「働く」ことの意識付けに― 1・2年生対象の「職場研究」を実施しました。

2017年10月10日

企業を訪問し、現場の様子を見ることができる「職場研究」。実際の仕事を見学したり働いている人たちに質問したりすることで、将来の進路に生かしてもらおうというプログラムです。今年度は、建設業や製造業など、さまざまな業種から全8社にご協力いただきました。学生たちは、7月にあった説明会に参加した後、希望の企業に応募。9月8日、定員の約2倍の人気を集めたIT企業、株式会社ドリーム・アーツに、1・2年生の26名が訪問しました。

広々とした広島本社に訪問

(株)ドリーム・アーツは、大企業向けソフトウェア・パッケージ製品を中心に、ビジネスソリューション企画・開発などを行う会社です。広島本社は、広島の新しいランドマーク「おりづるタワー」(広島市中区大手町)の6階にあります。東京本社の事業が急成長する中、規模拡大のため2016年に開設されました。
始めに、拠点責任者である吉村厚司さんが「大手企業を支え、重要な役割を果たしている会社が、実はたくさんあります。そういった企業も将来の進路の候補としてもらえれば。分からないことは何でも聞いて、良い時間としてください」とあいさつ。その後、同社スタッフの方から「'対話から創造する'を大切に」という社の姿勢や、多様な職種、研修制度などを、プロジェクターの画像とともに説明していただきました。

「1年・2年のうちから、社会のしくみや運営について知る機会があるのはとても良いことです」と学生に語りかける吉村さん。

「1・2年のうちから、社会のしくみや運営について知る機会があるのはとても良いことです」と学生に語りかける吉村さん。

5つの自社開発製品についても説明がありました。「自社製品を持ち、それをベースに提案できる会社です」という言葉にうなずく学生たち。

5つの自社開発製品についても説明がありました。「自社製品を持ち、それをベースに提案できる会社です」という言葉にうなずく学生たち。

内定者や先輩社員との活発な座談会

説明会の後、現在、広島工業大学4年で、来春入社予定の大杉将輝さん(知的情報システム学科)、三島冠大さん(知的情報システム学科)ら3名の内定者から、就職活動におけるアドバイスや(株)ドリーム・アーツに決めた理由など、率直な気持ちを聞かせてもらいました。年齢の近い先輩の体験談は、近い将来、進路を考えるときに、きっと思い出されることでしょう。

その後、学生たちは2つのグループに分かれ、それぞれ内定者と先輩社員の方々との座談会と、オフィス見学に参加しました。座談会では、仕事の話から、福利厚生、就業時間まで、ざっくばらんな会話が続きました。
中村友美さん(情報工学科・2年)の「プログラミングはどれくらいのレベルが求められるのでしょうか」という質問に、本学OBの藤本宣人さん(大学院 情報システム科学専攻2016年度修了)は「プログラミング経験者は、今年入社した人の中で三分の一くらいしかいませんでしたよ。苦手でも、全く経験がなくてもいいんです。文系・理系関係なく、意欲のある人に入社してもらいたいです」と回答。
内定者の方から「プログラミング言語と英語には関連性がありますので、今のうちに英語を勉強するのもいいですよ」とアドバイスもいただきました。

女子学生4名が加わったこのグループでは「広島本社は家族を持っている人が多いと聞き、女性でも働きやすそうだと感じた」「きれいなオフィスでやる気が出そう」という意見がありました。

女子学生4名が加わったこのグループでは「広島本社は家族を持っている人が多いと聞き、女性でも働きやすそうだと感じた」「きれいなオフィスでやる気が出そう」という意見がありました。

時間が経つにつれ、和やかな雰囲気に。「サークル活動はどんなものがありますか」「終わらなかった仕事を家に持ち帰ることはありますか」という質問にもていねいに答えていただきました。

時間が経つにつれ、和やかな雰囲気に。「サークル活動はどんなものがありますか」「終わらなかった仕事を家に持ち帰ることはありますか」という質問にも丁寧に答えていただきました。

広島のランドマーク「おりづるタワー」内のオフィス見学

100名体制を目指すフロアは広く、クリエイティブな発想ができるような空間となっています。地元企業を応援し盛り上げたいという気持ちから、内装に広島県産木材を使い、座敷の打ち合わせスペースには備後畳表、壁面には大竹和紙を使用。広島のランドマーク「おりづるタワー」(広島市中区大手町)の6階という抜群のロケーションを生かし、テラスにも席が設けてあります。

テラスには、打ち合わせ用のテーブルやソファ、ハンモックが配置され、良い気分転換になりそうです。

テラスには、打ち合わせ用のテーブルやソファ、ハンモックが配置され、良い気分転換になりそうです。

「'働くこと'について考える良い機会になりました」「質問しやすい雰囲気で、聞きたいことが聞けて良かったです」と笑顔の左から満井果林さん、田谷京香さん、中村友美さん、井上七海さん(ともに情報工学科・2年)

「'働くこと'について考える良い機会になりました」「質問しやすい雰囲気で、聞きたいことが聞けて良かったです」と笑顔の左から満井果林さん、田谷京香さん、中村友美さん、井上七海さん(ともに情報工学科・2年)

黒瀬輝さん(知能機械工学科・1年)「初めての企業訪問です。大学では機械系の勉強をしていますが、いろいろな企業を見て視野を広げたいと思って参加しました。顧客である企業と、会話をしながら仕事を進めていくところが印象的でした」

黒瀬輝さん(知能機械工学科・1年)「初めての企業訪問です。大学では機械系の勉強をしていますが、いろいろな企業を見て視野を広げたいと思って参加しました。顧客である企業と、会話をしながら仕事を進めていくところが印象的でした」

石川貴章さん(知能機械工学科・2年)「情報やソフトウエアは将来必ず必要になる分野だと思います。機械のことだけでなく、プログラミングやソフトウエアについても知っておきたかったので、職場研究に参加できて良かったです」

石川貴章さん(知能機械工学科・2年)「情報やソフトウエアは将来必ず必要になる分野だと思います。機械のことだけでなく、プログラミングやソフトウエアについても知っておきたかったので、職場研究に参加できて良かったです」

東京本社に加え、広島本社を開設したばかりの(株)ドリーム・アーツ。長期的な視野に立ち、次世代を見据える同社の話は、今後さまざまなことにチャレンジしていく学生たちの心に響いたことと思います。(株)ドリーム・アーツの皆さま、ありがとうございました。

広島工業大学では、就職活動が本格化する3年次以上のみならず、1・2年次の早期から、就職についての意識づけを行い、進路選択の視野を広げるための、さまざまなプログラムを用意しています。学生一人ひとりの進路実現に向けて全力でサポートしていきます。

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