キャンパスに不思議なスリット状の建物が出現! 学生が設計・製作した建物がついに完成しました!

2016年09月16日

学生設計・製作の建物がオープンキャンパスに登場
環境学部環境デザイン学科(※)で昨年度よりスタートした、設計した建物を自分たちで実際に建ててみるプロジェクト。以前、その選考過程をご紹介しましたが、8月に行われたオープンキャンパスで、完成した建築物が披露されました。

※2016年4月、「環境デザイン学科」は「建築デザイン学科」に改編しました。

木工やインテリアを学ぶ学生たちが、自ら木工具や木工機械を使い作品を作ったり、講義や実習の際に使用されたりする木工室。充実した設備のもと、製作の下準備が行なわれました。

木工やインテリアを学ぶ学生たちが、自ら木工具や木工機械を使い作品を作ったり、講義や実習の際に使用されたりする木工室。充実した設備のもと、製作の下準備が行なわれました。

模型をもとに各部材の寸法図を起こし、組み立てる順番を考えていきます。組み合わせる板を間違えないように、寸法図上では部材の形ごとに色分けしています。

模型をもとに各部材の寸法図を起こし、組み立てる順番を考えていきます。組み合わせる板を間違えないように、寸法図上では部材の形ごとに色分けしています。

木工室で製作の準備
6月に行われた講評会で最優秀賞に選ばれたのが、松重颯一郎君(山口県立岩国工業高校出身)の「視線の先へ」という作品です。スリット状に重ねられた複数の板で建物が構成されており、外から見る場合、見る角度によってい、建物の中にいる人が板の隙間から見える時と見えない時があるユニークな構造が特徴です。
製作においては、木工室で木材を切断し、図面通りにネジ穴を開けるなど、組み立て前の下準備を行ってから、展示現場に持ち込みました。展示現場は、キャンパス内の緑地スペース。2回目のオープンキャンパスの開催日に間に合わせるために、8月前半に急ピッチで作業が進められていました。

製作は松重君(右)を中心に、学生が担当。まずは各部材の寸法をしっかり確認します。

製作は松重君(右)を中心に、学生が担当。まずは各部材の寸法をしっかり確認します。

角材を2枚の薄い合板で挟んで最小単位のパーツを作ります。このパーツをミルフィーユのように何枚も重ね、一つの「建築」を形作っていきます。

角材を2枚の薄い合板で挟んで最小単位のパーツを作ります。このパーツをミルフィーユのように何枚も重ね、一つの「建築」を形作っていきます。

建物ができていく楽しさを知る
松重君に話を聞きました。
「建築物が完成していく作業に関われるのはとても楽しいし、やりがいを感じています。今年は学科に木工室ができたので、大きな木材の加工や組み立て以前よりスムーズにできるようになりました。卒業後は、住宅建築の施工管理の仕事に就く予定です。リーダーとして進捗状況を確認しつつ仲間に指示を出す経験は、社会人になってから必ず役に立つはずです」

学生自ら建築製作に関わることで、建物のスケール感覚や製作工程の細部までを知ることができます。

学生自ら建築製作に関わることで、建物のスケール感覚や製作工程の細部までを知ることができます。

オープンキャンパス直前、現場での製作作業も大詰めです。パネルが一枚ずつ設置されていき、次第に全貌が見えてきました。

オープンキャンパス直前、現場での製作作業も大詰めです。パネルが一枚ずつ設置されていき、次第に全貌が見えてきました。

そして、オープンキャンパス当日。不思議なスリットを持った建物がキャンパスに姿を現しました。

そして、オープンキャンパス当日。不思議なスリットを持った建物がキャンパスに姿を現しました。

中はくり抜かれて人が通れるようになっており、外から見る角度によっては、中にいる人を板の隙間から見ることもできます。

中はくり抜かれて人が通れるようになっており、外から見る角度によっては、中にいる人を板の隙間から見ることもできます。

完成した建物を前にした松重君。「イメージどおりのものができました。特に午前中の光が差し込んだ時が美しいです」と満足している様子。

完成した建物を前にした松重君。「イメージどおりのものができました。特に午前中の光が差し込んだ時が美しいです」と満足している様子。

11月の工大祭まで展示中
この建築物は11月5日・6日に開催される工大祭まで展示していますので、ぜひ見学に来てください。場所は、4号館やアベベ食堂隣の、緑地スペースです。詳しくは、下記のキャンパスマップのリンクをご覧ください。

建築デザイン学科

キャンパスマップ