広島工大の入学前教育とは?

2021.05.13

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本学は例年、新1年次生を対象に【入学前セミナー】を大学入学前の3月に実施しています。今年はコロナ防止を考慮し、原則オンラインで開講。300人を超える新入生が参加し、大学の学びを一足先に体験すると共に、4月から同じキャンパスで学ぶ仲間として交流を深め合いました。

本学の【入学前教育】の概要。

本学の【入学前教育】の概要。

広島工業大学の【入学前教育】には、大きく分けて【基礎学力強化】【思考力強化】という2つのテーマがあります。そして、それぞれのテーマを達成するため、「Webによる自宅学習(数学)」「Webを通じて自宅で行う能力測定」と、「対面で行う講義・ガイダンス」という3つのプログラムで構成されています。

【入学前セミナー】は「対面」のプログラムですが、コロナ禍のため今回はオンラインで開講となり、下記のような内容が提供されました。

【基礎学力強化】:数学・物理・英語の特別講義

【思考力強化】:能力測定テストの結果を基にしたガイダンス

【思考力強化+新入生の交流】:新入生同士によるグループワーク

接続教育部門長・大村准教授。「自分で学びたい内容を選択できるので、苦手分野の克服や興味を深めるのに役立ちます」

接続教育部門長・大村准教授。「自分で学びたい内容を選択できるので、苦手分野の克服や興味を深めるのに役立ちます」

教育機構支援室・門脇職員。「対面での入学前セミナーを受講する際、県外から来る学生には宿泊費の補助もあります」

教育機構支援室・門脇職員。「対面での入学前セミナーを受講する際、県外から来る学生には宿泊費の補助もあります」

「本学が実施する【基礎学力強化】プログラムは "高校の総復習"ではありません」 と語るのは、本学の接続教育部門長・大村准教授。「いずれの科目でも重視するのは、"弱点克服と大学の学びの先取り"であること。入学前教育を体験すれば、大学の学びが理解しやすくなり、スムーズに大学生活のスタートを切れる。そういう内容に絞り込んでいます」 と、強調します。

また、教員らとともに入学前教育の企画・運営を担当する教育機構支援室の門脇職員は、
「【思考力強化】プログラムは、自分の思考力や、問題への向き合い方などを客観的に測定するものです。自分の現状を知ることで、どんな資質を身につけるべきか、意識して行動できるようになります」
と、意義を説明してくれました。

グループワークでは、広島工業大学らしい、ものづくりに関わる課題が出されました。
「夢のスマホをつくるには?」という課題を基に、グループの学生それぞれがアイデアを出し合ったのです。どんな技術を応用すれば、何ができるか、学生たちの議論は白熱。そうしたワークを通し、互いに打ち解け合ったようです。

大村部門長・門脇職員は「大学での学びや友だち関係についての新入生の不安を、できる限り解消したい」と語ります。

大村部門長・門脇職員は「大学での学びや友だち関係についての新入生の不安を、できる限り解消したい」と語ります。

戸花さん(知識機械工学科1年・徳島県立つるぎ高等学校出身/徳島県)。「グループワークで一緒だったメンバーとは今も連絡し合っています」とのこと。

戸花さん(知識機械工学科1年・徳島県立つるぎ高等学校出身/徳島県)。「グループワークで一緒だったメンバーとは今も連絡し合っています」とのこと。

入学前セミナーに参加した戸花さん(知能機械工学科1年・徳島県立つるぎ高等学校出身/徳島県)は、
「セミナーでの教科指導がとても丁寧で、わからない点をどんどん質問できたおかげで、自信がつきました。もっと踏み込んで学んでみたい、と意欲も高まりましたね。グループワークも、初対面の同級生と知り合うきっかけになりました」 と、満足そう。参加学生にアンケートをとった結果、90%以上の学生が「役に立った」と評価してくれました。

入学前セミナーで、新入生は大きな一歩を踏み出したようです。