食品開発や製造、商品管理の現場を体験してみよう 食品生命科学科「インターンシップ報告会」を開催。

2017年01月18日

食品開発や研究の仕事を体験したインターンシップ 生命学部食品生命科学科には、食品の企画・開発・研究・管理等に携わるために必要な学びが用意されています。そうした将来の仕事を考えてこの学科を選択する学生も多く、卒業生たちは学んだ知識を生かしながらさまざまな企業で活躍しています。では、実際に食品業界の技術職や専門職に就くと、どのように働き、持てる知識を現場でどう生かしていくのでしょう。それらを知る体験こそが「インターンシップ」です。11月30日、インターンシップを体験した3年生が、自身の経験を後輩たちに伝える「インターンシップ報告会」が開催されました。

食品生命科学科の長﨑先生があいさつ。「先輩が学んできたこと、体験してきたことを、しっかり聞いて参考にしてください」

食品生命科学科の長﨑先生があいさつ。「インターンシップ先の企業が、そのまま就職先候補になる場合も多くあります。先輩が学んできたこと、体験してきたことを、しっかり聞いて参考にしてください」

報告会には、1・2年生が参加。先輩から語られる食品メーカーや市役所での仕事内容や、インターンシップを通じて身についたものをしっかり受け止めようという熱意が感じられます。

報告会には、1・2年生が参加。先輩から語られる食品メーカーや市役所での仕事内容や、インターンシップを通じて身についたものをしっかり受け止めようという熱意が感じられます。

地場食品メーカーで品質管理を体験
広島に本社を置き、国内外に多くの拠点を構える食品メーカーで、5日間のインターンシップに参加した伊藤瑞貴さん(高知県立高知小津高校出身)。自社農場や加工工場の見学を皮切りに、品質管理なども体験しました。「製造した食品のPH値や水分、塩分などを測定する検査を体験しました。また、工場を見回ってトラブルが起こっていないかチェックするのも、品質管理の仕事だとわかりました」と伊藤さん。実際の仕事の中身に触れることで、品質管理分野への就職を具体的にイメージでき、職場の雰囲気や自分自身の課題も知ることができたと、大きな収穫を実感していました。「相手に伝える力をもっと身につけることや、食品に関する知識を増やしていくことがこれからの課題です」と今後の努力目標について語ってくれました。

「原料へのこだわりなど、ホームページにも掲載されていないような、会社独自で努力されていることも教えていただけ、とても参考になりました」と伊藤さん。

「原料へのこだわりなど、ホームページにも掲載されていないような、会社独自で努力されていることも教えていただけ、とても参考になりました」と伊藤さん。

体験をふりかえり、後輩にその意義を伝える
インターンシップ先には食品や酒の製造・販売に関連する企業が多く、学生たちは食品製造の現場や商品企画、商品管理などの部署での仕事体験を具体的に紹介しました。

食品メーカーと小売店のコラボインターンシップに参加した松岡由輝恵さん(広島国際学院高校出身)。「模擬商談や、商品企画のアイデアを出し合うブレインストーミングなどを体験しました。チームで行う作業の際は、コミュニケーション力の大切さをあらためて感じました」

岡山県に本社を置く食品メーカーと小売店のコラボインターンシップに参加した松岡由輝恵さん(広島国際学院高校出身)。「模擬商談や、商品企画のアイデアを出し合うブレインストーミングなどを体験しました。チームで行う作業の際は、コミュニケーション力の大切さをあらためて感じました」

酒造会社のインターンシップに参加した吉田泰晃君(広島県 崇徳高校出身)。もともと興味のあった醸造の知識を深めるため、参加を決めました。酒造り工程の説明も交え、自身が体験した作業内容を丁寧に報告。「社員の方からやりがいを聞き、就職への意欲が高まりました」

欧米でも高い評価を受ける、純米大吟醸酒で知られる酒造会社のインターンシップに参加した吉田泰晃君(広島県 崇徳高校出身)。もともと興味のあった醸造の知識を深めるため、参加を決めました。酒造り工程の説明も交え、自身が体験した作業内容を丁寧に報告。「社員の方からやりがいを聞き、就職への意欲が高まりました」

先輩に気になることを直接質問する
8名の参加者による報告が終わると、質疑応答の時間に。先輩の話に熱心に耳を傾け、メモを取っていた1・2年生から次々と手が挙がります。

1年生の藪木舞さん(兵庫県立農業高校出身)は、「どうしてその会社を選ばれたんですか?」とインターンシップ先の選び方を質問。「実習で体験できる内容で決めた」「開発から出荷まで食品製造の全体を体験できるから」「その会社の商品が好きで」など、各質問に報告者全員が回答していきました。

1年生の藪木舞さん(兵庫県立農業高校出身)は、「どうしてその会社を選ばれたんですか?」とインターンシップ先の選び方を質問。「実習で体験できる内容で決めた」「開発から出荷まで食品製造の全体を体験できるから」「その会社の商品が好きで」など、各質問に報告者全員が回答していきました。

後輩からの質問に対し、報告を行った3年生全員が回答します。全員が共通して後輩に伝えたのは「ぜひ、インターンシップに行き、自らの適性を知ってほしい」ということです。

報告を行った3年生全員が共通して後輩に伝えたのは「ぜひ、インターンシップに行き、自らの適性を知ってほしい」ということです。

「インターンシップのおかげで、質問する力が身についたのを感じます。将来は食品管理の専門職に就きたいので、大学で学んだことを、テストのためだけに覚えるのではなく、就活後にも活かせるよう、生きた知識にしていきたいと思っています」と意欲的な伊藤さん。

「インターンシップに参加したことで、自分が疑問に感じることを相手に論理的に伝え、確認することの大切さを理解できました。将来は食品管理の専門職に就きたいので、大学で学んだことを、テストのためだけに覚えるのではなく、就活後にも活かせるよう、生きた知識にしていきたいと思っています」と意欲的な伊藤さん。

「私もインターンシップに参加したいので、体験談はとても参考になりました。発表の資料も、人に伝わりやすい作り方を考えるのに役立ちそうです」と藪木さん。

「私もインターンシップに参加したいので、体験談はとても参考になりました。発表の資料も、人に伝わりやすい作り方を考えるのに役立ちそうです」と藪木さん。

インターンシップで未来へ近づく
この報告会では、インターンシップの詳細な内容だけでなく、そこから先輩たちが得たものがさまざまに語られ、3年生の大きな成長を感じさせるものとなりました。また、そうした先輩たちの姿を目の当たりにした1・2年生にとっても、インターンシップ参加への不安を払拭し、心の準備をしていくための有意義な時間となったようです。誰もが未来の自分に一歩近づいたことを実感できた報告会となりました。

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