コミュニティ施設「石内ペノン」アイデア提案企画第2弾 オープンした施設を学生が見学しました。

2016年07月29日

にぎわう施設を学生が見学
環境学部環境デザイン学科(※1)の学生が、コミュニティ施設「石内ペノン」の利用方法やコミュニティに関わるデザインについての提案依頼を受け、準備を進めています。(企画の概要と第一弾の記事はコチラ)
オープン前の5月6日には、建築中の施設を見学し、施設の概要を伺いながら完成後のイメージを膨らませました。その後、6月3日に石内ペノンはグランドオープン。施設は、ベーカリー、インテリアショップ、ヘアサロン、グリルレストランなどの店舗と、多目的レンタルスペースを備えた「ECHEL」(※2)で構成されており、地域の方々を中心に新しいにぎわいが生まれ始めています。7月1日、にぎわう施設の様子を、学生があらためて見学し、施設全体の雰囲気をつかむことで、夏休み明けに控えている提案に向けて、大きな一歩を踏み出しました。

※1 2016年4月、「環境デザイン学科」は「建築デザイン学科」に改編しました。
※2 ECHELはサロンや多目的レンタルスペースを備えた石内ペノンの中核となる施設で、各種セミナーやワークショップ等が開催されています。

5つの棟からなる石内ペノン。黒く塗られた外壁がひときわ目を引き、おしゃれな雰囲気を演出しています。

5つの棟からなる石内ペノン。黒く塗られた外壁がひときわ目を引き、おしゃれな雰囲気を演出しています。

「地域の方に喜ばれるような、学生らしい斬新なアイデアを期待しています」と河内社長。

「地域の方に喜ばれるような、学生らしい斬新なアイデアを期待しています」と河内社長。

ソフト・ハード両面の提案を期待
見学に先立ち、「石内ペノン」を建設した株式会社イワキの河内社長に特別にお話ししていただきました。河内社長からは、イベントや教室の開催といった「ソフト面」の提案だけではなく、施設の改装やリニューアルといった「ハード面」の提案まで、幅広い意見を求めているとお話がありました。
お話の後はいよいよ施設の見学です。オープンしておよそ1カ月。フラダンスや収納術、メイクなどのカルチャー教室が連日のように開催され、近隣住民の方々が集まる機会が増え、新しいコミュニティの芽が生まれ始めています。学生は、施設全体の雰囲気を感じながら、どんなことが提案できるのかを探っていきました。

ECHEL2階のギャラリースペース。吹き抜けからは、1階のラウンジを見渡すことができます。広々とした空間ならではの利用法が期待されます。

ECHEL2階のギャラリースペース。吹き抜けからは、1階のラウンジを見渡すことができます。広々とした空間ならではの利用法が期待されます。

ECHEL1階には、イワキの家に使用されているインテリアの一部を販売するショップがありました。「将来はこんなインテリアの家に住みたい」おしゃれな空間を前に、学生の感性が刺激されます。

ECHEL1階には、イワキの家に使用されているインテリアの一部を販売するショップがありました。「将来はこんなインテリアの家に住みたい」おしゃれな空間を前に、学生の感性が刺激されます。

三次で収穫した三良坂小麦と自家製酵母でつくるパンが人気の「ANT BAKERY」。パンの焼ける香ばしい香りを楽しみながら、店舗の中を見学。利用客の立場に立った意見を伝えるために、細部までしっかり見学しました。

三次で収穫した三良坂小麦と自家製酵母でつくるパンが人気の「ANT BAKERY」。パンの焼ける香ばしい香りを楽しみながら、店舗の中を見学。利用客の立場に立った意見を伝えるために、細部までしっかり見学しました。

眺めのいいテラスからは、すぐ横を流れる川が一望できます。施設本体だけではなく、周囲の空間も巻き込んだような提案ができないかと思いを巡らせます。

眺めのいいテラスからは、すぐ横を流れる川が一望できます。施設本体だけではなく、周囲の空間も巻き込んだような提案ができないかと思いを巡らせます。

雰囲気をつかみアイデアに反映
今回のプロジェクトリーダーを務めるのは、4年生の原田康太君(広島県立庄原格致高校出身)。原田君は株式会社イワキへの就職が決まっています。「このプロジェクトに参加する中で、地域に密着し活性化させようという理念に共感して株式会社イワキを志望、内定をいただくことができました。入社後は石内ペノンのような施設の建築や運営に関わるかもしれないので、プレッシャーはありますが期待に応えられるように頑張りたいです。今日は、お客さまが実際にどのように利用しているのか、その雰囲気がよくわかったので参考にしたいです
見学に行った4年生の甲斐菜子さん(広島市立沼田高校出身)にも話を聞きました。「もともと福祉分野に興味を持っていたので、例えば、バリアフリーの設備を考えてみたり、お年寄りが興味ある催しを開催したり、地域に昔から暮らす方々に喜んでもらえるようなことを提案していきたいです

「子どもたちを呼べるようなイベントを生みだし、親世代や祖父母世代を巻き込んで交流できるような場にしていきたいです」と原田君。

「子どもたちを呼べるようなイベントを生みだし、親世代や祖父母世代を巻き込んで交流できるような場にしていきたいです」と原田君。

卒業研究では福祉に関する研究に取り組んでいる甲斐さん。「平田ゼミは、卒業研究のテーマも幅広く、自由な発想を育むことができるゼミです。その発想力を、今後の提案に活かしていきたいですね」

卒業研究では福祉に関する研究に取り組んでいる甲斐さん。「平田ゼミは、卒業研究のテーマも幅広く、自由な発想を育むことができるゼミです。その発想力を、今後の提案に活かしていきたいですね」

求められるのは自由で斬新な提案
見学の時に現場で感じたイメージや空気感、石内という地区が持っている特徴などを加味し、自由な発想でどんな提案が生まれてくるのか、楽しみに待ちたいと思います。

建築デザイン学科

平田ゼミ・研究室

にぎわいの場、交流の場の創出に向け求められる学生のアイデア 環境デザイン学科平田ゼミの取組み