ロシアの文化・サンクトペテルブルク-第7回国際交流の夕べ-実施報告

2010年4月22日 15:59

2010年4月19日(金)に、今年度最初の国際交流の夕べを開催しました。教職員13名、本学学生が33名参加し、講師はロシアのSergei Shaposhnikov(セルゲイ シャポシュニコフ)さんでした。ロシアの文化や習慣、サンクトペテルブルクの街について話していただき、その内容をいくつかご紹介します。

まずロシアの食文化ですが、主食はパンです。特に親しまれているのは黒パン(ライ麦パン)で、黒パンジュースがあるほどだそうです。少し塩っぽくて酸っぱいので、日本の食パンの味とは違います。そして、ロシア料理で有名なのは、ビーフストロガノフやピロシキ(惣菜パン)、テーブルビートという赤色の根菜を使ったボルシチ(スープ)などです。飲み物では、世界的に有名なウォッカの発祥地であると言われており、ライ麦などの穀物を使った蒸留酒です。紅茶は砂糖ではなく、ジャムを入れる人が多いことも教わりました。
これだけ聞くと日本とあまり接点がないようですが、鮭の卵「イクラ」はロシア語でもイクラと言います。それは、ロシアからイクラの食べ方が日本に伝わり、そのまま日本でもイクラと呼ぶようになったからです。ただ、ロシア語のイクラはキャビアやたらこもさします。
他にもロシア語由来の外来語には「カンパ」や「ノルマ」などがあり、逆に日本語由来のロシア語は「サケ(鮭)」、「フジヤマ(富士山=ふじさんの誤読)」、「ヤクザ(やくざ)」などがあります。

他に日本からロシアに伝わったと言われているのはマトリョーシカという、上下に分割でき、中により小さい人形が何重にも入っている入れ子構造の人形です。こけしやダルマがロシアに渡って作られたものではないかと言われています。

そして、面白かったのはロシアのクリスマスカードでした。サンタさんは必ず少女と描かれています。この少女はサンタさんの孫で、スネグーラチカ(=雪ちゃん)と呼ばれています。ロシア民話の人物なので、西洋のクリスマスには登場しません。

最後にサンクトペテルブルクですが、かつてはロシア帝国の首都で、最大の文化都市として発展しました。帝政時代には多くの文化人が活動し、文学ではプーシキン、ドストエフスキー、音楽ではチャイコフスキーなどが挙げられます。
観光名所の多くがユネスコの世界遺産に登録されており、中心部およびその郊外の建築遺産は、バロック様式・新古典主義にロシア文化が融合したものとして特徴づけられます。エミルタージュ美術館や聖イサアク大聖堂、エカテリーナ宮殿など、素晴らしい建造物がたくさんあります。ロシアを訪れるなら、ぜひサンクトペテルブルクに行ってみてはいかがでしょうか。

1時間弱のプレゼンテーションでしたが、日本との関係をいろいろ発見でき、あらゆる面で多彩な国だと再認識しました。その魅力に惹かれ、学生ももっとロシアの歴史や文化について知りたいと言っていました。

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ロシアの美しい建築物に注目  学生も質疑応答に参加
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