就職活動前に、好印象を与える身だしなみを学ぼう 女子学生のための「スーツ着こなし講座」を開催

2019年07月17日

女子学生キャリアデザインセンター(通称:JCDセンター)では、「就職活動に必要なスキル」や「社会人基礎力・人間力」を身につけるためにさまざまなプログラムを実施しています。「スーツ着こなし講座」もその一つ。就職活動を控えた大学3年生、大学院1年生を対象に、就職活動における正しい身だしなみの整え方を学ぶ目的で毎年行っています。今年度は6月20日に開催。講師に洋服の青山 中国西地区担当マネジャーの森本雅和さんと廿日市地御前店 チーフの金本瞳さんをお迎えし、プロの目線で着こなしのポイントをアドバイスしていただきました。

講師の森本さん(左)と金本さん(右)。「身だしなみ」「スーツ着こなしポイント」「就活マナー」の3つに要点を分けて、わかりやすく解説してくださいました。

講師の森本さん(左)と金本さん(右)。「身だしなみ」「スーツ着こなしポイント」「就活マナー」の3つに要点を分けて、わかりやすく解説してくださいました。

おしゃれと身だしなみの違いとは
はじめにおしゃれと身だしなみの違いについてお話いただきました。「おしゃれとは、自分が素敵だと思う格好をすること。それに対して身だしなみは、第三者に不快感を与えないようにすることです」と森本さん。就職活動の場では、清潔感があること、調和がとれていること、そして機能的であることの3つが重要であることを伝えました。また、最近の就職活動事情として、説明会や面接時に「スーツではなく、私服・オフィスカジュアルでお越しください」という指定が多くなってきていることを紹介。森本さんは「多くの学生が戸惑いますが、迷ったらスーツで大丈夫。無理にお金をかけて私服・オフィスカジュアル用の服装を準備する必要はありません」と、アドバイスしました。

第一印象は、視覚情報で判断される割合が50%以上であることをスライドでわかりやすく説明。さらに6〜12秒の短い時間で決まるため、身だしなみはとても重要です。

第一印象は、視覚情報で判断される割合が50%以上であることをスライドでわかりやすく説明。さらに6〜12秒の短い時間で決まるため、身だしなみはとても重要です。

一つでも多くのことを吸収しようと熱心にメモを取る女子学生たち。

一つでも多くのことを吸収しようと熱心にメモを取る女子学生たち。

着こなしポイントを押さえて、スーツスタイルを自分のものに
「身だしなみ」について正しく理解できたところで、いよいよ本題の「スーツ着こなしポイント」について学びます。肩幅、着丈、袖丈をはじめ、カバンやパンプス、腕時計など、小物の選び方にいたるまで細かく解説。また、スーツの簡単なメンテナンス方法についても紹介いただきました。

「肩幅は背中にシワが入らないサイズを選ぶこと。そうすると自然と正面もちょうどよくなります」と、解説する森本さん。

「肩幅は背中にシワが入らないサイズを選ぶこと。そうすると自然と正面もちょうどよくなります」と、解説する森本さん。

女子学生の着こなしを一人ひとりチェック。直接アドバイスをいただきます。

女子学生の着こなしを一人ひとりチェック。直接アドバイスをいただきます。

スカート丈は、立っている時は膝にかかるぐらい。座った時は、膝が少し見えるぐらいがベストです。

スカート丈は、立っている時は膝にかかるぐらい。座った時は、膝が少し見えるぐらいがベストです。

美しい立ち振る舞いを身につけて、さらに印象UPへ
就職活動のマナーとして、立ち姿勢、座り姿勢、お辞儀の仕方、名刺交換の仕方もご指導いただきました。直立の時は、足のかかとを合わせること、手を前で組む時は、右手に左手を添えること、座る時は、椅子に深く腰掛けないことなど、実践を交えながら一つひとつポイントを学んでいきました。

お辞儀のコツは首を曲げないこと。腰からゆっくり曲げて行うと美しくなります。

お辞儀のコツは首を曲げないこと。腰からゆっくり曲げて行うと美しくなります。

名刺交換の時は、片手でもらうのはNG。必ず両手で受け取り「頂戴します」と一言添えましょう。

名刺交換の時は、片手でもらうのはNG。必ず両手で受け取り「頂戴します」と一言添えましょう。

スーツに関する不安や疑問を解消
最後の質疑応答では「クリーニングに出すタイミングは?」「面接時、前髪は上げるべきか、下ろすべきか?」など、活発に質疑応答が行われました。森本さんは、一つひとつ丁寧に疑問に答え、「就職活動は、人生において一番しんどい時期かもしれません。しかし、今ちょっとでも頑張っておけば、きっと未来は良い方向に動いていきます」と、エールを贈り、講座を締めくくりました。

「暑い時は半袖のブラウスでも問題ないですか?」という女子学生の質問に「夏場、半袖を着て失礼にあたることはないので、大丈夫ですよ」と答える森本さん。

「暑い時は半袖のブラウスでも問題ないですか?」という女子学生の質問に「夏場、半袖を着て失礼にあたることはないので、大丈夫ですよ」と答える森本さん。

講座修了後も、積極的に講師のもとへ質問をしに行く女子学生の姿が見られました。

講座修了後も、積極的に講師のもとへ質問をしに行く女子学生の姿が見られました。

参加女子学生に受講の感想を聞きました。

直接指導で、スーツの悩みが解決できました。
大古千夏さん(機械システム工学科3年)
「夏休みのインターンシップを見据えて、最近はじめてスーツを買いました。スーツに関する知識は全くのゼロで、不安があったので講座受講を決めました。実はブラウスの袖丈が長くて気になっていたのですが、袖ボタンを止める位置をずらすだけで解決できることを直接教えていただきました。着こなしだけでなく、礼儀やマナーなど細かく学ぶことができ、参加してとてもよかったです」

「文房具メーカーへの就職が第一希望です。今日、学んだ知識を実践して就職活動に臨みます」と、意気込みを語ってくれた大古さん。

「文房具メーカーへの就職が第一希望です。今日、学んだ知識を実践して就職活動に臨みます」と、意気込みを語ってくれた大古さん。

改めて森本さんにお話を伺いました。

笑顔が一番の身だしなみです
「インターネットで調べれば、身だしなみについてたくさん情報が出てきますが、必ずしもその情報が正しいとは限りません。広島工大の近くであれば廿日市地御前店があります。金本もいますし、相談だけでもいいので気軽にお越しください。内定を多くもらう学生の特徴は、よく笑う子。身だしなみは当然のこと、笑顔を絶やさないこともポイントです」

「知識やスキルも大事ですが、企業の方に

「知識やスキルも大事ですが、企業の方に"この人と一緒に働きたい"と思ってもらうためには、やっぱり明るく元気があることです」と、森本さん。

参加した女子学生たちは、スーツの着こなしを学ぶ中で、就職活動に対する意識を高め、自信を持つことができたようです。JCDセンターでは今後も女子学生の就職活動や社会で役立つ講座を開催し、サポートしてまいります。

JCDセンター