世界を舞台に活躍したスイマー寺川綾さんが夢を語った1時間 スポーツ講演会を開催しました。

2016年01月22日

テーマは「世界への挑戦」
昨年は、ラグビーワールドカップにおける日本代表の活躍や地元サンフレッチェ広島のJ1制覇など、スポーツの話題で盛り上がった1年でした。広島工業大学では、スポーツの世界で活躍された方をお招きし、その知識や経験を語っていただくスポーツ講演会を、毎年秋に開催しています。今年度は、2015年11月6日に開催。ロンドンオリンピックで銅メダルを獲得したスイマー、寺川綾さんをお迎えし、「世界への挑戦」というテーマで、ご自身の経験を語っていただきました。講演中には本物のメダルも登場し、会場は大いに盛り上がりました。

はじめに鶴学長があいさつ。「スポーツから大きな感動や喜びをもらうことが多々ありますが、世界の大きな舞台で活躍された寺川さんからどんなお話を聞くことができるのか、とても楽しみにしています」

はじめに鶴学長があいさつ。「スポーツから大きな感動や喜びをもらうことが多々ありますが、世界の大きな舞台で活躍された寺川さんからどんなお話を聞くことができるのか、とても楽しみにしています」

続いて第40期体育会本部長の天満駿登君(生命学部食品生命科学科・4年)があいさつ。「オリンピックで活躍された寺川さんの経験やその時の思いを、楽しんでお聞きください」

続いて第40期体育会本部長の天満駿登君(生命学部食品生命科学科・4年)があいさつ。「オリンピックで活躍された寺川さんの経験やその時の思いを、楽しんでお聞きください」

夢と目標の違いとは?
「現在、目標がある人はいますか?」寺川さんからの質問で講演が始まりました。「野球部なので神宮大会に出場することが目標です」「インカレに出場することです」さまざまな目標が学生から挙がりました。「では、みなさんの夢は何ですか?」再びの質問には「世界に誇れる技術者になることです」といった声が挙がりました。
「夢とは何か」「目標とは何か」ということを、実は引退してから考えたと語る寺川さん。自らの人生を思い返し、目標を「手の届くくらい近くにあるもの」、夢を「いつかそうなりたいと願う、遠くにあるもの」と、とらえるようになったそうです。「何かを始めるきっかけは、何でもいいんです。自分の気持ちを大切にチャレンジしてください」

「北京オリンピックで代表に選ばれなかった経験が、私の闘争心に火をつけました」と語る寺川さん。

「北京オリンピックで代表に選ばれなかった経験が、私の闘争心に火をつけました」と語る寺川さん。

「これからやるぞ」という気持ちになるための寺川さんのルーティーンは、決勝前にカフェオレを飲むことだそうです。両手には、ロンドンオリンピックで獲得した2つの銅メダル(100m背泳ぎ・4×100mメドレーリレー)が輝いています。

「これからやるぞ」という気持ちになるための寺川さんのルーティーンは、決勝前にカフェオレを飲むことだそうです。両手には、ロンドンオリンピックで獲得した2つの銅メダル(100m背泳ぎ・4×100mメドレーリレー)が輝いています。

失敗から学ぶ
「夢をかなえるためには失敗から学ぶことが大切です」とアドバイスをいただきました。そのうえで「たとえ成功したときでも、より良くするための分析を行うことが、夢の実現に向けては大切です」と寺川さんは説きました。

現役時代の写真も披露。「目標を明確にすることで次の目標が見えてきます。つらいときには仲間を頼ることも大切です」

現役時代の写真も披露。「目標を明確にすることで次の目標が見えてきます。つらいときには仲間を頼ることも大切です」

「熱い一言をお願いします」という学生からのお願いには「今日は二度と戻ってきません。毎日を大切にしてください」と寺川さん。

「熱い一言をお願いします」という学生からのお願いには「今日は二度と戻ってきません。毎日を大切にしてください」と寺川さん。

夢、遡り(さかのぼり)大作戦
大きな夢をゴールとし、一つずつ遡って目標を立てていく」。それが寺川さんの夢を実現する方法「夢、遡り大作戦」です。北京オリンピックの代表に選ばれなかったとき、次のオリンピックでメダルを取るために、一つひとつ目の前の目標をクリアしていこうと決めました。クリアできなかった目標は何度もトライ。そうすることで次に何をしたらいいのかが見えてきました。「どんな時も一生懸命取り組むからこそ、最高の結果を生み、最高のやりがいと最高の幸福を得ることができます」寺川さんの経験から得られた、重みのある言葉で講演は締めくくられました。

サイン入り色紙やスポーツグッズが当たる抽選会
講演終了後、サイン入り色紙やジャージ、ゴーグル、シリコンキャップなどの水泳グッズが当たる抽選会が行われ、寺川さんご本人から賞品を渡していただきました。

当選番号を寺川さんが引きます。

当選番号を寺川さんが引きます。

当選者からは「これから水泳にチャレンジします」という言葉も飛び出しました。

当選者からは「これから水泳にチャレンジします」という言葉も飛び出しました。

抽選に当たったサイクリング部の皆さん。「感激しました。夢に向かって、部活も勉強もさらに頑張ります」

抽選に当たったサイクリング部の皆さん。「感激しました。夢に向かって、部活も勉強もさらに頑張ります」

講演を終えた寺川さんにお話を伺いました。「たとえ失敗したとしてもそれをチャンスに変えて、どんなことにでもチャレンジし続けてください。学生の皆さんの活躍を応援しています」

講演を終えた寺川さんにお話を伺いました。「たとえ失敗したとしてもそれをチャンスに変えて、どんなことにでもチャレンジし続けてください。学生の皆さんの活躍を応援しています」

水泳部部長の梅田竜樹君(工学部建築工学科・2年)「一つひとつ目標をクリアしていく大切さを学ぶことができました。素晴らしいお話を伺うことができ、ほかの部員もモチベーションが上がったと思います」

水泳部部長の梅田竜樹君(工学部建築工学科・2年)「一つひとつ目標をクリアしていく大切さを学ぶことができました。素晴らしいお話を伺うことができ、ほかの部員もモチベーションが上がったと思います」

スポーツ講演会を担当した体育会本部の菅日出男君(工学部都市デザイン工学科・3年)「多くの皆さんの協力のもと、最高の講演会になったと思います。寺川さんの経験を伺い、皆さんのこれからの人生の糧になっていただければ嬉しいです」

スポーツ講演会を担当した体育会本部の菅日出男君(工学部都市デザイン工学科・3年)「多くの皆さんの協力のもと、最高の講演会になったと思います。寺川さんの経験を伺い、皆さんのこれからの人生の糧になっていただければ嬉しいです」

一人一人の心に響いた講演会
オリンピックというスポーツの最高峰の舞台において、表彰台を目指して練習に励んだ寺川さん。そのお話は、私たちの日常生活にも応用できるものであり、スポーツをしている人もそうでない人も大きな刺激を受けることができました。寺川さん、貴重なお話をありがとうございました。

体育会本部