スピーチ王の証"デネブ杯"は誰の手に!?英語で熱く語る「デネブ杯争奪インビテーショナル英語スピーチコンテスト」を開催

2017年12月05日

関西私大の精鋭VS広島工大の英語スピーチバトルに広島大も参戦!
プレゼンテーションに強い英語力に磨きをかけようと、日々活動しているE.S.S.(E...English、S...Speaking、S...Society)所属の学生たちが、他大学の学生と行う英語スピーチコンテスト「デネブ杯争奪インビテーショナル英語スピーチコンテスト」が、11月11日に行われました。第5回となる今年、関西英語会連盟(K.E.S.S.A.)からの3名、広島大からの1名を含む8名の学生がオリジナルスピーチの部にエントリー。大学での研究テーマから派生した持論や、日常の経験から感じた思いなどを、豊かな表現力とともに英語で披露しました。

8名それぞれの個性が光る、聴きどころ満載のオリジナルスピーチ
オリジナルスピーチの部、最初のスピーカーは、八尾茉鈴さん(本学食品生命学科2年)"PPAP!"と題したスピーチでは、プレゼンテーションツール「パワーポイント」の問題点を指摘し、ユニークな持論を展開しました。流行語となったPPAPを"Power Point Addicted People"の略語とし、「スピーチ文化がない日本人は、パワーポイントのビジュアル効果に頼る傾向がある」と分析。パワーポイントのスキルを磨く前にスピーチ力を磨くべきだと主張しました。テーマの面白さとともに、聴衆一人ひとりに語りかけるような身振りやはつらつとした発声、力強い視線で、会場は一気にヒートアップ。スピーチコンテストにふさわしい雰囲気となりました。

審査員や聴衆が一人ひとりの発表に聞き入ります

審査員や聴衆が一人ひとりの発表に聞き入ります

八尾さんは、オリジナルスピーチの部2位に入賞

八尾さんは、オリジナルスピーチの部2位に入賞

前年チャンピオンの宮城尚弥さん(本学食品生命科学科3年)は、スポーツと平和の類似点をテーマに"Play Sports, Don't Pray for Peace"と題したスピーチを披露。広島カープが地元胴上げを目前に敗戦した試合後に聞いた、汚いヤジをきっかけに、スポーツと平和についての考察を深めていったエピソードを語りました。オリンピックを平和の祭典と位置付けたり、広島東洋カープが8月に「ピースナイター」を開催したりと、スポーツと平和を関連させようとする風潮に疑問を呈し、「スポーツとは関係なく平和活動をしていくべき」と主張。落ち着いた語り口が印象的でした。

声、表情、手振りなど、全身を使って表現します

声、表情、手振りなど、全身を使って表現します

宮城さんは、強いインパクトを与えたということで、honorable mention(敢闘賞)を受賞

宮城さんは、強いインパクトを与えたということで、honorable mention(敢闘賞)を受賞

優勝はフレッシュな1年生 デネブ杯は初めて関西へ
K.E.S.S.A.からは田口彩さん(関西大学法学部1年)、古場日菜子さん(同志社大学文学部1年)、森澤梢さん(立命館大学総合心理学部1年)が参戦。学内や連盟でのコンテストにも出場経験のある実力派ぞろいです。
田口さんのスピーチ "Don't be a Monster" はモンスターペアレントをテーマにしたもの。保育士の友人が退職に至った経験を聞き、社会に対しての問題提起としてスピーチ原稿を作成したそうです。豊かな表情と明瞭な発声に加え、分かりやすい表現、言葉の選び方などの工夫が実り、見事チャンピオンに輝きました。

デネブ杯の優勝カップが広島県外に出るのは、今回が初めて。新たな歴史を刻みました

デネブ杯の優勝カップが広島県外に出るのは、今回が初めて。新たな歴史を刻みました

段階を踏んで学生は成長 緊張感を力に

今回のコンテストの運営にあたった生命学部 食品生命科学科三熊祥文教授に話を聞きました。
「第5回ということで、出場者のレベルは過去最高。ギャラリーも増えてきました。1年生で暗唱の部に出場した学生が、2年生ではオリジナルスピーチの部に出場するなど、毎年開催することで、学生の成長ぶりも把握できます。他大学の学生と競うことで緊張感が生まれ、スピーチにも磨きがかかります。この経験を生かして、今後は学外の大会にも出てもらいたい。社会に出てから英語を使う場面は、理系出身者のほうが圧倒的に多いです。今後も教員一丸となって、学生の英語力向上を支援していきます」。

多くの熱気あふれるスピーチが響き渡った第5回デネブ杯争奪インビテーショナル英語スピーチコンテスト。表彰式の後、審査員にスピーチの評価を聞く学生たちの表情は真剣そのもの。互いの健闘をたたえ、親睦を深める学生同士の姿も見られ、大会に出場することで、英語やスピーチ力向上以外に、英語を介した新たな交流が生まれていました。

広島工業大学の英語教員グループは、学生がポジティブに英語に取り組むための祭典として、デネブ杯争奪インビテーショナル英語スピーチコンテストを開催しています。来年も多くの学生の挑戦を待っています!