自作のペットボトルロケットに大歓声! 近隣小学校の子どもたちを招いてJCDキャロット「理科実験教室」を開催しました。

2017年07月05日

「子どもたちにもっと理科を好きになってほしい」という思いで、小学生を対象とした理科実験教室を行っている「JCDキャロット」。広島工業大学女子学生キャリアデザインセンター(JCDセンター)の活動のひとつとして、2008年から学生主体で取り組んでいます。
今回は、広島市立五日市観音小学校の子どもたちといっしょにペットボトルでロケットをつくり、広島工業大学の人工芝の競技場「グリーンフィールドH.I.T.」で青空に向けて飛ばしました。「どうしたら遠くへ飛ぶのかな」楽しい工作の中にも試行錯誤の様子がうかがえたペットボトルロケットづくりを見てみましょう。

まずは教室でロケットが飛ぶ原理を説明。実際にロケットが発射する映像を見ながら、リーダー学生が小学生にわかりやすく解説しました。

まずは教室でロケットが飛ぶ原理を説明。実際にロケットが発射する映像を見ながら、リーダー学生が小学生にわかりやすく解説しました。

次に説明した原理を体感します。台車に2人乗り、1人が台車から飛び降りると、自然と台車が動き出しました。「この連続が、ロケットが飛ぶ原理です」

次に説明した原理を体感します。台車に2人乗り、1人が台車から飛び降りると、自然と台車が動き出しました。「この連続が、ロケットが飛ぶ原理です」

スカイテリアに移動し、6班に分かれ工作開始。学生スタッフが丁寧に作り方を説明します。

スカイテリアに移動し、6班に分かれ工作開始。学生スタッフが丁寧に作り方を説明します。

ラミネート加工した紙をハサミで切って、部品をつくります。

ラミネート加工した紙をハサミで切って、部品をつくります。

「ロケットに模様をつけよう!」とお母さんもテープを切ってお手伝い。

「ロケットに模様をつけよう!」とお母さんもテープを切ってお手伝い。

カッターでペットボトルを切る場面は、学生スタッフがフォロー。安全に作業を進めました。

カッターでペットボトルを切る場面は、学生スタッフがフォロー。安全に作業を進めました。

思い思いのデザインと飾り付けが済んだら、いよいよ手作りロケットの発射です。グリーンフィールドH.I.T.で飛距離を競いました。「3、2、1、スイッチON!」発射のたびに大歓声が上がりました。フィールドの端まで飛んだロケットもあれば、思いのほか飛距離が伸びないロケットもあるなど、結果はさまざまです。「どうして飛ぶ距離が違うのだろう?」「羽根のバランスが悪いのかな?」「水が多すぎたのかな?」子どもたちは理由を真剣に考えました。こうして考えたことが、理科やものづくりを好きになるきっかけになれば教室は大成功です。

ペットボトルに水を入れて、発射台に装着したら、自転車の空気入れを使って圧力を上げます。がんばって!

ペットボトルに水を入れて、発射台に装着したら、自転車の空気入れを使って圧力を上げます。がんばって!

参加した小学生の弟や妹も飛び入り参加。とびっきりの笑顔が弾けます。

参加した小学生の弟や妹も飛び入り参加。とびっきりの笑顔が弾けます。

最後の仕上げに、学生スタッフが空気を入れたら、発射準備完了。発射の瞬間を真剣な顔で見守ります。

最後の仕上げに、学生スタッフが空気を入れたら、発射準備完了。発射の瞬間を真剣な顔で見守ります。

いざ、発射!ロケットはグリーンフィールドの端まで飛んでいきました。「すごい!」と拍手喝采。

いざ、発射!ロケットはグリーンフィールドの端まで飛んでいきました。「すごい!」と拍手喝采。

優勝は今西陽埜くん(1年)。78mも飛びました。「水の量がちょうどよかった」と勝因を語ってくれました。

優勝は今西陽埜くん(1年)。78mも飛びました。「水の量がちょうどよかった」と勝因を語ってくれました。

ロケットを持って、参加者全員で記念撮影。

ロケットを持って、参加者全員で記念撮影。

今回、参加していただいた皆さんに感想を聞きました。

田中悠吾くん(4年)・美代子さん
学校からチラシをもらってきてすぐに、子どもが『行きたい』というので参加しました。私は広島工業大学の卒業生ですが、子どもにも『ものづくり』の楽しさを知ってもらいたいですね」とお母さん。悠吾くんは「つくるのも飛ばすのも面白かったです」と目を輝かせて話してくれました。

吉村芽生香さん(1年)・隆士さん
子どもがお友だちに誘われて、私も『楽しそうだな』と思ったのが参加の理由です。子どもと協力しながらいっしょにつくることができて、親子で触れ合う時間が持てました」とお父さん。芽生香さんは「パパに手伝ってもらって、上手にできました」とうれしそうでした。

「次回も参加したいです」と田中悠吾くん(中央)。

「次回も参加したいです」と田中悠吾くん(中央)。

「切ったり貼ったりすることが楽しかったです」と吉村芽生香さん(右下)。

「切ったり貼ったりすることが楽しかったです」と吉村芽生香さん(右下)。

今回は、JCDキャロットが新しいメンバーになって初めてのイベント。準備を重ねてきた学生たちの努力が実り、教室は大成功でした。

リーダーの中村日向子さん(地球環境学科 2年)「準備は大変でしたが、無事に終えることができてほっとしています。子どもたちにもっとものづくりを好きになってもらうために、これからも新しい企画をたくさん考えています。また、学生メンバーは、ひとつのことを成し遂げる体験を通して、実行力や対応力を身に付けることができました」と語ってくれました。

サブリーダーの村田栞さん(食品生命科学科 1年)「高校の理科の先生を目指しているのですが、JCDセンターでの体験が将来に結び付くと思っています。思ったより飛ばなかったロケットもあったので、どうしたらもっと飛ぶようになるか、子どもたちといっしょに考えていきたいです

今田悠月さん(知的情報システム学科 1年)「高校では理科部に入っていて、理科実験に興味がありプロジェクトに参加しました。ペットボトルロケットをつくるのは初めてでしたが、子どもたちが楽しんでくれてよかったです。これからたくさんの新しい理科実験を考えていきたいです

村田さん(左)、今田さん(中央)、中村さん(右)「子どもたちへの指導を通して、私たちも成長しています」

村田さん(左)、今田さん(中央)、中村さん(右)「子どもたちへの指導を通して、私たちも成長しています」

「子どもたちに理科の楽しさを伝えたい」という思いを胸に、メンバーの気持ちはひとつにつながっています。多彩な活動を通じて成長し続けている「JCDキャロット」の今後の活動にご期待ください。

JCDセンター