第3回経情・零壱ゼミナールを開催 OB・OGとの交流を通じてスキルアップを果たしたある学生の思い。

2017年02月21日

ゼミナール参加で対話力・発言力・傾聴力を磨いた倉本君
さまざまな世代のOB・OGとのコミュニケーションや共同作業を通じ、「学生に求められる資質」として常に上位に挙げられる「対話する力」や「発言する力」、「相手の話を注意深く聴く力」を育成する「経情・零壱ゼミナール」(※)。情報工学科4年生の倉本大輔君(広島県 盈進高校出身)は、過去2回過去2回(第1回)(第2回)を含め12月に行われた第3回まですべてのゼミナールに参加しました。過去2回のテーマ「ヒト」、「モノ」に続き、第三回のテーマはビジネスに欠かすことのできない「カネ」。OBの浜本正樹さん(広島信用金庫 融資部 課長)、榎本暢之さん(有限会社エノモト代表取締役)を迎え、講演会が行われ、その内容を受けて、OB・OGと学生が自由に意見交換を行い、議論を深めました。

※経情・零壱ゼミナールとは、情報学部の同窓会「経情会」が、情報系学生の自治団体「零壱会」とともに企画したもので、過去2回はそれぞれ「ヒト」「モノ」をテーマに開催されました。

「若い世代と関わる機会はなかなかないため、私自身も勉強になると思います」と、この日の進行役を務めた吉岡新さん(マツダ株式会社 技術本部 生産企画部 主幹)

「若い世代と関わる機会はなかなかないため、私自身も勉強になりました」と、この日の進行役を務めた吉岡新さん(マツダ株式会社 技術本部 生産企画部 主幹)

ホスト役としてグループをまとめる倉本君(中央)。3回目の参加ということもあり、周りの人の様子を見つつ、場を盛り上げたり積極的な発言をしたりしながら議論をリードしていきます。

ホスト役としてグループをまとめる倉本君(中央)。3回目の参加ということもあり、周りの人の様子を見つつ、場を盛り上げたり積極的な発言をしたりしながら議論をリードしていきます。

ワールドカフェのホスト役を務める
ゼミナールは、講演とそれを受けたワールドカフェ(※)で、OB・OGや先生たちと意見交換を行うスタイルで進んでいきます。倉本君は、意見交換を行うグループの中心となるホスト役を買って出ました。他のメンバーの意見に耳を傾けながら議論を積極的にリード、講演の中で印象に残ったキーワードを目の前の模造紙に書き込みながら、議論の進行具合も気にかけます。

※ワールドカフェ・スタイルとは、カフェのようなリラックスした雰囲気の中で、少人数のグループに分かれて自由な対話を行うなかで、一定の時間ごとにメンバーをシャッフルし、別のグループのメンバーともさらに議論を深めながら行う対話手法です。移動を何度か繰り返すことで、さまざまな人の考えや意見に触れることができます。

金融機関の業務や社会的役割について、またどのような企業が「良い企業」と言えるのかについて語る浜本さん。就職について、金融機関からの視点で助言をいただきました。

金融機関の業務や社会的役割について、またどのような企業が「良い企業」と言えるのかについて語る浜本さん。就職について、金融機関からの視点で助言をいただきました。

榎本さんからは、経営者としての経験から得たものをアドバイスしていただきました。「工大生はさまざまな企業で活躍しており、OB・OGがたくさんいるということは大学としての財産です。皆さん自信を持って就職時はその強みを生かし、良い就職を勝ち取ってください」

榎本さんからは、経営者としての経験から得たものをアドバイスしていただきました。「工大生はさまざまな企業で活躍しており、OB・OGがたくさんいるということは大学としての財産です。皆さん自信を持って就職時はその強みを生かし、良い就職を勝ち取ってください」

将来、経営やプロジェクトの責任者になることも念頭に
「OG・OBの皆さんのお話は、聞いていて興味深い話ばかりでした。企業とお金に関する話、特に信用金庫の融資部門に勤務されている浜本さんの話された普段の業務内容などは、興味深く発見も多かったですね。将来、経営やプロジェクトに責任を持つようなリーダー的存在になったときに、必ず生きてくると思います」と倉本君は振り返りました。

ホストには、自分の意見を披露しながら、相手の意見を引き出すことが求められます。倉本君は3回目の参加ということもあり、上手に場をコントロールしていました。

ホストには、自分の意見を披露しながら、相手の意見を引き出すことが求められます。倉本君は年齢の離れたOB・OGと適度にコミュニケーションを取りつつ、上手に場をコントロールしていました。

OB・OGの皆さまからは、就職についてのアドバイスから、人生経験から得られたこれからの生き方まで、幅広いアドバイスをいただきました。学生も、貴重な機会を逃さないように、積極的に質問をしていました。

OB・OGの皆さまからは、就職についてのアドバイスから、人生経験から得られたこれからの生き方まで、幅広いアドバイスをいただきました。学生も、貴重な機会を逃さないように、積極的に質問をしていました。

思いを伝える発表の時間
最後の発表では、各グループの代表者が発表を行いました。倉本君は「浜本さん、榎本さん、そしてOB・OGの皆さんから、"カネ"にまつわる経営の本音に関するお話をたくさん伺うことができました。グループ内の議論でも、ヒト、モノ、カネ、そして情報が回って大きなサイクルを生み出すという話が挙がりました。以前からゼミの濱崎先生に伺っていた"世のため人のため巡り巡って自分のため、他人に奉仕することが自分のためになる"という言葉を、3回のゼミナールを通じて、本当の意味で理解することができたと感じています。先輩方との交流も含めて、人との関わりの大切さを再認識しました」と発表。グループでの意見をまとめるとともに、自らの思いを付加できたのも、ホスト役として、俯瞰的な立場からもグループでの議論に参加できたからこそといえます。

「濱崎ゼミに入り、先生の勧めもあって、社会人や他大学の学生と交流する機会に積極的に参加し、刺激を受けたことで、自分自身変わることができました。良き師に出会えたからこそ、今の僕があります」と出会いや人との関わりの大切さを発表時に語る倉本君。

「濱崎先生の勧めもあって、こういった交流会に積極的に参加し、刺激を受けたことで、自分自身成長することができました」と出会いや人との関わりの大切さを発表時に語る倉本君。

「3回のゼミナールを通じて、人と人とのつながりの大切さを感じました。卒業後も、OBとして関わっていきたいと考えています」と倉本君。

「3回のゼミナールを通じて、人と人とのつながりの大切さを感じました。卒業後も、OBとして関わっていきたいと考えています」と倉本君。

自分の経験を後輩に伝えたい
「もともと話すのは苦手だったのですが、ゼミナールに参加したことで、人前で話すスキルは格段に上がりました。」とゼミナールでスキルアップできたことを実感している倉本君。「とりあえず挑戦してみることで、得るものが必ずあると実感しています。これは、僕自身が経情・零壱ゼミナールに参加した体験から導き出した答えです。今後の目標は、後輩をいかに引き込むかということ。こうした交流に参加することで、大きく成長できることを伝えたいです」
社会で活躍するOB・OGに加え、倉本君のような若い世代の先輩が加わることで、今後開催される経情・零壱ゼミナールの意義はさらに深まっていくことが期待されます。

情報学部