サービスエンジニアの仕事について学内でインターンシップを実施 電子情報工学科の取り組み

2017年05月18日

サービスエンジニアの仕事を大学で体験
広島工業大学では、就職活動を前にした学生が実習先の企業に出向き実務を経験、仕事内容や自らの適性について知るインターンシップの機会を設けています。
電子情報工学科で行ったインターンシップは、現場で仕事を体験するインターンシップとは違い、企業の方々に大学にお越しいただく形で実施しました。学生は、「体験ワーク」や社員の方々との懇談を通じて「サービスエンジニア」の仕事について深く理解し、働くイメージを明確にすることができました。

日立グループの中でも先端科学領域の製品を扱う株式会社日立ハイテクフィールディングの方々にお越しいただき、理化学機器や精密機器の保守・メンテナンスだけでなく、お客さまのご要望に合わせた提案も行っていくサービスエンジニアの仕事について解説していただきました。

日立グループの中でも先端科学領域の製品を扱う株式会社日立ハイテクフィールディングの方々にお越しいただき、理化学機器や精密機器の保守・メンテナンスだけでなく、お客さまのご要望に合わせた提案も行っていくサービスエンジニアの仕事について解説していただきました。

ソリューションを提供するサービスエンジニアの仕事
(株)日立ハイテクフィールディングは、半導体製造装置、電子顕微鏡、医用機器などの装置を扱っているB to B企業(企業を相手に取り引きを行う企業)です。機器のメンテナンスや調整を行うだけではなく、目的や要望に合わせた最適な利用方法、つまり「ソリューション」を提供しています。
「体験ワーク」とは、参加した学生が、同社の社員であるという仮定の下で、納入した装置を使用している顧客の要望から問題点を洗い出し、最善策を導き出すというもので、装置に関する専門的な知識に加え、傾聴力や課題発見力も問われます。

「体験ワーク」では、顧客と装置に関する情報シートが手渡され、顧客はどんなことを望んでいるのかを推測していきました。そしてその要望に対してどんな提案が可能なのか、グループで話し合い発表を行いました。

「体験ワーク」では、顧客と装置に関する情報シートが手渡され、顧客はどんなことを望んでいるのかを推測していきました。そしてその要望に対してどんな提案が可能なのか、グループで話し合い発表を行いました。

お客さまの要望、予算、装置の状態など、さまざまな情報を整理し、グループメンバーとコミュニケーションを取りながら、課題解決に挑みました。その中で、自然とサービスエンジニアの仕事内容が理解できる仕組みになっています。

顧客の要望、予算、装置の状態など、さまざまな情報を整理し、グループメンバーとコミュニケーションを取りながら、課題解決に挑みました。その中で、自然とサービスエンジニアの仕事内容が理解できる仕組みになっています。

懇談会では、OBの田辺仁志さん(中央)を囲み、サービスエンジニアはお客さまに納得してもらう仕事であること、大きな仕事の受注が決まった時の喜び、日々の勉強が仕事を支えていることなどについてお聞きしました。

懇談会では、OBの田邉仁志さん(中央)を囲み、サービスエンジニアは顧客の要望に合ったメンテナンスメニューを提案する仕事であること、大きな仕事の受注が決まった時の喜び、日々の勉強が仕事を支えていることなどについてお聞きしました。

働くイメージを早めに作ることが大切
今回のインターンシップを企画した電子情報工学科の豊田先生にお話を聞きました。
「体験ワークや懇談などを通じて、学生には仕事を理解し、なるべく早く働くイメージをつかんでほしいと考えています。さらに、なぜ働くのかというところまで、もう一歩踏み込んで考えることができたら、就職活動もスムーズに進むはずです。学科では、学生が仕事や就職について考える機会を数多く設定し、これからも支援していきます」

「今回は、(株)日立ハイテクフィールディング様から声を掛けていただき、インターンシップが実現しました。OBから生の声を聞き、働くこと体感しながら社会に貢献する未来を想像してほしいです」と豊田先生。

「今回は、(株)日立ハイテクフィールディング様から声を掛けていただき、インターンシップが実現しました。OBから生の声を聞き、働くことを体感しながら社会に貢献する未来を想像してほしいです」と豊田先生。

佐々木健人君(電子情報工学科 3年・広島 日彰館高校出身)「漠然としか理解していなかったサービスエンジニアの仕事を、体験ワークにより詳しく知ることができました。電子情報工学科は就職活動に対する支援が手厚く、先生方から職種ごとの働き方や企業の特徴など、さまざまな情報をいただくことができ助かっています」

佐々木健人君(電子情報工学科 3年・広島 日彰館高校出身)「漠然としか理解していなかったサービスエンジニアの仕事を、体験ワークにより詳しく知ることができました。電子情報工学科は就職活動に対する支援が手厚く、先生方から職種ごとの働き方や企業の特徴など、さまざまな情報をいただくことができ助かっています」

OBの田辺さんは2012年に電子情報工学科を卒業されました。「私の卒業した頃と比べて、はきはきと自分から話す学生が多くなりましたね。仕事では他者とのコミュニケーション力が求められます。いっしょに働く日を待っています」

OBの田邉さんは2012年に電子情報工学科を卒業されました。「私の卒業した頃と比べて、はきはきと自分から話す学生が多くなりましたね。仕事では他者とのコミュニケーション力が求められます。いっしょに働く日を待っています」

職種への理解を深めるインターンシップ
最先端の装置が導入されていても、それを正しく使いこなせていなければ、また、故障が頻繁に起こるようであれば、意味がありません。専門的な知識と経験を基に、装置を安定的に稼働させながら、お客さまの抱える問題点を解決できるサービスエンジニアの仕事に、参加した学生たちは魅力を感じたようです。電子情報工学科では、こうしたインターンシップ開催を通じ、学生が職種について深く理解するための支援を今後も行っていきます。

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