学内にいながら、海外の文化を身近に 第42回「国際交流の夕べ」を開催しました。

2019年07月25日

広島工業大学では、海外に行かなくても国際交流できるイベントがあります。それは「国際交流の夕べ」。国際交流ボランティアの学生が主体となって企画・運営しています。
イリノイ大学(アメリカ)とトリニティ・ウエスタン大学(カナダ)からの留学生9人を招いて、発表やゲームを通じて異文化交流を図りました。その様子をレポートします。

はじめに留学生たちが一人ひとり自己紹介。「よろしくお願いします」と日本語で元気よく挨拶。

はじめに留学生たちが一人ひとり自己紹介。「よろしくお願いします」と日本語で元気よく挨拶。

司会は国際交流ボランティアの学生が担当。食品生命科学科2年の近藤令奈さん(左)と渡邊万伊さん(右)が英語と日本語で進行していきます。

司会は国際交流ボランティアの学生が担当。食品生命科学科2年の近藤令奈さん(左)と渡邊万伊さん(右)が英語と日本語で進行していきます。

海外の大学ってどんな雰囲気?キャンパスライフ紹介
最初のプログラムは、留学生たちによる発表です。自分たちが通う大学の特徴やキャンパスライフについて紹介しました。
まずはイリノイ大学(アメリカ)の留学生が発表。イリノイ大学には留学生が多く、在学生のうち22.6%が留学生。また、約113カ国から集まっており、様々なバックグラウンドを持つ人たちと関われることを紹介しました。スポーツがとても盛んでテニス、サッカー、バスケットボール、野球などたくさんのクラブチームが活発に活動していることを教えてくれました。

発表を行うイリノイ大学からの留学生。「留学生の割合は約4人に1人。留学生の87%はアジア出身者が占めています」

発表を行うイリノイ大学からの留学生。「留学生の割合は約4人に1人。留学生の87%はアジア出身者が占めています」

多くの企業がイリノイ大学の施設を利用して研究していることも紹介しました。

多くの企業がイリノイ大学の施設を利用して研究していることも紹介しました。

続くトリニティ・ウエスタン大学(カナダ)からの留学生の発表では、アート、サイエンス、宗教学など専攻科目が多彩で、幅広く学べる大学であることを紹介。入学するとはじめに「Orientation Week」という大規模イベントがあり、一週間ゲームやアクティビティなどで盛り上がりながら交流を深めます。またキャンパスがとても広大で、学内に森を保有しているほど。そこでは豊かな自然を満喫でき、学生たちの憩いの場となっていることを伝えました。

トリニティ・ウエスタン大学は、女子留学生3人で発表。

トリニティ・ウエスタン大学は、女子留学生3人で発表。

オリエンテーション初日の様子を紹介。新入生はアロハシャツを着た学生ボランティアに出迎えられるそう。

オリエンテーション初日の様子を紹介。新入生はアロハシャツを着た学生ボランティアに出迎えられるそう。

ジュースで乾杯!お菓子を食べながら交流深める
発表後は、留学生と参加者の歓談の時間が設けられ、発表の内容や大学生活の話などで盛り上がりました。参加者の多くは、決して英語が堪能というわけではありません。わからない単語をスマートフォンで調べ、身振り手振りも加えて一生懸命コミュニケーションを図ります。その思いに応えるように、留学生たちも話を理解しようと真剣に耳を傾けます。お互いに思いやりを持ち、工夫を凝らすことで言葉の壁を乗り越え、絆を深めていました。

会話が上手く通じなければ、筆談を試みる学生も!

会話が上手く通じなければ、筆談を試みる学生も!

キャンパスライフの様子を、スマートフォンで録画した動画で伝える留学生。参加学生は「日本とスケールの大きさが全然違う!」と驚いていました。

キャンパスライフの様子を、スマートフォンで録画した動画で伝える留学生。参加学生は「日本とスケールの大きさが全然違う!」と驚いていました。

音短い時間ながらもすっかり打ち解けあい、笑顔があふれる時間となりました。

短い時間ながらもすっかり打ち解けあい、笑顔があふれる時間となりました。

推測ゲームで、目指せ優勝!
続いて行われたのは、国際交流ボランティアの学生が企画したチーム対抗の推測ゲームです。ルールは、まずチーム内で解答者を一人決めて、他のメンバーはお題を確認します。その後、一人一単語ずつ英語でヒントを解答者に伝えていき、何がお題だったのかを当てるというもの。シンプルなゲームですが、いつのまにかヒートアップし、どのチームも本気モードに。白熱した戦いを繰り広げました。

解答者に目隠しして、ドキドキのお題発表。さぁ、上手く伝えることはできるでしょうか?

解答者に目隠しして、ドキドキのお題発表。さぁ、上手く伝えることはできるでしょうか?

ジェスチャーも加えながら一生懸命ヒントを教えます。「Animal」「Small」「Cute」「Tom and Jerry!?」...「もしかして答えはCat?」

ジェスチャーも加えながら一生懸命ヒントを教えます。「Animal」「Small」「Cute」「Tom and Jerry!?」...「もしかして答えはCat?」

解答をイラストで答えなければならない難問も。「かわいい絵!上手だね!」とチーム内で褒め合う場面も。

解答をイラストで答えなければならない難問も。「かわいい絵!上手だね!」とチーム内で褒め合う場面も。

見事優勝を果たした赤チームの皆さん。賞品のお菓子をゲットし、にっこり笑顔!

見事優勝を果たした赤チームの皆さん。賞品のお菓子をゲットし、にっこり笑顔!

参加学生と留学生にお話を聞きました。
発表の仕方、仕草にも文化の違いを感じました

吉田翼さん(情報工学科2年)
「様々な国に興味があり、国際交流の夕べに毎回参加しています。留学生の発表は、内容も楽しかったですが、それよりも留学生のプレゼンテーション能力の高さに驚きました。僕たちは発表する時、つい原稿ばかり読んで下を向いてしまいがちですが、留学生はみんな前を向き、表情豊か。そういう部分にも文化の違いを感じることができ、勉強になりました」

吉田さんは推測ゲームの企画と司会進行も担当。「みんな積極的でとても盛り上がってくれたので、良かったです」と満足な様子。

吉田さんは推測ゲームの企画と司会進行も担当。「みんな積極的でとても盛り上がってくれたので、良かったです」と満足な様子。

広島工大生に日本の文化や言葉をたくさん教えてもらっています
エリック・ミューシャインさん(イリノイ大学)
「父が日本と関わりのある仕事をしている影響で、日本文化に興味を持ち、留学しました。今日は発表などを通してみんなととても楽しい時間を過ごすことができました。広島工大生には日本の文化や言葉をたくさん教えてもらっています。残りの留学生活も、さらにたくさんのことを学びたいです」

「広島で穴子を初めて食べたけどとても美味しかった。チャンスがあれば日本料理にもチャレンジしてみたい」と、エリックさん。

「広島で穴子を初めて食べたけどとても美味しかった。チャンスがあれば日本料理にもチャレンジしてみたい」と、エリックさん。

終了後も、自然と広がる交流の輪
参加者の多くは終了後も会場を離れようとせず、「まだまだ話し足りない」といった様子で留学生とおしゃべりを楽しんでいました。あまりに盛り上がり「そろそろ閉館時間なので退出してください」と、アナウンスが流れ退出を促されるほど。時間を忘れてしまうほど、仲を深めたようです。

歓談で余ったお菓子やドリンクを分け合いながら、賑やかに談笑は続きます。

歓談で余ったお菓子やドリンクを分け合いながら、賑やかに談笑は続きます。

閉館後、会場の外では「夕飯を一緒に食べに行く人、挙手!」と、元気よく声かけする学生の姿が。この日は留学生と一緒にお好み焼きを食べに行き、さらに盛り上がったそうです。

閉館後、会場の外では「夕飯を一緒に食べに行く人、挙手!」と、元気よく声かけする学生の姿が。この日は留学生と一緒にお好み焼きを食べに行き、さらに盛り上がったそうです。

国際交流の夕べをきっかけに、「外国人とコミュニケーションを取れるようになり、友達にもなれた!」と自信をつける学生が多くいます。今後も定期的に様々な国のゲストを招いて開催する予定。初めてでも国際交流ボランティアの学生がサポートしてくれるので安心してください。少しでも興味があるなら、迷わず参加を。きっと新しい世界が広がるはずです。