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企業と座談会形式で交流、就職活動のヒントを掴む 業界研究ミーティング

2019.02.25

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広島工業大学では、大学3年生、大学院1年生を対象に「業界研究ミーティング」を毎年開催しています。これは就職活動が本格化する前に、企業の担当者と直接話をすることで、業界・企業選びの参考にしてもらうことを目的に行っています。このイベントの魅力は、機械製造、建設、IT、食品製造など、さまざまな業界の話が聞けること。比較しながら自分に合った働き方を探すことができます。今回は11月23日、24日の2日間で合計34社が参加。ここでは11月23日に行われた様子を紹介します。

13時の開始前、会場のLEAF GARDEN前には長蛇の列。先頭の学生は10時から並ぶほど、強い意気込みで臨んでいました。

13時の開始前、会場のLEAF GARDEN前には長蛇の列。先頭の学生は10時から並ぶほど、強い意気込みで臨んでいました。

開場とともに学生たちはお目当ての企業ブースへ一目散に向かいます。どのブースもあっという間に席が埋まり、立ち見が出るほどの盛況ぶり。みんなメモを片手に真剣な表情です。企業担当者のどんな話から、自分の将来を考えるヒントを掴んだのでしょうか。いくつかの企業ブースに密着して探りました。

経営状況を知ることも、企業選びのポイント
・グローリー株式会社

グローリー株式会社は、創業100周年を迎えた歴史ある企業です。スーパーやコンビニのレジにあるつり銭機、銀行ATMの両替機などの開発から製造、販売、メンテナンスまで一貫して行っています。担当の北村公嗣さんは「就職活動では自己資本比率というものにも注目してください」とアドバイスしてくださいました。自己資本比率は、会社の経営が安定しているかどうかを判断する一つの指標になります。職種や業務内容も大切ですが、就職後も安心して働くために、企業情報を見るポイントを教えてくださいました。

「弊社の自己資本比率は、業界平均を大きく上回っています」と北村さん。

「弊社の自己資本比率は、業界平均を大きく上回っています」と北村さん。

「高卒、大卒、院卒関係なく平等に評価されます」と、昇進制度についてもお話されました。長く働くためには、自分のキャリアアッププランも大事ですね。

「高卒、大卒、院卒関係なく平等に評価されます」と、昇進制度についてもお話されました。長く働くためには、自分のキャリアアッププランも大事ですね。

地域に根ざした働き方の魅力発見
・西日本旅客鉄道株式会社

普段、学生たちも利用することが多い西日本旅客鉄道株式会社。鉄道事業のイメージが強い企業ですが、実はホテル、観光、不動産、ショッピングセンターなどの事業も展開しています。担当の江角義昌さんは「地方の魅力を全国に伝え、地元の方に喜んでいただくことをめざしています」と熱弁され、地域を盛り上げる観光キャンペーンの展開や、子どもたちを対象とした踏切教室の開催など、地域と共生していく働き方の魅力を伝えてくださいました。

事業を説明する江角さん(奥)と白木さん(手前)。白木さんは広島工大OBで、学生たちの素朴な質問に丁寧に答えてくれました。

事業を説明する江角さん(奥)と白木さん(手前)。白木さんは広島工大OBで、学生たちの素朴な質問に丁寧に答えてくれました。

メモを取りながら真剣に聞く学生たち。東京や大阪などの都市に限らず、地域でも輝ける働き方があることを知りました。

メモを取りながら真剣に聞く学生たち。東京や大阪などの都市に限らず、地域でも輝ける働き方があることを知りました。

広くて、深いIT業界の全貌を知る
・株式会社DTS

システム開発、販売、保守・運用、ITコンサル...IT業界と一口に言っても会社によって事業内容や働き方はさまざま。株式会社DTSはシステムの企画・提案から開発、保守・運用までトータルサービスを行っていますが、担当の榎本修さんはそれでだけでなく、IT業界全体の多彩な働き方を紹介されました。「一部の業務に特化した会社もあれば、弊社のように全てを行う会社もある。それぞれメリット、デメリットを考えて会社選びをしてください」とアドバイスしてくださいました。

「親会社を持つ会社と持たない会社でも業務が変わります。当社は、親会社を持たない独立系の企業なのでさまざまな案件を経験できます」と榎本さん。

「親会社を持つ会社と持たない会社でも業務が変わります。当社は、親会社を持たない独立系の企業なのでさまざまな案件を経験できます」と榎本さん。

自分に合った働き方を見つけるには、体験するのが一番。株式会社DTSが行っている1DAYのイベントの紹介もありました。

自分に合った働き方を見つけるには、体験するのが一番。株式会社DTSが行っている1DAYのイベントの紹介もありました。

参加した学生に話を聞きました。
後藤優太さん(建築工学科3年)
「友達から話を聞いて参加しました。今日、印象に残っていることは五洋建設株式会社で聞いた『自分のやりたいことが本当にできる会社か、しっかり調べたほうがよい』という話です。有名企業だけでなく知らない会社もしっかり調べ、選択肢を増やした上で来年3月からの就職活動に臨みます」

「周りの雰囲気も刺激になり、就活に対する意識が高まりました」

「周りの雰囲気も刺激になり、就活に対する意識が高まりました」

自分の可能性を広げる絶好の機会
「近年、学生たちは第一志望だけに絞って企業研究を行う傾向があります。しかし、それはあまりに狭い見方。この時期は、志望企業だけでなく他業種の仕事観も知り、自分の視野を広げることが大切です。そういった意味では業界研究ミーティングは絶好のチャンス。さまざまな会社の方のお話を伺い、『自分の仕事観に合う会社』を追求してもらいたいですね」
と、津田就職部事務部長は語ります。

「就職活動の解禁は来年3月からとなっていますが、すでに動き出されている企業もあります。学生には、早めの準備を心がけてもらいたい」

「就職活動の解禁は来年3月からとなっていますが、すでに動き出されている企業もあります。学生には、早めの準備を心がけてもらいたい」

各ブースでは積極的に質問したり、終了後も企業担当者に直接話しかけたりと、熱心な学生の姿が多く見られ、自分の将来を考えるよいきっかけとなったようです。ご多忙の中ご協力いただいた企業の皆さま、誠にありがとうございました。広島工業大学は、学生の卒業後の人生を左右する就職活動を徹底サポートしてまいります。