広島工業大学

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1年の活動を通して得られた学びや成果とは 令和元年度JCDセンター活動報告会を開催しました

2020.03.18

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女子学生のキャリアアップを目的としてさまざまな活動を行っている広島工業大学女子学生キャリアデザインセンター(通称:JCDセンター)では今年度、12のプロジェクト活動を行ってきました。2月26日、1年間の集大成として各プロジェクトの報告会を開催。活動を通して得られた成果、学んだこと、次年度への展望などを報告しました。ここでは、3つのプロジェクトの報告をご紹介します。

学長や教職員をはじめ、学生も多く聴講に訪れました。

学長や教職員をはじめ、学生も多く聴講に訪れました。

HITフォーミュラ、ロボットチームによる国際PBL活動報告会も同時に開催。

HITフォーミュラ、ロボットチームによる国際PBL活動報告会も同時に開催。

ゆるキャラグランプリ全国69位、広島県内のご当地部門では1位を獲得
キャロミプロジェクト
JCDセンターの活動を広く知ってもらうために誕生したマスコットキャラクター「キャロミ」。このプロジェクトはキャロミのイベント参加やグッズ製作、SNS発信などを行い、キャロミの認知度向上を図っています。今年度は学内外のイベント参加に加え、ゆるキャラグランプリ2019への参加やシンガーソングライター楓子さんと協働してテーマソングを制作するなど、初めての試みをたくさん行いました。その結果、ゆるキャラグランプリ2019では100位以内の目標に対して69位と大きく上回り、県内では1位を達成。その要因として、告知を挟んだポケットティッシュやうちわ、カードを製作し、学内やイベントで地道に配布したことが好結果につながったと振り返りました。

北広島町のイメージキャラクター「花田舞太郎」ともコラボしたキャロミ。ゆるキャラ同士による相乗効果を狙いました。

北広島町のイメージキャラクター「花田舞太郎」ともコラボしたキャロミ。ゆるキャラ同士による相乗効果を狙いました。

広報活動で実際に使ったうちわを見せる発表者の林田奈子さん(建築デザイン学科2年)

広報活動で実際に使ったうちわを見せる発表者の林田奈子さん(建築デザイン学科2年)

野菜への理解を深め、ミネストローネのレシピを開発
JCDマルシェプロジェクト
このプロジェクトは昨年度、企業と連携してお弁当の開発・販売を行いました。今年度はその経験を活かしてさらなるレシピ開発にチャレンジ。安芸高田市でイタリア野菜を中心に栽培している「ファームもりわき」の協力のもと、工大祭の模擬店で出すレシピ開発を行いました。まずレシピ開発の実践経験を積むため有限会社インクリース料理レシピコンテストに応募。その中で「絶妙にマッチ!具だくさん春巻き」が時短簡単レシピ賞を受賞し、自信をつけました。「ファームもりわき」の農園では、種蒔きや害虫駆除を通して野菜への関心や理解を深めていきました。そしてズッキーニや玉ねぎなどを使用したミネストローネを開発。11月の工大祭で振る舞い、2日間で186杯を売り上げ、好評を得ました。

「春巻きの具はカボチャ、枝豆、クリームチーズ、ソーセージ」と、独創性のあるレシピだったことを紹介する重森芽里さん(食品生命学科2年)

「春巻きの具はカボチャ、枝豆、クリームチーズ、ソーセージ」と、独創性のあるレシピだったことを紹介する重森芽里さん(食品生命学科2年)

「ファームもりわき」の栽培する野菜は無農薬が特徴。素材の味を活かす調理法も教わりました。

「ファームもりわき」の栽培する野菜は無農薬が特徴。素材の味を活かす調理法も教わりました。

工場見学やリフォーム提案を通して実践力が向上
こだわりルームプロジェクト
建築学科と建築デザイン学科の女子学生で構成される「こだわりルームプロジェクト」は、ワークショップや企業と連携したリフォームプランの提案を行い、プレゼンテーション能力やコミュケーション能力、社会性を養っています。今年は宮島の町家見学とワークショップ、山口県にある、積水ハウス住まいの夢工場の見学、島根不動産株式会社と連携したマンションの部屋のリフォーム提案を実施。これらの活動を通して企画、計画、実行までの過程を主体的に行うなど、授業では得られない実践経験を積むことができたと報告。また、チームで仲間たちと活動していく中で報告・連絡・相談の重要性を強く感じることができたと伝えました。

実際にリフォームに採用された案がこちら。落ち着く部屋をコンセプトに、青と白を基調としたデザインを提案しました。

実際にリフォームに採用された案がこちら。落ち着く部屋をコンセプトに、青と白を基調としたデザインを提案しました。

「社会人の方と接する中で礼儀やマナーも身につきました」と、発表する後藤夕鯉さん(建築デザイン学科2年)

「社会人の方と接する中で礼儀やマナーも身につきました」と、発表する後藤夕鯉さん(建築デザイン学科2年)

JCD幹事長が1年を総括
最後にJCDの幹事長を務めた村田栞さん(食品生命学科3年)が1年を総括。今年度は「メンバー1人ひとりが楽しいと思える活動」という目標のもと、主に2つのことに注力しました。1つ目は、新入生歓迎のウェルカムセミナー。野外クイズラリーやバーベキューなどを通して新入生だけでなく在学生も一緒に参加して楽しめる内容に変更し、例年よりも交流を深められるように工夫しました。2つ目はプロジェクトの枠を超えた協力体制を築くべく、合同の活動イベントを企画。10月に初開催した「JCDキャロットマルシェ」では、各プロジェクトの得意分野を活かしたフリーマーケットや子ども対象の企画を実施し、地域の方に喜んでいただきました。これらの活動を通して村田さんは「各プロジェクトの可能性を広げることができた」と報告。次年度は3年生、4年生による幹事団を立ち上げ「JCDのさらなるパワーアップをめざします」と伝えました。

「JCDでたくさんのことに挑戦させていただき、私自身とても成長することができました」と締めくくる村田さん。

「JCDでたくさんのことに挑戦させていただき、私自身とても成長することができました」と締めくくる村田さん。

さらなる飛躍を誓って、JCDは新たな世代へ
次年度の幹事長は吉本真悠さん(建築デザイン学科2年)、副幹事長は下紺澪さん(食品生命科学科2年)です。次年度の抱負は「"やってみたい"を形にしよう」。2人にその思いを聞きました。

これまで積極的な人と消極的な人で、アイデアの実現に差があったというお2人。「自分の意見が実現すれば熱心に活動したくなります」と、下紺さんは一つでも多くの意見の実現が活動の活性化につながることを話します。吉本さんは「JCDの魅力は、学年・学科問わずみんなで一致団結してやりたいことができること。学生時代だからこそできる活動を意識しながら、JCDを通して一つでも多くの"やりたい"を叶えていきたいです」と語ってくれました。

「後輩たちにもっと活動を楽しんでもらえるよう支えていきたい」と語り合う下紺さん(左)と吉本さん(右)

「後輩たちにもっと活動を楽しんでもらえるよう支えていきたい」と語り合う下紺さん(左)と吉本さん(右)

女子学生のプレゼンテーションは、写真やイラストを多く使い、時には動画を流すなど、どのプロジェクトも伝える工夫を凝らしていました。1年間の活動お疲れさまでした。次年度もJCDのさらなる活躍を期待しています。

JCDセンター