研究開発事業

ハイテクリサーチセンター

グローバル社会基盤情報科学ハイテクリサーチセンター

人工衛星高次利用技術に基づく環境・防災等の社会基盤情報システムを開発

文部省が平成8年度に創設した私立大学ハイテクリサーチセンター整備事業に指定された研究開発プロジェクト。「人工衛星高次利用技術に基づく環境・防災等社会基盤情報システム開発」をテーマに、開発研究に取り組んでいます。

このプロジェクトでは、人工衛星による地球観測情報と、蓄積された技術的・社会的情報システムとを組み合わせ、環境の変動や災害の予測・早期発見・防災対策などにかかわる先駆的システムの開発を目指しています。

研究分野は、人工衛星系、海洋系、都市交通計画系、土木・建築構造系と幅広く、各学部の教員が研究スタッフとして参加し、国内はもとより海外との共同研究や産・官・学の協力などにより、創造的、実用的なシステムの開発研究を進めています。

可搬型衛星受信装置

知能材料・機器研究センター

知的機能保有型材料・機器の開発に関する研究

知能材料・機器研究センターは、文部省私立大学ハイテク・リサーチ・センター整備事業として指定された、本学では2つ目の研究開発プロジェクト「知的機能保有型材料・機器の開発に関する研究」の推進を担っています。

近年、ロボット機器をはじめ構造物や材料に対しても、環境の変化に知的に対応し自立的に機能を発現させようとする試みが注目されています。

同センターは、そうした知的な機能を持つ新材料や機器の創製を目指す、いわば未来志向の「知的なものづくりの発信拠点」として、情報・設計開発技術、材料科学、材料・機器の創製・加工技術、計測・評価技術など多岐にわたる横断・学際的な領域において協調的・グローバルな研究を進めています。

材料微構造解析装置

学術フロンティア推進拠点

高度地球環境情報研究センター

高精度地球環境情報生成技術に関する研究

現代科学が直面する重要課題の一つに、地球環境問題・災害における科学的解明や対応策への取り組みがあります。

高度地球環境情報研究センターは、こうした背景のもと、本学で2つ目の「学術フロンティア推進拠点」として文部省の指定を受けて発足した「高精度地球環境情報生成技術に関する研究」をメインテーマとする研究開発推進拠点です。

多面的なアプローチを目指し、「高精度衛星情報生成」「画像情報生成」「画像情報ネットワークシステム」「陸域・海域環境情報生成」「国際共同研究」の5つの研究グループによってセンターを構成。
国内外の強い要請に応えるために、基磋研究および実利用化研究を展開していきます。

■高精度衛星情報生成研究グループ

地球観測衛星センサの高分解能化に伴う高精度情報の生成技術の確立に寄与するため、地形情報・都市地域の3次元的情報・詳細土地被覆情報・詳細海面情報の抽出や、高分解能レーダ画像のための散乱モデルの基礎研究など、高分解能データの基本的解析手法の研究開発を行います。

同時に、バーチャルリアリティ技術を援用した時空間的地球環境情報の生成や災害監視技術の開発など、高分解能データの高度な利用方法の研究開発を推進します。

■陸域・海域環境情報生成研究グループ

地球観測衛星データによる地表情報に表れた兆候から陸域・海域環境に関わるさまざまな情報を読み取る手法の研究開発を多面的に展開します。

土地被覆情報を抽出し、3次元地形情報を併用して地すべり地形等災害・環境情報を取得する手法、衛星情報と現地調査を併用させて生態系や河川・沿岸域における水環境の動態を把握する手法、地球環境に大きな影響を与える海洋の研究に衛星画像データを十分に活用するための手法等の確立を目指します。

■画像情報生成研究グループ

地球観測衛星のセンサは多波長化が進み、中でもマイクロ波リモートセンサの機能は大きく向上しています。これを、画像情報の高精度化に生かすため、各種の基礎研究を行います。また、地球環境データを高精度に管理する環境データ管理システムにおいて、データの検出、計測、分析、解析、蓄積/検索および情報利活用を高精度かつ高能率に行うために必要な、特殊なデータの解析技術や知識管理システムなどに関する研究開発を行います。

■国際共同研究グループ

地球環境・災害に関する科学研究分野において、地球観測情報の重要性・利用可能性を高め地球環境科学の発展に大きく寄与することを目指して、国内外の研究機関と共同研究を展開します。

最新の地球観測衛星データの供給を実現させ、海外の受信・処理機関とともに共同観測体制を構築。従来より高精度で信頼性が高く、かつ利用しやすい地球環境情報を生成することにより、地球環境情報の社会的かつ実用的な利用価値の増大を図ります。

■画像情報ネットワークシステム研究グループ

地球観測衛星は高分解能化が進み、扱う情報量も膨大になります。一方、受信施設とデータ解析施設は離れていることが多く、処理データを活用する専門機関も多くの場合遠隔地に存在します。

このため、遠隔地への配信システムの構築、大容量衛星画像データの高速通信技術の確立を目指します。また、ネットワーク上の複数のコンピュータを効率よく利用するためのシステム開発により、地球環境情報の高度利用技術の研究開発を行います。

汎用型高分解能受信
解析処理装置