大学院生が、京都で開かれた日・中・韓共同開催の国際学会で表彰されました!

2015年12月11日

さまざまな学会に参加した広島工業大学の学部生および大学院生が、続々と表彰されています。8月に行われた「第8回日中韓照明カンファレンス」では、ポスターセッションを行った向井浩二君(大学院工学系研究科 博士前期課程 電気電子工学専攻)が学生奨励賞を受賞しました。

発表テーマ:『LED照明を用いた快適なスポーツ照明環境の構築に関する一考察』

体育館などのスポーツ施設の照明では、従来の水銀灯は光源を拡散させて照射していましたが、現在、省エネの観点からLED灯への移行が進んでいます。ただ、光源を直接見ると、目に焼き付き(グレア)が残ってしまいます。向井君は、このグレアを人がどのように感じ、どうしたら低減できるのかについて、実験・考察を行いました。

強烈な光を放つライトとバレーボール。向井君の研究には、これらのものが関わっています。

強烈な光を放つライトとバレーボール。向井君の研究には、これらのものが関わっています。

田中ゼミの向井君。サッカーロボを通じた教育というテーマで、学生のやりたいことを支援するHITチャレンジにも参加。その経験が、後の研究活動にも活きています。

田中ゼミの向井君。サッカーロボを通じた教育というテーマで、学生のやりたいことを支援するHITチャレンジにも参加。その経験が、後の研究活動にも活きています。

実験の結果、まぶしさを感じる輝度には共通の値があること、その耐性はスマートフォンをよく使うなど生活環境によって違うことなどがわかりました。今後は、よりまぶしくない照明を目指し、蛍光灯との詳しい比較や、干渉板の有無でのグレア測定などを進めていく予定です」(向井君)
この研究は、広島県バレーボール協会の方々にもご協力いただいており、東京オリンピックに向けて有用な研究結果が生まれることが期待されています。さらに、実際にプレーをされている選手や国際審判員の方々からご意見をいただければ、精度の高い研究結果が生まれるはずです。

学会会場は京都女子大学。日本・中国・韓国の研究者が集まり、セッションは英語で行われました。

学会会場は京都女子大学。日本・中国・韓国の研究者が集まり、セッションは英語で行われました。

「やる気があれば、どんどん伸びていく環境があるのが田中ゼミ。そして、先生のもとにいると、不思議とどんどんやる気がでてきます」と向井君。

「やる気があれば、どんどん伸びていく環境があるのが田中ゼミ。そして、先生のもとにいると、不思議とどんどんやる気がでてきます」と向井君。
「広島工業大学の持つ素晴らしい教育設備が、向井君の力を伸ばしていったのだと思います」と田中先生。

「何か形に残るものを成し遂げたい」と思い大学院へ進学した向井君は、精力的に活動する先生や先輩に影響を受けこの研究に興味を持ち、国際学会では今回を含め2度の発表を行いました。
就職活動にも積極的に取り組み、北海道電力株式会社に就職が内定しました。入社してからどのようにリーダーシップを発揮して仕事を進めていくのかを、田中先生の信条から学んでいます。「就職先には、他大学の方もいるので、広島工業大学大学院の修了生として、負けないように頑張っていきたいです。新しい土地で新しい文化を経験できることを、今から楽しみにしています
現在はゼミ室全体を引っ張っていく立場。卒業研究に取り組む後輩のサポートも行っています。研究室が引き継いできた「やる気を持って積極的に取り組む」という素晴らしい伝統を、後輩に引き継いでいきたい、そう力強く語る向井君が頼もしく見えました。

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