英語を学んで世界へ飛び出せ 第3回デネブ杯争奪インビテーショナル英語スピーチコンテストを開催しました。

2016年01月05日

多くの人の前でスピーチするだけでも大変なのに、ましてやそれが日本語ではなく英語だったら? 発音や表現力に加え、スピーチの内容、独創性などさまざまなことに注意を払わなければなりません。しかし、思い通りに発表できた時の達成感は格別であり、英語力やプレゼン力などのスキルも、グンと上達していることでしょう。
10月31日、努力を重ねた12名の学生が、大学祭で盛り上がる広島工業大学のキャンパスに集結し、第3回デネブ杯争奪インビテーショナル英語スピーチコンテストに参加しました。今年も、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学のE.S.S.が加盟するKESSAのメンバーを迎え、英語の熱いバトルが繰り広げられました。
発表は、共通のテーマを暗唱する「レシテーションカテゴリー」と、スピーチする内容を学生自ら考える「オリジナルスピーチ」の2部門。学生たちの発表内容と、発表後のほっとした表情をお届けします。

昨年の第2回デネブ杯で優勝した松川義明さん(2015年工学部電気システム工学科卒業)から、生命学部食品生命科学科の三熊先生に優勝カップが返還されました。

昨年の第2回デネブ杯で優勝した松川義明さん(2015年工学部電気システム工学科卒業)から、生命学部食品生命科学科の三熊先生に優勝カップが返還されました。

スクリーンには日本語の字幕も表示されるため、英語が苦手な人でもスピーチの内容を理解することができます。

スクリーンには日本語の字幕も表示されるため、英語が苦手な人でもスピーチの内容を理解することができます。

レシテーション部門に参加した宮城尚弥君(生命学部食品生命科学科・1年)は、共通テーマである「数字の演算」に関するスピーチを行いました。夏休みから毎日欠かさず練習に励んだ宮城君。「話し始めは緊張しましたが、話していくうちに自然と体からスラスラ言葉が出てきて、そのスピードを抑えることができませんでした

「自己採点は70点ぐらいですかね」と控えめな宮城君でしたが、大きな声で堂々と発表する姿が評価され、レシテーション部門での優勝を果たしました。

「自己採点は70点ぐらいですかね」と控えめな宮城君でしたが、大きな声で堂々と発表する姿が評価され、レシテーション部門での優勝を果たしました。

「英語には苦手意識があったのですが、発表を終えて、新しいことに挑戦しようという気持ちがわいてきました。留学も経験してみたいですね」と宮城君。

「英語には苦手意識があったのですが、発表を終えて、新しいことに挑戦しようという気持ちがわいてきました。留学も経験してみたいですね」と宮城君。

松本望未さん(生命学部食品生命科学科・3年)は、昨年に引き続きオリジナルスピーチ部門に参加。授業で学んだ「水と油の話」からスピーチは始まりました。「普段は混ざり合わない2つのものも、乳化という過程を経ることで混ざり合います」。この乳化の過程を人間関係に置きかえ、両者が対立しても話し合いによって解決するADR(裁判外紛争解決手続)を例に出しながら、話を展開していきました。

スピーチをする松本さん。笑顔や言葉の抑揚にも気をつけたスピーチで、観客をひきつけていました。

スピーチをする松本さん。笑顔や言葉の抑揚にも気をつけたスピーチで、観客をひきつけていました。

「8月頃から論文を書き始め、2か月ほどかけて英訳まで仕上げました。自分の経験を伝える場面では、気持ちを込めて発表することができました」と松本さん。

「8月頃から論文を書き始め、2か月ほどかけて英訳まで仕上げました。自分の経験を伝える場面では、気持ちを込めて発表することができました」と松本さん。

バンドでボーカルを担当していた橋本幸輝君(工学部電気システム工学科・4年)は、デジタル機器の発達で歌の音程が外れても容易に修正できることに注目。昔のアーティストの方が、相対的に歌唱能力が高かったのではないかと考えました。「例えば昔は電話番号を記憶していた人も、今ではほとんどが機械に頼っています」。科学技術の進歩に伴って、人間の能力は退化しているのではないか、技術の進歩で解放された部分を自らの成長に使うべきだと主張しました。

「コンテストまでの2週間、先生から、特に発音について指導を受けました。何度も繰り返し練習したことで、粘り強さが身についたと思います」と橋本君。

「コンテストまでの2週間、先生から、特に発音について指導を受けました。何度も繰り返し練習したことで、粘り強さが身についたと思います」と橋本君。

発表内容、表現方法などが総合的に評価され、橋本君がオリジナルスピーチ部門で優勝しました。表彰式で優勝カップを手渡され、感激の表情。

発表内容、表現方法などが総合的に評価され、橋本君がオリジナルスピーチ部門で優勝しました。表彰式で優勝カップを手渡され、感激の表情。

発表終了後、審査員の先生方からは「あまりジェスチャーを意識しすぎず、自然体で話すのがいい」「留学経験はなくても大丈夫」「英会話は経験を積むほど身につけられる」といったアドバイスをいただきました。運営に携わった環境学部環境デザイン学科の楠木先生は「英語が話せるようになろうと努力したことで、社会に出てから何かに挑戦しようというときに"踏ん張りが利く人"になれるはずです」と将来に期待を込めました。

参加者と審査員、先生と一緒に記念撮影。

参加者と審査員、先生と一緒に記念撮影。

「英語を学び人前で発表することで、自分の考えをわかりやすく伝えるスキルが身についたはずです」と三熊先生。

「英語を学び人前で発表することで、自分の考えをわかりやすく伝えるスキルが身についたはずです」と三熊先生。

どの学生も、スピーチ後の達成感に満ちた笑顔が印象的でした。本番に挑むまでの準備の大切さや、人にわかりやすく的確に説明する力は、社会に出てからも必ず役に立つはずです。世界を舞台に活躍したい人、表現力を磨きたい人は、ぜひ来年の第4回大会に参加してみてください。

E.S.S.