マツダで活躍するOBにインタビュー 現在の仕事やものづくりに対する強い思いについて伺いました。

2016年08月05日

マツダで活躍するOBの思い
広島に本社がある自動車メーカーマツダ株式会社には、これまで190人以上の広島工業大学の卒業生が入社しています。今回は、マツダで活躍する先輩達にお話を伺いました。より良い設計を目指す日々の仕事、失敗を糧に、大学時代に学んだ知識をベースに開発した故障診断システム、組立時の数万件ものチェック項目を洗い出した生産要件整理、辛い時に思い出す「初心」についてなど、仕事への熱い思いとそれを支えている広工大時代の経験について、存分に語っていただきました。

昨年、日本カーオブザイヤ―を受賞したロードスターと。左から、嘉代さん、福永さん、塚本さん、西田さん。

昨年、日本カーオブザイヤ―を受賞したロードスターと。左から、嘉代さん、福永さん、塚本さん、西田さん。

「設計の仕事は、ポジティブさが求められます」と語る塚本さん。悩んだとしても、目指す方向性をしっかりと見据えて根気強く取り組んでいく。笑顔の奥に、芯の強さが感じられました。

「マツダは、自分の意志を持って生き生きと働いている方が多いので、刺激を受けます」と塚本さん。

「マツダは、自分の意志を持って生き生きと働いている方が多いので、刺激を受けます」と塚本さん。

40,000という気の遠くなるようなチェック項目を洗い出し、体系化するという仕事に携わった福永さん。そうした根気のいる作業を可能にしたのは、本当にいいものを作りたい、価値の高いものを作りたいという思いであることが伝わってきました。

大学時代はモーターサイクル部に所属していた福永さん。「ツーリングやレースに参加し、自分で整備も行っていました。そこで培った技術や人間関係は今でも役立っています」

大学時代はモーターサイクル部に所属していた福永さん。「ツーリングやレースに参加し、自分で整備も行っていました。そこで培った技術や人間関係は今でも役立っています」

今の仕事は、理屈でものを考えることが多いと語る嘉代さん。仲間とのコミュニケーションを上手に取る力とともに、やりたいことをさっと数式で表現できるような数学や物理の知識も必要とされます。趣味のゴルフにも、理屈でものを考えるアプローチが活きているそうです。

「今後は、海外で直接、市場やお客さまと触れるような仕事をしていきたいですね。そこで、自分自身の対応力を鍛えていきたいです」と嘉代さん。

「今後は、海外で直接、市場やお客さまと触れるような仕事をしていきたいですね。そこで、自分自身の対応力を鍛えていきたいです」と嘉代さん。

平常時はシステムが正常に作動しているかどうか、故障時はその原因がどこにあるのか、自動車にパソコンをつないで直接情報を入手します。

平常時はシステムが正常に作動しているかどうか、故障時はその原因がどこにあるのか、自動車にパソコンをつないで直接情報を入手します。

大学進学時に電子情報工学科を選択した西田さん。携帯電話が普及しはじめた時代、これからの時代のことを考えての選択だったのですが、電子情報や通信を学んだことが今の仕事にも繋がっています。

「学生時代に、電子工学の基礎を学んでいたことが役に立っています。設計部門の担当者と直接話をする際に、知識があるとより深い話をすることができます」と西田さん。

「学生時代に、電子工学の基礎を学んでいたことが役に立っています。設計部門の担当者と直接話をする際に、知識があるとより深い話をすることができます」と西田さん。

携わる分野は違っても、それぞれの分野で誇りをもって仕事に携わっている4人のOB。一人ひとりが持つものづくりへの真面目で強い思いが、マツダの快進撃を支えています。広島工業大学で培った経験を基に、今後どのような自動車が生み出されるのか、期待が高まるところです。
最後になりましたが、マツダ株式会社の皆さま、お忙しいところ取材にご協力いただき、本当にありがとうございました。