企業との直接対話から、業界の魅力を探る 業界研究ミーティングを開催しました

2019年11月29日

本学では、就職活動を控えた大学3年生、大学院1年生を対象に「業界研究ミーティング」を毎年開催しています。このイベントは、さまざまな業界について企業の担当者と学生が座談会形式で直接話をすることで、業界への理解を深め、視野を広げることを目的としています。今年は3日間で52社の企業の方にご協力いただきました。

会場入口前は大行列。先頭の学生は「人気企業はすぐ満席になるから」と、1時間前に来たそう。

会場入口前は大行列。先頭の学生は「人気企業はすぐ満席になるから」と、1時間前に来たそう。

業界を広く知ると、将来の選択肢が増える
業界・企業研究で多くの学生が陥ってしまいがちなのは「とりあえず名前を知っている企業を受けよう」という考え方。しかし、世間的に知名度が高くなくても社会に貢献している企業はたくさんあります。とはいえ学生にとって知らない業界の研究を進めることは難しいものです。本イベントは、そのきっかけとなるよう、あらゆる業界・企業を知り将来の可能性を広げることが一番の狙いです。時には初めて知る業界から、自分に合った働き方や専門分野を活かせる場所が見出せることもあります
ここから一部ですが11月2日に参加した学生たちの様子をご紹介します。

開始と同時に学生たちは事前に調べていた企業のブースへ足早に向かいます。

開始と同時に学生たちは事前に調べていた企業のブースへ足早に向かいます。

あっという間に席は学生で埋めつくされました。

あっという間に席は学生で埋めつくされました。

食品業界の仕組みと仕事の幅広さを知る
アサヒグループ食品株式会社
アサヒグループホールディングスの一員として、食品の開発、商品化を行っているアサヒグループ食品株式会社。食品業界と一口に言っても仕事内容は多種多様で、食品を開発・製造するメーカー、商品を運び流通させる卸会社、お客さまに販売する小売店、パッケージ、ラベルなどをつくるインフラメーカーなど幅広くあります。人事総務部の後藤桜さんは食品業界の仕事内容を詳細に説明しながら、「自分が食品業界のどこに携わりたいのか考えながら企業選択するといいですよ」とアドバイスをくださいました。

食品メーカーでも研究・開発部門、マーケティング部門、営業部門など様々な職種があることを説明する後藤さん。

食品メーカーでも研究・開発部門、マーケティング部門、営業部門など様々な職種があることを説明する後藤さん。

「入社の決め手」や「就職活動で取り組んだこと」など、質疑応答も活発に行われていました。

「入社の決め手」や「就職活動で取り組んだこと」など、質疑応答も活発に行われていました。

見直されている建設業界の働き方
五洋建設株式会社
五洋建設株式会社はビル、道路、病院、発電所など幅広く施工を手がけ、海外でも事業実績が高い総合建設会社です。人事部の百瀬慶太さんは、建設業界が日本国内で占める市場規模の大きさなどを紹介しながら「スケールが大きく、社会を支えている実感や建物が後世まで残ることが建設業の魅力」と伝えました。また業界を挙げて働き方改革が進んでいることも解説。「五洋建設では4週7休。来年度からは、4週8休へと会社全体で制度化して改善を行っています」と、労働時間の削減に向けた取り組みを紹介されました。

五洋建設株式会社のブースは、急遽椅子を追加するほど学生が訪問し大盛況。

五洋建設株式会社のブースは、急遽椅子を追加するほど学生が訪問し大盛況。

百瀬さん(右)に加え、工事所長で広島工大OBの岡田圭司さん(左)も現場目線から業界の魅力を語ってくれました。

百瀬さん(右)に加え、工事所長で広島工大OBの岡田圭司さん(左)も現場目線から業界の魅力を語ってくれました。

積極的に学ぶ学生たち いち早く将来を意識した2年生の姿も
この日は全部で19社のブースが設けられ、業界で働くことのやりがい、これからの課題や解決に向けての取り組みなど、さまざまな視点からお話いただきました。学生たちは熱心にメモを取りながら話に聞き入り、質疑応答では積極的に発言していました。また、今年は2年生の姿も見受けられ、早くから将来を考える意識の高さが伺えました。

熱心にメモを取る学生。多数の企業でインターンシップなど、次のステップへ進める情報が伝えられていました。

熱心にメモを取る学生。多数の企業でインターンシップなど、次のステップへ進める情報が伝えられていました。

スーツ姿の3年生や大学院1年生に混じってブースで説明を受ける2年生。

スーツ姿の3年生や大学院1年生に混じってブースで説明を受ける2年生。

参加学生に話を聞きました

進藤円香さん(電気システム工学科3年)
「インフラ系、電子系、自分の地元である山口の企業など電気関係の会社を中心にブースを訪問しました。知らない企業もあったのですが、生活に身近な製品に関わっているなど、たくさんの発見があり視野が広がりました。実際に話を聞くことでわかることがあると実感しています。大企業も含めてもっといろんな企業を調べて自分に合った就職とは何かを考えていきます」

吉田翼さん・青山直樹さん(情報工学科2年)
吉田さんと青山さんは、インターシップ報告会で先輩から「情報分野以外の業界も知っておいた方がいい」と聞いて、2年生ながら業界研究ミーティングに参加。「他業界でも情報系の知識を活かせる企業がたくさんあることを知りました」と吉田さん。青山さんは「情報系の業界に進むにしても、受注先は他業界ということもある。他業種を理解しておくことは将来に役立つと感じました」と話してくれました。

「1日3社じゃ足りないくらい。もっといろんな企業に行ってみたかった」と進藤さん。

「1日3社じゃ足りないくらい。もっといろんな企業に行ってみたかった」と進藤さん。

業界の動向、働き方、将来性などの生きた情報に触れ、学生たちは将来のキャリアを考えるきっかけとなりました。ご多忙の中、ご協力いただきました企業様には厚く御礼申しあげます。早い時期から準備することが、来年の3月にいいスタートを切ることにつながります。本学はさまざまな就職サポートを通じて、学生の就職活動を支援していきます。