテストに励んでいます」とHIT Formula project。

    報告会場の前にはHIT Formula projectのマシンが。

    報告会場の前にはHIT Formula projectのマシンが。

  4. hands up 広工大〔子どもの成長促進プロジェクト〕(5人)
    hands up 広工大は、知的障害者の子どもたちといっしょに、さまざまな体験学習を行っています。宮島でのもみじ饅頭焼き体験や、お絵かきイラストの入ったTシャツづくり、乗馬体験など多彩な活動が報告されました。地元の社会福祉協議会の三上恵利子さんからは「知的障害児のお母さんたちがとても喜ばれています」とうれしい声をいただきました。発表を終えた松岡和貴君(情報学部知的情報システム学科・4年)は「卒業しても続けていきたいです」と楽しそうに語ってくれました。
  5. JCDキャロット〔ワクワク学び隊!~放課後学習支援ボランティア事業への参加~〕(21人)
    JCDキャロットは、子どもたちに理科実験の楽しさを伝えるために、小学校や公民館で出張理科実験を行っています。今年度は「光の全反射」をテーマに5カ所を回りました。先輩方が行ってきた実験を後輩に伝えるため、また出張先に「この実験をしてほしい」と選んでもらうため、実験の様子をDVDや冊子にまとめるといったマニュアル化に今後も取り組んでいくそうです。


  6. 9月から3月まで毎月行ったイベントについて堂々の発表を行ったhands up 広工大。

    9月から3月まで毎月行ったイベントについて堂々の発表を行ったhands up 広工大。

    このTシャツには、企業スポンサーが付き、子どもたちと一緒に作りました。

    このTシャツには、企業スポンサーが付き、子どもたちと一緒に作りました。

    「今年は新たにワクワク学び隊に登録し、活動しました。」とJCDキャロット。

    「今年は新たにワクワク学び隊に登録し、活動しました。」とJCDキャロット。

    「子どもたちの“理科離れ”をなくしていきたい」と語るJCDキャロットメンバー。

    「子どもたちの“理科離れ”をなくしていきたい」と語るJCDキャロットメンバー。

  7. HIT LAB〔組込システムとクラウドの融合による新発明〕(13人)
    Device 2 Cloudコンテストに参加して、優勝したい――というのがHIT LABの目標です。これは特定の組込システムを使って、画期的な発明をしていくコンテストです。画像提供システムやお天気情報システムなど、4つのテーマを掲げて取り組みましたが、今年度は惜しくも予選で敗退してしまいました。現在は、今回の反省を生かした打開策を考えているところだそうです。
  8. HIT ソリューション〔スクールバスの位置情報と混雑具合の確認システムの実験と提案〕(5人)
    HIT ソリューションは、広工大のスクールバスの利用を、より快適で便利なものにしたいと“バスどこHIT”を開発しました。この“バスどこHIT”は、バス停やバスの中にカメラやAndroid端末を搭載し、バスの位置や混雑の情報が携帯画面から得られるようにしたものです。利用者にも喜ばれており、約9割の人がシステムの継続を希望したというアンケート結果が発表されました。


  9. 「今後は“訪問者通知システム”を開発し、自宅の安全確保につなげていきたい」とHIT LAB。

    「今後は“訪問者通知システム”を開発し、自宅の安全確保につなげていきたい」とHIT LAB。

    HIT LABが開発した「mixiと連動するフォトフレーム」。

    HIT LABが開発した「mixiと連動するフォトフレーム」。

    “バスどこHIT”で、「母校までの通学を快適にしたいです」(HIT ソリューション)

    “バスどこHIT”で、「母校までの通学を快適にしたいです」(HIT ソリューション)

    学部学科を超えて幅広くメンバーが集まったHIT ソリューション。「失敗を恐れず挑戦を続けたい」と山本真君(左・工学系研究科情報システム科学専攻・大学院2年)と堀健太郎君(右・情報学部情報工学科・4年)

    学部学科を超えて幅広くメンバーが集まったHIT ソリューション。「失敗を恐れず挑戦を続けたい」と山本真君(左・工学系研究科情報システム科学専攻・大学院2年)と堀健太郎君(右・情報学部情報工学科・4年)

  10. EDM〔Nexus21の構造模型の製作〕(10人)
    昨年の東日本大震災を受けて、地震に強い建物の必要性を感じたEDMは、学内にある「Nexus21」の耐震設備に注目し、建物全体の構造模型づくりに取り組みました。今後は、意匠模型の完成を目指します。「耐震構造に優れた建物が広工大にあることを、多くの人に知ってほしい」と声を揃えていました。
発表を終えたEDMのメンバー。構造模型を前に。

発表を終えたEDMのメンバー。構造模型を前に。

発表を総括する宋相載先生。「創意工夫した活動は、みなさんの“心の宝”です」

発表を総括する宋相載先生。「創意工夫した活動は、みなさんの“心の宝”です」

※内容は2012年3月7日現在のものです。

学生自主企画プログラム「HITチャレンジ」制度