国土地理院主催「Geoアクティビティフェスタ」に地球環境学科の菅研究室が出展参加しました。

2012年08月07日

6月21~23日、横浜市のパシフィコ横浜にて地理空間情報に関する技術やサービスが集結したイベント「G空間EXPO2012」が開催されました。6月22日には、国土地理院主催「Geoアクティビティフェスタ」が開かれ、本学の環境学部地球環境学科菅雄三研究室が出展参加しました。世の中の地理空間情報に関する独創的なアイデア、ユニークな活用事例、研究成果などについてプレゼンテーション・展示を行うこのイベント、会場では多くの観客を集め、にぎわいをみせていました。菅研究室の発表したテーマは「眼魅3Dで体験するG空間」。いったいどのような研究なのでしょうか。

菅研究室の研究内容は、会場で大きな注目を集めていました。

菅研究室の研究内容は、会場で大きな注目を集めていました。

土砂崩れの崩壊面積や崩壊土砂量も計算できる「眼魅3D」(昨年の紀伊半島土砂崩れの様子)

土砂崩れの崩壊面積や崩壊土砂量も計算できる「眼魅3D」(昨年の紀伊半島土砂崩れの様子)

「眼魅3D」とは、衛星画像や航空写真のような画像データと、既存の地図情報を組み合わせて、3次元的に画像解析できるシステムです。このシステムは菅研究室が独自に開発を行いました。「特に、復旧支援に向けた災害時の初期対応体制の構築などに大きな効果が期待できます。また、すでに昨年の紀伊半島における土砂災害を分析した実績もあり、会場では実用的な技術であると評価されました」と菅先生。
さらに、多くの衛星・航空機画像や地上データなどあらゆるデータを利用できる汎用性の高いシステムであることも、大きなポイントです。今後も随時アップデートを行い、機能を追加していく予定です。

来場者に説明を行う菅先生。

来場者に説明を行う菅先生。

自治体で防災を担当されている方や、空間情報技術に関わる企業の方など、多くの方々がブースを訪れていました。

自治体で防災を担当されている方や、空間情報技術に関わる企業の方など、多くの方々がブースを訪れていました。

災害時以外にも、このシステムはさまざまな用途に利用することができます。「地表面の情報を扱っているので災害分野のみならず、農業・林業・水産業といった第一次産業に関する情報、また森林調査や土地利用調査といった環境調査などに利用できると考えています。表示するだけではなく分析できることを最大限に生かして、用途によってデジタル的に立体化することにより地図をカスタマイズすることも可能です
今までの地図は平面でしたが、デジタル的に立体になることにより、一目瞭然の「わかりやすさ」が付加されました。先生がおっしゃられたように、今後もさまざまな分野に応用が期待されています。

地球環境学科

菅雄三ゼミ・研究室