1か月の実習でつかんだ自信を胸に 「産学連携実習最終報告会」を開催しました。

2016年11月18日

仕事を知る1か月のインターンシップ
広島工業大学では、約1か月の長期にわたり学生が企業で就業体験を行う「産学連携実習」というプログラムがあります。3年生の夏休みに、希望する業界で実際に働くことができる貴重な機会。仕事の面白さや自らの適性に気づくこともできます。
今年度は、3年生10名が、17社の企業の皆さまのご協力のもと実習を行いました。10月20日、その総まとめとして産学連携実習最終報告会を開催しました。企業のご担当者の皆さまにもご参加いただき、学生たちはこの夏の経験を報告しました。

まず、鶴学長があいさつ。「"プロ"とは寝ても覚めても仕事のことを考えて、創意工夫していく人たちのことです。そのプロの方からご指導いただき、学んだことを将来に生かしてください」

まず、鶴学長があいさつ。「"プロ"とは寝ても覚めても仕事のことを考えて、創意工夫していく人たちのことです。そのプロの方からご指導いただき、学んだことを将来に生かしてください」

実習経験から今後の目標が決まる
広島に本社を置き、情報通信事業に携わる株式会社ミウラで実習を行った向井のり子さん(工学部電子情報工学科・3年)。実習では、イオン発生装置を用いた発生量の計測を担当しました。はじめは、技術的なことだけに目を向けていた向井さん。しかし、実習を通じて、周囲の人たちと協力することができてこそ、業務が円滑に進められるということに気が付きました。そして、「もっと積極的に周囲の方とのコミュニケーションがとれるようになりたい」と今後の目標を報告しました。

「社員の方々の働く姿を見て、仕事への責任の持ち方や働く意義について考えるようになりました」と向井さん。

「社員の方々の働く姿を見て、仕事への責任の持ち方や働く意義について考えるようになりました」と向井さん。

建物を使うお客さまの気持ちになって
髙橋風希君(工学部建築工学科・3年)は、株式会社大林組と清水建設株式会社の二社で、測量や配筋検査、コンクリートの打設など、建築現場での施工管理に関する実習を行いました。朝礼に参加した際には、作業内容や危険箇所を確認するのは当然ですが、関連業者が一社ずつ伝達の時間を持って、丁寧に報告し情報を共有している姿に驚いたそうです。また、工程確認や材料の発注、協力業者の調整、提出書類の作成など、施工管理の仕事の中身を知ることもできました。完成後に建物を使うお客さまの気持ちを考えることが大切だということを、実習を通じて理解できました。

「実際に作業に従事してみて、心がけ一つで効率が上がることがわかりました」と髙橋君。

「実際に作業に従事してみて、心がけ一つで効率が上がることがわかりました」と髙橋君。

発表終了後の質疑応答では、「広工大OBの仕事ぶりはいかがでしたか」という先生からの質問に、「現場で的確な指示を出すなど、堂々と仕事をされていました」<br/>OB・OGの活躍に、自身の将来の姿を重ね合せました。

発表終了後の質疑応答では、「広工大OBの仕事ぶりはいかがでしたか」という先生からの質問に、「現場で的確な指示を出すなど、堂々と仕事をされていました」
OB・OGの活躍に、自身の将来の姿を重ね合せました。

実習を振り返り、新たな目標が生まれる
発表を終えた学生は実習先の企業の皆さまとともに学内レストランLEAF GARDENに移動し、懇親会に参加しました。実習期間を振り返り、これからの目標などについてじっくりと話すことができました。

岩井副学長が「学生たちを受け入れてくださった企業の皆さまに感謝申し上げます」と乾杯のあいさつを行いました。

岩井副学長が「学生たちを受け入れてくださった企業の皆さまに感謝申し上げます」と乾杯のあいさつを行いました。

報告会の発表を振り返りながら、企業の皆さまと学生が親睦を深めました。

報告会の発表を振り返りながら、企業の皆さまと学生が親睦を深めました。

多くのことを体験できた実習期間

三浦太一君(工学部機械システム工学科・3年)は、マツダエース株式会社で実習し、車の販売店で使われる技術マニュアル書の改善提案を行いました。実際にマニュアルを見ながらエンジンの分解と組み立てを経験し、使用するネジの種類や本数をマニュアルに記載するという提案ができました。

山田裕也君(工学部建築工学科・3年)は、大旗連合建築設計株式会社で実習を行いました。配属先の部署には、広工大OBが多く、安心して実習に参加することができたという山田君。先輩から、構造計算についてしっかり学びたいのならば、実験・実習の機会が多い大学院に進学するといい、とアドバイスを受けました。

受け入れていただいた企業の皆さまにお話を伺いました。

マツダエース株式会社の上神様(右)、森様(左)。三浦君(中央)「エンジンの組み立ての際に、ネジをグッと強く回しすぎる"ネジ切る"という失敗をしてしまいました。この時の感触は、現場でしか味わえないもの。覚えておきたいですね」

マツダエース株式会社の上神様(右)、森様(左)。
三浦君(中央)「エンジンの組み立ての際に、ネジをグッと強く回しすぎる"ネジ切る"という失敗をしてしまいました。この時の感触は、現場でしか味わえないもの。覚えておきたいですね」

大旗連合建築設計株式会社の三好様(右)、國井様(左)。山田君(中央)「実習を経験し、新たな目標が生まれました。気持ちを新たに、大学院への進学を見据えながら、残りの学生生活を有意義に過ごしていきたいです」

大旗連合建築設計株式会社の三好様(右)、國井様(左)。
山田君(中央)「実習を経験し、新たな目標が生まれました。気持ちを新たに、大学院への進学を見据えながら、残りの学生生活を有意義に過ごしていきたいです」

多くの企業の皆さまのご協力をいただき、無事に実習と最終報告会を終えることができました。学生たちは、実習から得たことを今後の学習への意欲に変えて、日々勉学に励んでいます。ご協力をいただいた企業の皆さま、本当にありがとうございました。

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