HITチャレンジ制度
HITチャレンジ(学生自主企画プログラム)制度は、大学生活で「こんなことをやってみたい」「新しいことに挑戦してみたい」という思いを実現できる制度です。学生が自主的に企画を立て、審査の結果、プログラムが採択されれば最高100万円が支給されます。2020年度は4件、2021年度は5件のプログラムが採択され、各団体が活動しています。
2021年度HITチャレンジに採択された団体
一般部門
小型水中ロボットの開発と水中ロボット大会へ参加
HIT-Robotics
沖縄海洋ロボットコンペティションへの出場と同大会優勝のための遠隔操作型無人潜水機の企画、設計、試運転を目的としたプロジェクト。現在の海洋工学では、深海という極限環境を調査するために長時間かつ無人で観測調査可能な水中ロボットの需要が高まっていることから、プロジェクトを発足しました。

モデルロケット・Cansatの開発と種子島ロケットコンテスト参加
HIT SPACE CHALLENGE
種子島ロケットコンテストへの出場と同大会出場の為のモデルロケット及び超小型模擬人工衛星「Cansat」の企画、設計、製作を目的としたプロジェクト。チャレンジをとおして、大学で学習した知識の応用、ロケットを飛ばすための専門知識の習得に加え、チームとして活動する力を身に着けます。
ボランティア部門

高校生に工業系の仕事の魅力を伝える!
Career Project for Engineering
高校生に工業系の仕事の魅力を伝えるために、体験型ワークショップを開催することを目的としたプログラム。本学と関連がある6分野(電気、機械、建築、情報、ものづくり、食品)のワークショップを開催し、地域貢献及びコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力養成を目指します。

酒造に関する水質保全
西条水質調査隊2021
日本酒醸造で有名な広島県広島市西条町の仕込み水の長期的な水質調査、井戸水の水質が食品製造にどのように活かせるかを調査するプロジェクト。調査の結果得られた分析データを西条酒造協会及び東広島市に提供し、西条町の水質保全、環境保全、日本酒醸造への貢献など、地域貢献を目指します。

学生防災士による地域連携を踏まえた防災・減災力向上を目指した活動
広島工業大学学生防災士会
学生の有志による自主防災団体を結成し、地域の住民と防災意識と知識を共有する活動を大学周辺の地域で行うことで、地域の防災・減災力を向上させることを目的としたプロジェクト。地域住民や小中学校生徒向けの出前授業を考案、実施し、近隣地域の安心安全なまちづくりを目指します。
●中間報告書
2020年度HITチャレンジに採択された団体
一般部門
リアリティの高いバーチャルタウンの構築
HIT VR Project
広島工業大学近隣の三宅地区を再現したバーチャルタウンを作り、それを使用したマルチエージェントシミュレーションを行うことを目的としたプロジェクト。また、このプロジェクトの成果をSIGGRAPH ASIA 2021及びMASコンペティション2022へエントリーし、発表することを目標としています。また、MASコンペティションは、優勝を目指し取り組んでいます。

小型レーシングカーの開発
HIT Formula Project
毎年行われる全日本学生フォーミュラ大会で上位を目指し、小型レーシングカーの設計から試走までを行います。また、モノづくりを通して、技術の理解を深め、実践的な能力を養い、より高いレベルに意欲的に取り組んでいきます。また、モノづくりの本質やそのプロセスを学ぶとともにチーム活動やモノづくりの厳しさ、面白さ、喜びを実感できる活動です。

自然環境に対する理解を深める活動
GREEN project
植生に関する詳細な調査や土壌の性質に関する調査を行い、その結果を基にしたマップを作成することを目的としています。また、子どもたちに、自然環境に対する理解を深めてもらうことや、興味関心を持ってもらうため、調査を通じて学んだことを活かしたイベントの開催に向けて取組んでいます。
ボランティア部門

八千代校舎周辺山城の保存貢献
建築屋たち
八千代校舎周辺の山城で伐採された木材を資源として、ベンチや看板などを作成し、地元の方や観光客が休憩できる場所作りに取組んでいます。また、この活動をとおして、地域貢献や地域の活性化を図っています。