3つのポリシー
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
広島工業大学は、建学の精神「教育は愛なり」及び教育方針「常に神と共に歩み社会に奉仕する」に基づき、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーに沿った教育を受けるために必要な資質・能力を備えた学生を受け入れます。本学の特色ある教育及び研究を通じて、未来を創造する意欲と豊かな人間性を持ち、社会を牽引する倫理観を備えた技術系人材へと成長することを目指し、主体的かつ能動的に行動できる学生を求めています。
学部
工学部
工学部では、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、工学に関する知識と技能に深い関心を持ち、その課題発見と解決の意欲に溢れ、人間力豊かな「ものづくり人材」を養成するために、次のような入学者を求めています。
<基礎的・基本的な知識・技能>
- 工学を学ぶ上で必要な「数学」「理科」「英語」などの基礎科目について、高等学校の基礎的・基本的な知識を有し、主体的な学修に意欲を持つ人。
<思考力・判断力・表現力等の能力>
- 工学を志向し、物事を多面的に思考して判断した上で、自分の考えを論理的に表現し、他者に伝える能力を持つ人。
<主体性を持ち多様な人々と協働して学ぶ態度>
- 工学技術における様々な問題に関心を持ち、未知の課題に対応するために、主体的に他者と協働しながら、身に付けた知識を活かしていきたいという意欲を持つ人。
入学者選抜の方針
工学部では、上記に示す人材を選抜することを目的とし、次の入学者選抜制度を設けています
- 総合型選抜(学びの計画型及び自己推薦型)では、基礎力を測る適性検査、調査書及び面接により、工学分野における能力、意欲及び適性を多面的かつ総合的に評価します。
- 学校推薦型選抜(指定校制)では、基礎力を測る適性検査、調査書及び面接により、技術を学びたいという具体的かつ強い意志を総合的に評価します。
- 学校推薦型選抜(公募制及び女子特別選抜)では、適性検査により基本的な学力を評価するとともに、調査書により、学びたい意志を示す活動実績を評価します。
- 一般選抜(A日程及びB日程・3教科型)では、記述式を含む学力試験により工学を学ぶ上で必要な基礎科目の学力を評価します。
- 一般選抜(B日程・総合問題型)では、記述式総合問題により技術を学ぶ上で必要な科学的能力を評価するとともに、面接により、工学を学びたいという具体的かつ強い意志を評価します。
- 大学入学共通テスト利用選抜では、大学入学共通テストの成績により工学を学ぶ上で必要な基礎科目の学力を評価します。
情報学部
情報学部では、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、情報学に関する知識と技能に深い関心を持ち、その課題発見と解決の意欲に溢れ、人間力豊かな「デジタル人材」を養成するために、次のような入学者を求めています。
<基礎的・基本的な知識・技能>
- 情報学を学ぶ上で必要な「数学」「理科」「英語」「国語」「地理歴史、公民」などの基礎科目について、高等学校の基礎的・基本的な知識を有し、主体的な学修に意欲を持つ人。
<思考力・判断力・表現力等の能力>
- 情報学を志向し、物事を多面的に思考して判断した上で、自分の考えを論理的に表現し、他者に伝える能力を持つ人。
<主体性を持ち多様な人々と協働して学ぶ態度>
- 地域社会や国際社会における様々な問題に関心を持ち、未知の課題に対応するために、主体的に他者と協働しながら、身に付けた知識を活かしていきたいという意欲を持つ人。
入学者選抜の方針
情報学部では、上記に示す人材を選抜することを目的とし、次の入学者選抜制度を設けています。
- 総合型選抜(学びの計画型及び自己推薦型)では、基礎力を測る適性検査、調査書及び面接により、情報学分野における能力、意欲及び適性を多面的かつ総合的に評価します。
- 学校推薦型選抜(指定校制)では、基礎力を測る適性検査、調査書及び面接により、技術を学びたいという具体的かつ強い意志を総合的に評価します。
- 学校推薦型選抜(公募制及び女子特別選抜)では、適性検査により基本的な学力を評価するとともに、調査書により、学びたい意志を示す活動実績を評価します。
- 一般選抜(A日程及びB日程・3教科型)では、記述式を含む学力試験により情報学を学ぶ上で必要な基礎科目の学力を評価します。
- 一般選抜(B日程・総合問題型)では、記述式総合問題により技術を学ぶ上で必要な科学的能力を評価するとともに、面接により、情報学を学びたいという具体的かつ強い意志を評価します。
- 大学入学共通テスト利用選抜では、大学入学共通テストの成績により情報学を学ぶ上で必要な基礎科目の学力を評価します。
環境学部
環境学部では、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、環境学に関する知識と技能に深い関心を持ち、その課題発見と解決の意欲に溢れ、人間力豊かな「グリーン人材」を養成するために、次のような入学者を求めています。
<基礎的・基本的な知識・技能>
- 環境学を学ぶ上で必要な「数学」「理科」「英語」「国語」「地理歴史、公民」などの基礎科目について、高等学校の基礎的・基本的な知識を有し、主体的な学修に意欲を持つ人。
<思考力・判断力・表現力等の能力>
- 環境学を志向し、物事を多面的に思考して判断した上で、自分の考えを論理的に表現し、他者に伝える能力を持つ人。
<主体性を持ち多様な人々と協働して学ぶ態度>
- 自然環境及び社会環境における様々な問題に関心を持ち、未知の課題に対応するために、主体的に他者と協働しながら、身に付けた知識を活かしていきたいという意欲を持つ人。
入学者選抜の方針
環境学部では、上記に示す人材を選抜することを目的とし、次の入学者選抜制度を設けています。
- 総合型選抜(学びの計画型及び自己推薦型)では、基礎力を測る適性検査、調査書及び面接により、環境学分野における能力、意欲及び適性を多面的かつ総合的に評価します。
- 学校推薦型選抜(指定校制)では、基礎力を測る適性検査、調査書及び面接により、技術を学びたいという具体的かつ強い意志を総合的に評価します。
- 学校推薦型選抜(公募制及び女子特別選抜)では、適性検査により基本的な学力を評価するとともに、調査書により、学びたい意志を示す活動実績を評価します。
- 一般選抜(A日程及びB日程・3教科型)では、記述式を含む学力試験により環境学を学ぶ上で必要な基礎科目の学力を評価します。
- 一般選抜(B日程・総合問題型)では、記述式総合問題により技術を学ぶ上で必要な科学的能力を評価するとともに、面接により、環境学を学びたいという具体的かつ強い意志を評価します。
- 大学入学共通テスト利用選抜では、大学入学共通テストの成績により環境学を学ぶ上で必要な基礎科目の学力を評価します。
大学院
工学系研究科
工学系研究科では、ディプロマ・ポリシーに定めた学修到達目標を実現できる潜在的な力を有し、高い専門知識、豊かな創造力と実践力、そして倫理観を備えた高度専門技術者及び研究者をめざし、社会に貢献する意欲を持つ人を求めています。
知的機能科学専攻
知的機能科学専攻では、ディプロマ・ポリシーに基づき、物質・材料、構造機能、知能情報、環境・社会基盤及び生体・食品の先端的な研究に興味を持ち、創造性豊かな研究・開発能力を備えた研究者への高い志を持つ人を求めています。
知識・理解
研究指導領域の高度な知識を有し、課題の本質を理解して幅広い視点から課題を解決するための卓越した自立的課題解決能力を高める意欲を持つ人。
思考・判断
専門知識を活用して、自ら課題を発見するとともに課題の本質を見極め、創造的に探究及び思考する優れた能力を持ち、適切な課題解決方法を判断しながら研究計画を策定し、遂行することができる優れた研究推進能力を高める意欲を持つ人。
技能・表現
研究成果を公表するための論理的な文章表現能力、プレゼンテーション能力及びコミュニケーション能力を備え、研究成果を学会等で広く社会に発信することができる高度な研究成果公開能力を高める意欲を持つ人。
関心・意欲・態度
社会からの要請に関心を持つとともに、新領域の開拓にも意欲を示し、技術者又は研究者としての高い倫理観を持ち、社会に対して責任ある行動をとることができる十分な社会貢献能力の素養を持つ人。
入学者選抜の方針
知的機能科学専攻では、上記に示す人材を選抜することを目的とし、次の入学試験制度を設けています。
- 学内推薦入学試験では、これまでの研究実績に基づく研究計画及び博士論文執筆計画のプレゼンテーションに引き続いて実施する面接により、研究推進能力を評価します。
- 一般入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)では、筆記試験と研究計画及び博士論文執筆計画のプレゼンテーションに引き続いて実施する面接により、研究推進能力を評価します。
電気電子工学専攻
電気電子工学専攻では、ディプロマ・ポリシーに基づき、電子物性、回路、エネルギー及び情報通信の各分野に関する先端的な研究に興味を持ち、創造的かつ実践的な開発能力を備えた技術者・研究者への高い志を持つ人を求めています。
知識・理解
電気電子工学の発展的に深化する教育研究分野において基礎知識を有し、課題の本質を理解して幅広い視点から課題を解決するための課題解決能力を高める意欲を持つ人。
思考・判断
専門知識を活用して、自ら課題を発見するとともに課題の本質を見極め、創造的に探究及び思考する能力を持ち、適切な課題解決方法を判断しながら研究計画を策定し、遂行することができる研究推進能力を高める意欲を持つ人。
技能・表現
研究成果を公表するための論理的な文章表現能力、プレゼンテーション能力及びコミュニケーション能力を備え、研究成果を学会等で広く社会に発信することができる研究成果公開能力を高める意欲を持つ人。
関心・意欲・態度
社会からの要請に関心を持つとともに、新領域の開拓にも意欲を示し、技術者又は研究者としての高い倫理観を持ち、社会に対して責任ある行動をとることができる十分な社会貢献能力の素養を持つ人。
入学者選抜の方針
電気電子工学専攻では、上記に示す人材を選抜することを目的とし、次の入学試験制度を設けています。
- 学内推薦入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)及び学外推薦入学試験では、面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力並びに研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
- 一般入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)では、筆記試験と面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力と研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
機械システム工学専攻
機械システム工学専攻では、ディプロマ・ポリシーに基づき、構造機能、生産・加工、エネルギー機能及びシステム化機能の各分野に関する先端的な研究に興味を持ち、創造的かつ実践的な機械システム開発能力を備えた開発者・研究者への高い志を持つ人を求めています。
知識・理解
機械システム工学の教育研究分野における基礎知識を有し、課題の本質を理解して幅広い視点から課題を解決するための課題解決能力を高める意欲を持つ人。
思考・判断
専門知識を活用して、自ら課題を発見するとともに課題の本質を見極め、創造的に探究及び思考する能力を持ち、適切な課題解決方法を判断しながら研究計画を策定し、遂行することができる研究推進能力を高める意欲を持つ人。
技能・表現
研究成果を公表するための論理的な文章表現能力、プレゼンテーション能力及びコミュニケーション能力を備え、研究成果を学会等で広く社会に発信することができる研究成果公開能力を高める意欲を持つ人。
関心・意欲・態度
社会からの要請に関心を持つとともに、新領域の開拓にも意欲を示し、技術者又は研究者としての高い倫理観を持ち、社会に対して責任ある行動をとることができる十分な社会貢献能力の素養を持つ人。
入学者選抜の方針
機械システム工学専攻では、上記に示す人材を選抜することを目的とし、次の入学試験制度を設けています。
- 学内推薦入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)及び学外推薦入学試験では、面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力並びに研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
- 一般入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)では、筆記試験と面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力と研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
建設工学専攻
建設工学専攻では、ディプロマ・ポリシーに基づき、建設技術に関わる研究、技術開発、設計及び施工管理等の各分野に興味を持ち、建設に関する高度な知識を有する実務者・開発者・研究者への高い志を持つ人を求めています。
知識・理解
建設分野の基礎知識を有し、課題の本質を理解して幅広い視点から課題を解決するための課題解決能力を高める意欲を持つ人。
思考・判断
専門知識を活用して、自ら課題を発見するとともに課題の本質を見極め、創造的に探究及び思考する能力を持ち、適切な課題解決方法を判断しながら研究計画を策定し、遂行することができる研究推進能力を高める意欲を持つ人。
技能・表現
研究成果を公表するための論理的な文章表現能力、プレゼンテーション能力及びコミュニケーション能力を備え、研究成果を学会等で広く社会に発信することができる研究成果公開能力を高める意欲を持つ人。
関心・意欲・態度
社会からの要請に関心を持つとともに、新領域の開拓にも意欲を示し、高度な知識を有する実務者・技術者又は研究者としての高い倫理観を持ち、社会に対して責任ある行動をとることができる十分な社会貢献能力の素養を持つ人。
入学者選抜の方針
建設工学専攻では、上記に示す人材を選抜することを目的とし、次の入学試験制度を設けています。
- 学内推薦入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)及び学外推薦入学試験では、面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力並びに研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
- 一般入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)では、筆記試験と面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力と研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
情報システム科学専攻
情報システム科学専攻では、ディプロマ・ポリシーに基づき、コンピュータ、ネットワーク、アプリケーション開発及びマネージメントの各分野に関する先端的な研究に興味を持ち、創造的かつ実践的なシステム開発能力を備えた開発者・研究者への高い志を持つ人を求めています。
知識・理解
情報システム科学の教育研究分野における基礎知識を有し、課題の本質を理解して幅広い視点から課題を解決するための課題解決能力を高める意欲を持つ人。
思考・判断
専門知識を活用して、自ら課題を発見するとともに課題の本質を見極め、創造的に探究及び思考する能力を持ち、適切な課題解決方法を判断しながら研究計画を策定し、遂行することができる研究推進能力を高める意欲を持つ人。
技能・表現
研究成果を公表するための論理的な文章表現能力、プレゼンテーション能力及びコミュニケーション能力を備え、研究成果を学会等で広く社会に発信することができる研究成果公開能力を高める意欲を持つ人。
関心・意欲・態度
社会からの要請に関心を持つとともに、新領域の開拓にも意欲を示し、技術者又は研究者としての高い倫理観を持ち、社会に対して責任ある行動をとることができる十分な社会貢献能力の素養を持つ人。
入学者選抜の方針
情報システム科学専攻では、上記に示す人材を選抜することを目的とし、次の入学試験制度を設けています。
- 学内推薦入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)及び学外推薦入学試験では、面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力並びに研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
- 一般入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)では、筆記試験と面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力と研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
環境学専攻
環境学専攻では、ディプロマ・ポリシーに基づき、居住環境、環境構想、自然環境及び環境情報の各分野に関する先端的な研究に興味を持ち、創造的かつ実践的に環境共生型・循環型社会の構築に貢献できる技術者・研究者への高い志を持つ人を求めています。
知識・理解
環境学の教育研究分野における基礎知識を有し、課題の本質を理解して幅広い視点から課題を解決するための課題解決能力を高める意欲を持つ人。
思考・判断
専門知識を活用して、自ら課題を発見するとともに課題の本質を見極め、創造的に探究及び思考する能力を持ち、適切な課題解決方法を判断しながら研究計画を策定し、遂行することができる研究推進能力を高める意欲を持つ人。
技能・表現
研究成果を公表するための論理的な文章表現能力、プレゼンテーション能力及びコミュニケーション能力を備え、研究成果を学会等で広く社会に発信することができる研究成果公開能力を高める意欲を持つ人。
関心・意欲・態度
社会からの要請に関心を持つとともに、新領域の開拓にも意欲を示し、技術者又は研究者としての高い倫理観を持ち、社会に対して責任ある行動をとることができる十分な社会貢献能力の素養を持つ人。
入学者選抜の方針
環境学専攻では、上記に示す人材を選抜することを目的とし、次の入学試験制度を設けています。
- 学内推薦入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)及び学外推薦入学試験では、面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力並びに研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
- 一般入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)では、筆記試験と面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力と研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
生命機能工学専攻
生命機能工学専攻では、ディプロマ・ポリシーに基づき、基礎生命システム科学、生命工学、食品加工学及び生体医工学の各分野に関する先端的な研究に興味を持ち、実践的な研究、技術開発能力を備えた開発者・研究者への高い志を持つ人を求めています。
知識・理解
生命機能工学の教育研究分野における基礎知識を有し、課題の本質を理解して諸課題を俯瞰的かつ多角的に捉え、課題を解決する課題解決能力を高める意欲を持つ人。
思考・判断
専門知識と技術を活用して、自ら課題を発見するとともに課題の本質を見極め、論理的に探究及び判断する能力を持ち、問題解決への多様性のある思考と多角的な判断をしながら研究計画を策定し、遂行することができる研究推進能力を高める意欲を持つ人。
技能・表現
社会的課題を解決できる幅広い技術を修得し、解決策をわかりやすく表現できる技能や自らの考えを的確に表現し、相手の意図を理解するコミュニケーション能力を有し、研究成果を学会等で広く社会に発信する意欲を持つ人。
関心・意欲・態度
生命・環境・生活に広く関心を持つとともに、生命機能工学の担い手としての意欲と他者と協働できる素養を有し、積極的な課題探究への意欲と、専門技術者としての使命感と倫理観をもって、社会に対して責任ある行動を取ることができる十分な社会貢献能力の素養を持つ人。
入学者選抜の方針
生命機能工学専攻では、上記に示す人材を選抜することを目的とし、次の入学試験制度を設けています。
- 学内推薦入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)及び学外推薦入学試験では、面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力並びに研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
- 一般入学試験(Ⅰ期及びⅡ期)では、筆記試験と面接により、専門分野の基礎的知識及び研究推進能力と研究計画及び修士論文執筆計画の妥当性を評価します。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
広島工業大学は、ディプロマ・ポリシーを踏まえ、未来を創造する意欲と豊かな人間性を持ち、社会を牽引する倫理観を備えた技術系人材を養成するため、授業科目をカリキュラム・ツリーを用いて系統立て、ナンバリングにより体系化を図り、教育課程を編成します。また、各授業科目のシラバスでは、目的、教育内容と方法、ディプロマ・ポリシーとの関連性及び学修成果の評価基準を詳細に示し、学生の主体的かつ能動的な学びを促します。さらに、ポートフォリオシステムを活用し、学生が自らの学修内容やキャリアデザインの計画・実施・評価・改善を行える環境を整えます。
学部
工学部
工学部では、ディプロマ・ポリシーを踏まえ、「ものづくり人材」を養成するための教育課程を編成します。教育課程は、グローバルな視野と幅広い教養を備えた豊かな人間性を育むリベラルアーツ教育科目、社会を意識した実践的な内容に取組むことにより、高い倫理観を持ち他者と協働し社会に貢献できる技術者となることを目的とした社会実践教育科目、工学に関する基礎知識や技術を修得することを目的とした専門教育科目及びその他の教育科目で構成します。また、シラバスにより授業科目の詳細を明示するとともに、授業科目を必修、選択及び自由科目に区分し、カリキュラム・ツリー及びナンバリングにより学びの順次性をもって編成します。
電子情報工学科
電子情報工学科は、広島工業大学及び工学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。
なお、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目は電子情報工学コースと臨床工学コースに共通する科目をコース共通として区分します。
さらに、電子情報工学コースでは専門教育科目を、専門基盤、電子デバイス、回路・通信、情報ネットワーク、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。臨床工学コースでは専門基盤の分野で臨床工学に必要な工学及び医学の知識及び技術を学ぶ授業科目を網羅して編成します。
リベラルアーツ教育科目
幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。
社会実践教育科目(実践基礎)
学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「社会実践A」「スタディスキル」「リテラシ」を1年次の各期に、また、「社会実践B」「キャリアデザイン」を2年次の各期に開設します。
社会実践教育科目(実践発展)
社会実践教育科目のうち実践発展として、専門分野の知識を深め、その後に取組む卒業研究の準備をゼミ形式で行う科目「専門ゼミナールA」「専門ゼミナールB」を3年次に開設する。また、それまでに修得した知識を横断的に活用して研究に取組む科目「卒業研究」を4年次に開設します。
コース共通 専門教育科目
電子情報工学コースと臨床工学コースに共通する「プログラミングA」、「電気・電子工学実習」「計測工学」を開設します。また、ものづくりにおける倫理観や医療系技術者に必要な倫理観を養う「技術者倫理」を、技術者にとって重要である知的財産を適切に運用するため「知的所有権」、産業との連携を理解するために「産学連携実習」を開設します。
【電子情報工学コース】
専門教育科目(専門基盤)
電子情報工学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため学科の学びの基礎となる「解析基礎」「線形代数」などの数学に関する科目と「基礎物理学」「物理学実験」などの物理学に関する科目を開設します。加えて、電子情報工学に関する基盤技術を修得するため、「プログラミングのための命題論理」「数値シミュレーション」「電気通信法規」を開設します。
専門教育科目(電子デバイス)
様々なシステムに用いられている電子デバイスに関して、物性とシステム設計の両面から理解できる専門知識を修得するため「基礎電磁気学」「量子物理学」「固体電子工学」「電子デバイス」を、応用力を身に付けるため「高周波工学」を開設します。さらに、高次レベル科目「集積回路工学」「デバイス応用」「応用電波工学」を開設します。
専門教育科目(回路・通信)
様々な電子デバイスや受動素子で構成される電子・電気回路の専門知識及び論理回路で構成されるコンピュータなどのハード面に関する専門知識を修得するため「基礎電気回路」「電子回路」「制御工学」「電子計測」を開設します。また、高次レベル科目「デジタル回路」「アナログ電子回路」を開設します。
専門教育科目(情報ネットワーク)
センサやインターネット等に接続される様々なデバイス、回路、コンピュータをスマートなシステムとして機能させるための情報ネットワーク技術を修得すべく「情報システム設計」「プログラミングB」「情報理論」「ネットワーク工学」「画像とマルチメディア」を開設します。また、高次レベル科目「符号と暗号」「人工知能」を開設します。
専門教育科目(教職教科)
高等学校教諭一種免許状(工業・情報)取得に必要な教職及び教科に関する科目を開設します。
【臨床工学コース】
専門教育科目(専門基盤)
臨床工学の基礎となる「基礎数学」「応用数学」「電気工学」「電子工学」「機械工学」「機械工学実習」「理工学演習」を開設します。
病院内や臨床現場で用いられる種々の医用治療機器の知識を修得するため「医用機器学概論」「医用治療機器学」「医用治療機器学実習」「臨床支援技術学」「臨支援技術学実習」「生体機能代行技術学」「呼吸療法技術演習」「呼吸療法装置学」「呼吸療法装置学実習」「体外循環技術演習」「体外循環装置学」「体外循環装置学実習」「血液浄化技術演習」「血液浄化療法装置学」「血液浄化療法装置学実習」「生体機能代行技術学演習」「医用治療技術演習」を開設します。
病院内や臨床現場で用いられる種々の生体計測機器の知識を修得するため「生体計測装置学」「生体計測装置学実習」「生体計測技術演習」を開設します。
臨床工学技士として求められる医療安全管理の基礎的かつ実践的な技法などを幅広く身に付けるため「医用治療機器安全管理学」「生体計測装置安全管理学」「医療安全管理学」「医療安全管理学実習」「医療安全管理関係法規」「医療リスクマネージメント」を開設します。
病院内や企業で用いられる情報システムの基礎知識を修得するため「情報処理工学」「システム・制御工学」を開設します。
病院内や臨床現場で必要となる知識は幅広くその専門的基礎知識を修得するため「医学概論」「公衆衛生学」「免疫学」「薬理学」「チーム医療概論」「病理学」「臨床生化学」「医事関係法規」「臨床医学演習」「解剖学」「生理学」「生化学」「基礎医学実習」「臨床医学総論A・B・C・D」「医用工学概論」「生体物性工学」「医用材料工学」「医用工学演習」「臨床実習」を開設します。
評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
電気システム工学科
電気システム工学科は、広島工業大学及び工学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、グリーンエネルギー、通信システム、スマートシステム、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。
リベラルアーツ教育科目
幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。
社会実践教育科目(実践基礎)
学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「電気基礎実験B(PBL)」「PBL基礎実習」「スタディスキル」「リテラシ」を1年次各期に、また、「電気応用実験B(PBL)」「PBL応用実習」「キャリアデザイン」を2年次に開設します。
社会実践教育科目(実践発展)
専門分野の知識を深め、その後に取組む卒業研究の準備をゼミ形式で行う「専門ゼミナールA・B」を3 年次の各期に開設します。また、それまでに修得した知識を横断的に活用して研究に取組む「卒業研究」を4年次に開設します。
専門教育科目(専門基盤)
電気システム工学及びデジタル技術を学ぶ上で必要な基礎学力を修得することを目的として、数学に関する科目「微分積分A・B・C」「線形代数A・B」及び物理学に関する科目「基礎力学A・B」を開設します。また、数学及び物理学に関する専門的な科目として「微分方程式」「応用数学」「光と波動の物理」「電気電子材料」、情報学に対応するために「データサイエンス」科目を開設します。加えて、電気システム工学に関する基盤技術を修得するため、「電気数学」「基礎電気回路Ⅰ・Ⅱ」「基礎電気回路演習」「電気回路理論A・B」「電子回路Ⅰ・Ⅱ」「デジタル電子回路」「基礎電磁気学Ⅰ・Ⅱ」「基礎電磁気学演習A・B」「機械工学概論」「プログラミングA・B」を開設します。その他、技術者にとって重要である知的財産を適切に運用するために「知的所有権」、ものづくりにおける倫理観を養うために「技術者倫理」、産業との連携を理解するために「産学連携実習」を開設します。さらに、実験・実習として「電気基礎実験A」「電気応用実験A」「電気応用実験C」「電気応用実験D」「設計製図」を開設する。
専門教育科目(グリーンエネルギー)
電力システム及び熱エネルギー変換システムの基礎知識を修得する「電気機器A・B」「熱エネルギー工学」「電力発生工学」、本専門分野の中核であり再生可能エネルギーを学ぶ「グリーンエネルギー工学」、応用技術を扱う「パワーエレクトロニクス」「電力伝送工学」「エネルギー変換工学」「電気応用」、国家資格取得に対応する「エネルギー総合管理及び法規」を開設する。さらに、実践応用力を身に付けるため、電力システムに関する高次レベル科目「電力システム工学」を開設します。
専門教育科目(通信システム)
今日のデジタル通信技術の基礎科目である「信号処理」、通信システム及びネットワーク構築に関する「通信工学」「デジタル交換工学」、無線信号伝送技術に関する「電磁波工学」「高周波工学」、国家資格取得に対応する「電気通信法規」を開設します。さらに、無線通信システム構築の実践応用力を身に付けるため、高次レベル科目「ワイヤレス通信システム工学」を開設します。
専門教育科目(スマートシステム)
スマートシステムを実現するために必要となる制御工学及びコンピュータ技術の基礎知識を修得する「コンピュータシステム」「電気電子計測」「コンピュータエンジニアリング」、それらの応用技術に関する「制御工学Ⅰ・Ⅱ」「コンピュータ計測システム」、情報工学に関する専門知識を養う「情報数理」「情報システム工学」、スマートシステム構築及びロボット制御技術の実践応用力を身に付けるため高次レベル科目「スマートロボット工学」を開設します。
専門教育科目(教職教科)
高等学校教諭一種免許状(工業・情報)取得に必要な教職及び教科に関する科目を開設します。
評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
機械情報工学科
機械情報工学科は、広島工業大学及び工学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、デジタルデザイン、ロボット、モビリティ、新素材、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。
リベラルアーツ教育科目
幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。
社会実践教育科目(実践基礎)
学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「基礎ゼミナール」「工学リテラシ」「実践基礎A」を1年次各期に、また、「キャリアデザイン」「実践基礎B」を2年次各期に開設します。
社会実践教育科目(実践発展)
専門分野の知識を深め、その後に取組む卒業研究の準備をゼミ形式で行う「専門ゼミナールA・B」を3 年次の各期に開設します。また、それまでに修得した知識を横断的に活用して研究に取組む「卒業研究」を4 年次に開設します。
専門教育科目(専門基盤)
機械情報学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するために「解析基礎」「基礎数理」「微分積分学A・B」をはじめとする数学と「基礎物理学A・B・C」「物理学実験」といった物理学に関する授業科目を開設します。また、ものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」を開設します。さらに、機械工学のコア科目として4つの力学「材料力学A・B」「機械力学A・B」「熱力学A・B」「流れの力学A・B」に加えて、機械材料への導入として「材料の基礎」、機械の製造に関わる「機械加工学」、機械の自動化に関わる「制御工学」を、情報学に関する基盤技術を修得するため「情報の基礎」「情報システム」「情報システム応用」「数値計算」「情報ネットワーク」を開設します。また、体験学習として「機械工学実習A・B」「機械工学実験A・B」を開設します。その他、技術者にとって重要である知的財産を適切に運用するために「知的所有権」、産業との連携を理解するために「産学連携実習」を開設します。
専門教育科目(デジタルデザイン)
情報技術を積極的に取り入れた機械設計技術を1年次から4年次にわたって学ぶ。導入科目としてCADには「3次元CAD基礎」、紙をベースとする製図には「基礎製図」を開設します。これに続く実践的な「機械要素設計」と実習科目「コンピュータ支援設計・製図」を開設します。さらに発展的な内容は「コンピュータ支援設計・解析」「機械設計工学」「シミュレーション工学」として開設し、さらに「画像処理工学」「生産システム工学 」を他学科からの組入科目として開設します。
専門教育科目(ロボット)
ロボット工学の基礎から応用に関わる科目「電気の基礎」「電気機械システム」「メカトロニクス」「システム制御」「ロボティクス」を開設します。また、専門性の幅を広げるために「グリーンエネルギー工学 」「センシング 」を他学科からの組入科目として開設します。
専門教育科目(モビリティ)
モビリティ工学の基礎から応用に関わる科目「モビリティ基礎」「伝熱工学」「流体機械」「モビリティシステム」を開設します。また、専門性の幅を広げるために「人工知能 」を他学科からの組入科目として開設します。
専門教育科目(新素材)
材料工学や先進材料に関連する科目「機械材料」「モビリティ材料」「先進材料加工」「材料と情報」「航空宇宙工学」を開設します。
専門教育科目(教職教科)
高等学校教諭一種免許状(工業・情報)取得に必要な教職及び教科に関する科目を開設します。
評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
環境土木工学科
環境土木工学科は、広島工業大学及び工学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、構造物の設計・施工と保全、環境の保全と再生、都市空間の計画と防災、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。
リベラルアーツ教育科目
幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。
社会実践教育科目(実践基礎)
学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「基礎ゼミナール」「情報の科学」「総合ゼミナールA」「計測の科学A」を1年次の各クォーターに、また、「キャリアデザイン」「総合ゼミナールB」「計測の科学B」を2年次の各クォーターに開設します。
社会実践教育科目(実践発展)
専門分野の知識を深め、その後に取組む卒業研究の準備をゼミ形式で行う科目「専門ゼミナールA」「専門ゼミナールB」を3年次に開設します。また、それまでに修得した知識を横断的に活用して研究に取組む科目「卒業研究」を4年次に開設します。
専門教育科目(専門基盤)
環境土木工学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため学科の学びの基礎となる「建設基礎数学」「線形代数」などの数学に関する科目と「基礎力学」「物理学実験」などの物理学に関する科目を開設します。また、ものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」を開設します。さらに、環境土木工学に関する基盤技術である測量技術の基礎理論を修得するため「測量学」「測量学実習」を、構造設計図面作製の基礎力を醸成する「設計製図」「建設CAD」などを、技術者にとって重要である知的財産を適切に運用するため「知的所有権」を開設します。また、講義での知識を深めるため、構造力学、地盤工学、水理学、コンクリート工学に関連した実験を行う「建設工学実験」を開設します。その他、産業との連携を理解するために「産学連携実習」を開設します。
専門教育科目(構造物の設計・施工と保全)
構造・材料・地盤に関する力学理論を修得するため「構造力学」「コンクリート工学」「地盤工学」を、また、問題解決力を向上させるため「構造力学演習」「地盤工学演習」を開設します。さらに、応用技術を修得するため「構造設計学」「地盤基礎工学」「鉄筋コンクリート工学」「建設マネジメント」「維持管理工学」を、加えて、土木技術者に求められる実践的応用力を身に付けるため、高次レベル科目「耐震工学」を開設します。
専門教育科目(環境の保全と再生)
自然環境の再生、環境計画・管理・共生及び生態系の基礎知識を修得するため「環境再生技術」「環境診断と評価」を、また、水の流れの力学的基礎知識と社会基盤への応用技術を修得するため「水理学」「水環境システム」「河川工学」を開設します。さらに、エネルギー問題や循環型社会を構築するための知識を修得するために「新エネルギー学」「資源循環型社会」を、加えて、土木技術者に求められる実践応用力を身に付けるため、高次レベル科目「流れの科学」を開設します。
専門教育科目(都市空間の計画と防災)
都市の歴史やあり方、人口減少化社会における安全・安心な人の暮らしに関する基礎的知識を修得するため「都市計画」「空間創造設計」「景観工学」「都市環境保全」を、また、良質な交通環境を創出する技術を修得するため「交通計画」「道路工学」を開設します。さらに、自然災害に対する防災・減災の手法や技術を修得するため「建設行政」「都市防災工学」を、加えて、土木技術者に求められる実践応用力を身に付けるため、高次レベル科目「空間創造実習」を開設します。
専門教育科目(教職教科)
高等学校教諭一種免許状(工業)取得に必要な教職及び教科に関する科目を開設します。
評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
建築工学科
建築工学科は、広島工業大学及び工学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、建築構造、建築生産・維持管理・材料、建築設計・計画、建築環境・設備、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。
リベラルアーツ教育科目
幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。
社会実践教育科目(実践基礎)
学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、建築に対する興味を実践的に高めるための科目として「スタディスキル」「リテラシ」「建築ドローイング」を1年次に、建築の多様さを学び自分の将来を考える科目として「キャリアデザイン」、デジタル化する建築情報への導入として「建築デジタルデザインA」を2年次に開設します。
社会実践教育科目(実践発展)
専門分野の知識を深め、その後に取組む卒業研究の準備をゼミ形式で行う科目「専門ゼミナールA」「専門ゼミナールB」を3年次に開設します。また、それまでに修得した知識を横断的に活用して研究に取組む科目「卒業研究」を4年次に開設します。
専門教育科目(専門基盤)
建築工学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため、「基礎力学」「物理学実験」などの物理学に関する科目と「建設基礎数学」「線形代数」などの数学に関する科目を開設します。BIMに代表されるデジタル建築情報に対応する技術を修得するため、「建築デジタルデザインB」、高度なモデリングやデジタル解析技術を修得するため「建築デジタルデザインC」を開設します。各分野の専門知識を深めるため「建築法規」「建築積算」を開設します。また、多様化するグローバル産業経済社会に適応するための素養を実践的に修得するため「産学連携実習」を開設します。建築技術者としての資格取得と総合的な実践力を高めるため「建築キャリアデザイン」を開設します。さらに、倫理観を養う「技術者倫理」、知的財産を適切に運用するため「知的所有権」を開設します。
専門教育科目(建築構造)
鉄筋コンクリート構造、鋼構造、木構造など、建築構造の根本となる構造設計及び地震災害の脅威に対し、建物・都市施設の安全確保と災害軽減策を考える耐震工学に関する知識を修得するため、1年次に「構造力学」「材料力学」、2年次に「建築構造デザイン概論」「構造解析法」「建築木質構造学」「鉄筋コンクリート構造学」「鋼構造学」、3年次に「建築振動学」「耐震構造学」「建築塑性解析」「建築構造実験」、4年次に高次レベル科目「建築構造デザイン」を開設します。
専門教育科目(建築生産・維持管理・材料)
建築素材の特徴や力に対する抵抗性を学ぶ建築材料学、建物を支える地盤や基礎の設計・施工に必要な地盤工学、また、建物が実際にどのような工程・作業で建設・施工されていくのかを学ぶため、2年次に「建築マテリアル」「地盤工学」「測量学・実習」、3年次に「建築生産」「建築材料実験」「建築基礎構造」「ファシリティマネジメント」、4年次に「建築施工管理」を開設します。
専門教育科目(建築設計・計画)
建築の設計に必要な計画理論として生活と空間の関わりについて学ぶ建築計画について、2年次に「建築計画」「建築史」、3年次に「建築意匠・技法」、4年次に「都市計画」及び高次レベル科目「建築設計演習」を開設します。
専門教育科目(建築環境・設備)
快適で安全・安心に暮らすための室内及び都市の環境について学ぶ建築環境工学、建物の設備全般について学ぶ建築設備について、2年次に「建築環境工学」「建築設備A」、3年次に「建築環境評価法」「建築設備B」「建築環境計画法」を開設します。
専門教育科目(教職教科)
高等学校教諭一種免許状(工業)取得に必要な教職及び教科に関する科目を開設します。
評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
情報学部
情報学部では、ディプロマ・ポリシーを踏まえ、「デジタル人材」を養成するための教育課程を編成します。教育課程は、グローバルな視野と幅広い教養を備えた豊かな人間性を育むリベラルアーツ教育科目、社会を意識した実践的な内容に取組むことにより、高い倫理観を持ち他者と協働し社会に貢献できる技術者となることを目的とした社会実践教育科目、情報学に関する基礎知識や技術を修得することを目的とした専門教育科目及びその他の教育科目で構成します。また、シラバスにより授業科目の詳細を明示するとともに、授業科目を必修、選択及び自由科目に区分し、カリキュラム・ツリー及びナンバリングにより学びの順次性をもって編成します。
情報工学科
情報工学科は、広島工業大学及び情報学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、コンピュータ、インタフェース、ネットワークの各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。
リベラルアーツ教育科目
幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。
社会実践教育科目(実践基礎)
学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「情報基礎実践」「情報応用実践」を開設します。また、社会実践の学びの基礎となる「初年次ゼミナール」「情報リテラシ」を1年次に開設します。さらに、自身の将来的な社会人としてのキャリアを主体的に考える「キャリアデザイン」を2年次に開設します。
社会実践教育科目(実践発展)
専門分野の知識を深め、その後に取組む卒業研究の準備をゼミ形式で行う科目「専門ゼミナールA」「専門ゼミナールB」を3年次に開設します。また、修得した知識を横断的に活用し自分自身の研究テーマに取組むことにより、課題解決実践力を養う科目「卒業研究」を4年次に開設します。
専門教育科目(専門基盤)
情報学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため学科の学びの基礎となる「数学入門」「解析基礎」「線形代数」「確率・統計」「応用数学」などの数学に関する科目と「基礎物理学」「計測物理実験」という物理学に関する科目を開設します。また、ものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」を開設します。さらに,情報学に求められる基盤技術を修得するため、情報学的思考に基づきアイデアを具体化する「アルゴリズム」、それをソフトウェアで実現する「プログラミング」、ハードウェアでの実現の基礎を学ぶ「論理回路」「電気電子回路」、情報学の基礎知識を幅広く修得するための「情報数学」「情報理論」「情報処理技術基礎」などを1、2年次に開設します。加えて、高度データ処理に関連する科目「データベース」「データ解析」「パターン認識」「人工知能」などを開設するとともに、システム開発に関連する「情報システム開発」「プロジェクトマネジメント」などを開設します。その他、技術者にとって重要である知的財産を適切に運用するために「知的所有権」、産業との連携を理解するために「産学連携実習」を開設します。
専門教育科目(コンピュータ)
コンピュータに関する基礎知識を修得するため「コンピュータアーキテクチャ」「オペレーティングシステム」を、また、機器制御に必要な知識を修得するため「制御工学」「組込みシステム」を開設します。さらに、コンピュータ技術者として求められる実践応用力を身に付けるため、高次レベル科目「IoT技術応用」を開設します。
専門教育科目(インタフェース)
信号処理システムの基礎知識を修得するため「デジタル信号処理」を、画像認識・処理の基礎を修得するため「画像処理」、センシング技術を修得するため「センシング」を開設します。さらに、インタフェース技術者として求められる実践応用力を身に付けるため、高次レベル科目「インタフェース技術応用」を開設します。
専門教育科目(ネットワーク)
情報ネットワークシステムの基礎知識を修得するため「ネットワーク入門」「ネットワーク技術」を、最先端のネットワークシステムの構築に必要な技術を修得するため「情報セキュリティ」「クラウド技術」を開設します。さらに、ネットワーク技術者として求められる実践応用力を身に付けるため、高次レベル科目「ネットワークシステム応用」を開設します。
評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
情報システム学科
情報システム学科は、広島工業大学及び情報学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、知能メディアデザイン、webシステムデザインの各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。
リベラルアーツ教育科目
幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。
社会実践教育科目(実践基礎)
学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「情報基礎実践」「初年次ゼミナール」「情報リテラシ」を1年次の各期に、また、「情報応用実践」「キャリアデザイン」を2年次の各期に開設します。
社会実践教育科目(実践発展)
専門分野の知識を深め、その後に取組む卒業研究の準備をゼミ形式で行う授業科目「専門ゼミナールA・B」を3 年次の各期に開設します。また、それまでに修得した知識を横断的に活用して研究に取組む授業科目「卒業研究」を4 年次通年に開設します。
専門教育科目(専門基盤)
情報学を学ぶうえで必要な基礎学力を修得するために「解析基礎A・B」「線形代数A・B」「応用数学」「確率・統計」といった数学に関する授業科目と「計測物理実験」をはじめとする物理学に関する授業科目を開設します。また、ものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」を必修科目として開設します。情報学に関する基盤技術を修得するため「アルゴリズム基礎A・B」「プログラミングA・B」「情報デザイン論」「マルチメディア表現」を開設します。また、システム開発の基礎知識を幅広く修得するため、ITリテラシとなる「システム開発基礎」「データベース」「ネットワーク入門」を開設します。さらに、人工知能に関連する授業科目として「機械学習基礎」「機械学習応用」「情報システム開発」「ソフトウェア工学」「プロジェクトマネジメント」を開設します。その他、技術者にとって重要である知的財産を適切に運用するために「知的所有権」、産業との連携を理解するために「産学連携実習」を開設します。
専門教育科目(知能メディアデザイン)
利便性の高い情報システムの開発及び導入を実現できる能力を養う「知能メディア基礎」「アプリケーションデザイン」、多種多様な情報メディアを情報システムに適用する知識を修得する「自然言語処理」「コンピュータグラフィックス」及び画像や音声音響処理に関する科目を開設します。さらに、AI技術を活用する実践的なシステム設計力を身に付けるために、高次レベル科目として「AIシステム開発」を開設します。
専門教育科目(Webシステムデザイン)
現代社会でのメディア・コミュニケーションの一つであるWeb を用いた表現方法を修得する「Web デザイン」を開設します。また、効果的なメディア・コミュニケーションの能力を養う「認知・行動科学」を開設します。さらに、ユーザビリティを最大限に配慮する「Webサイト設計」「UI・UXデザイン」「感性情報処理」「Webアプリケーション開発」科目を開設します。その他、Webシステム開発者に求められる実践的な設計力を身に付けるため、高次レベル科目として「Webシステム開発」を開設します。
評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
情報マネジメント学科
情報マネジメント学科は、広島工業大学及び情報学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、経営工学、データサイエンスの各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。
リベラルアーツ教育科目
幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。
社会実践教育科目(実践基礎)
学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「情報基礎実践」「情報リテラシ」「スタディスキル」を1年次の各期に、また、「情報応用実践」「キャリアデザイン」を2年次の各期に開設します。
社会実践教育科目(実践発展)
専門分野の知識を深め、その後に取組む卒業研究の準備をゼミ形式で行う授業科目「専門ゼミナールA・B」を3 年次の各期に開設します。また、それまでに修得した知識を横断的に活用して研究に取組む授業科目「卒業研究」を4年次の通年科目として開設する。
専門教育科目(専門基盤)
情報学を学ぶうえで必要な基礎学力を修得するために、「数学入門」「情報数学」「確率・統計」、「応用数学」などの数学に関する授業科目と「計測物理実験」などの物理学に関する授業科目を開設します。また、ものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」を開設します。さらに、情報学に関する基盤技術を修得するため「アルゴリズム基礎A・B」「プログラミング基礎A・B」「プログラミング応用A・B」「プログラミング発展A・B」を開設します。加えて、演習を通じ技能を修得するため「情報マネジメント基礎実践」「情報マネジメント応用実践A・B」を開設します。さらに、情報学の基礎知識を幅広く修得するため、テクノロジに関する授業科目として「ネットワーク入門」「データベース」「情報システム開発」「ソフトウェア工学」を、コンピュータ科学に関する授業科目として「情報理論」「自然言語処理」を開設します。また、情報システム設計に関する知識を修得する「マルチメディア表現」「情報デザイン論」「Webデザイン」「情報技術と表象文化」「UI・UXデザイン」「Webアプリケーション開発」、情報学のマネジメントに関する知識を修得する「プロジェクト・マネジメント」「知的所有権」「情報管理とセキュリティ」を開設します。その他、産業との連携を理解するために「産学連携実習」を開設します。
専門教育科目(経営工学)
組織の効率化と経営戦略の策定を支援するための基礎知識を修得する「経営工学基礎」、品質を維持・向上させるための様々なアプローチを修得する「品質管理」、市場のニーズを理解し、製品やサービスを市場に適合させ顧客に価値を提供する方法を修得する「マーケティング」、費用対便益や顧客満足度の高い情報システムの開発及び導入を実現できる能力を養う「インダストリアル・エンジニアリング」、複雑な意思決定問題をモデル化し、最適な解を見つけ出すための科学的アプローチを修得する「オペレーションズ・リサーチ」を開設します。また、競合者間の相互作用を分析する枠組みを修得する「ゲーム理論」、製品やサービスの生産プロセスを効率的に管理するためのシステムや技術について修得する「生産システム」、企業の財務健全性を維持・向上させるための手法を修得するための「ファイナンシャル・マネジメント」、実際に起こりうるシナリオの分析や予測を行う知識や技能を修得する「シミュレーション」を開設します。さらに、経営工学分野の創造的技術者に求められる実践的なシステム設計力を身に付けるために、高次レベル科目として「ヒューマンリソース・マネジメント」を開設します。
専門教育科目(データサイエンス)
収集したデータを視覚化し、データの洞察を明確かつ的確に伝達する方法を修得する「データプレゼンテーション」、大規模なデータセットを収集、格納、処理、分析するための知識・技能を修得する「データエンジニアリング」、データからパターンや知識を抽出するための技術を修得する「データマイニング基礎実践」を開設します。また、コンピュータがデータから学習し、予測や意思決定を行う能力を開発するためのアルゴリズムとモデル化の方法を修得する「機械学習基礎」、多変数間の関係を分析、理解するための知識を修得する「多変量解析」、最適な解を見つけるための数学的モデルとアルゴリズムを修得する「数理最適化」、機械学習技術を実世界の問題解決に適用する「機械学習応用」、膨大なデータセットから価値ある情報を引き出し、ビジネスや研究に応用する「ビックデータ活用」、ビジネスの問題解決と意思決定を支援するためにデータサイエンスの手法を適用する「ビジネスデータサイエンス」を開設します。 さらに、データサイエンス分野のデータ技術者に求められる実践的なシステム設計力を身に付けるために、高次レベル科目として「オープンデータと地方創生」を開設します。
評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
環境学部
環境学部では、ディプロマ・ポリシーを踏まえ、「グリーン人材」を養成するための教育課程を編成します。教育課程は、グローバルな視野と幅広い教養を備えた豊かな人間性を育むリベラルアーツ教育科目、社会を意識した実践的な内容に取組むことにより、高い倫理観を持ち他者と協働し社会に貢献できる技術者となることを目的とした社会実践教育科目、環境学に関する基礎知識や技術を修得することを目的とした専門教育科目及びその他の教育科目で構成します。また、シラバスにより授業科目の詳細を明示するとともに、授業科目を必修、選択及び自由科目に区分し、カリキュラム・ツリー及びナンバリングにより学びの順次性をもって編成します。
建築デザイン学科
建築デザイン学科は、広島工業大学及び環境学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、建築計画、建築情報、木工・インテリア、建築環境、建築構造・維持管理、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。
リベラルアーツ教育科目
幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。
社会実践教育科目(実践基礎)
学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「デザインスタディA」「スタディスキル」「デザインスキル」を1年次各期に、また、「デザインスタディB」「キャリアデザイン」を2年次に開設します。
社会実践教育科目(実践発展)
専門分野の知識を深め、その後に取組む「卒業研究」の準備をゼミ形式で行う科目「専門ゼミナールA」「専門ゼミナールB」を3年次に開設します。4年次に開設する「卒業研究」では、修得した知識を横断的に活用して研究に取り組みます。
専門教育科目(専門基盤)
建築学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため1・2年次に「解析学」「線形代数学」およびそれらの演習科目と、「統計学」「基礎物理学A・B」「物理学実験」の数学・物理科目を開設します。3年次には、建築士資格を取得するため「建築法規」を開設するほか、学外研修による体験学習「産学連携実習」を開設します。さらに、4年次に、ものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」「知的所有権」を開設します。
専門教育科目(建築計画)
建築計画における設計に関わる科目は、総合専門力を実践的に養うことを目的としています。初年次に「デザインワークショップ」「デザイン実習基礎」「住居デザイン実習A」、2年次に「建築デザイン実習A」「住居デザイン実習B」、3年次に「建築デザイン実習B」「建築デザイン実習C」、4年次に「特別建築デザイン実習」を開設します。加えて、計画に関わる科目として、初年次に「建築計画」「住居計画」、2年次に「施設計画」、3年次に「都市・コミュニティ計画」を開設します。また、歴史意匠に関わる科目として、初年次に「世界建築史」、2年次に「近代建築史」「日本建築史」、4年次に「建築論」を開設します。
専門教育科目(建築情報)
情報技術を活用したデザインや設計に関わる科目として、初年次に「コンピュテーショナルデザイン」、2年次に「デジタルファブリケーション実習」「BIM実習A」、3年次に「BIM実習B」を開設します。
専門教育科目(木工・インテリア)
木工・インテリアに関わる科目として、初年次に「インテリア計画」「木質計画」、2年次に「色彩照明計画」「工房実習A」、3年次に「工房実習B」「プロダクトデザイン」を開設します。
専門教育科目(建築環境)
建築環境に関わる科目として、初年次に「環境工学基礎」、2年次に「環境工学A」「建築設備A」、3年次に「環境工学B」「建築設備B」「建築設備シミュレーション」を開設します。
専門教育科目(建築構造・維持管理)
建築構造・維持管理における構造・材料に関わる科目は、初年次に「建築構法」「構造力学基礎」、2年次に「構造力学A」「構造力学B」「建築材料学」、3年次に「構造デザイン」「構造シミュレーション」「建築材料実験」を開設します。建築生産・維持管理に関わる科目として、2年次に「建築生産」、3年次に「建築積算」「建築積算演習」「建築施工管理」、4年次に「建築維持管理」を開設します。
専門教育科目(教職教科)
高等学校教諭一種免許状(工業)取得に必要な教職及び教科に関する科目を開設します。
評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
地球環境学科
地球環境学科は、広島工業大学及び環境学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、地球科学、環境共生、環境情報、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。
リベラルアーツ教育科目
幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。
社会実践教育科目(実践基礎)
学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「基礎ゼミナール」「情報リテラシー」「環境調査実践Ⅰ」を1年次の各期に、また、「環境キャリアデザイン」「環境調査実践Ⅱ」「地球環境演習」を2年次の各期に開設します。
社会実践教育科目(実践発展)
専門分野の知識を深め、その後に取組む卒業研究の準備をゼミ形式で行う科目「専門ゼミナールA,B」を3年次に、「専門分野ゼミナール」を4年次に開設し、ゼミ単位で専門分野に即した実践的内容に取り組む「フィールド実習A」「フィールド実習B」を開設します。また、それまでに修得した知識を横断的に活用して研究に取組む科目「卒業研究」を4年次に開設します。
専門教育科目(専門基盤)
地球環境学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため学科の学びの基礎となる数学に関する科目「解析学Ⅰ・Ⅱ」「解析学I演習」「線形代数学」「統計学基礎」「環境数理I・Ⅱ」と物理学に関する科目「基礎物理学A・B」「物理学実験」を開設します。また、地球環境学に関する基盤情報技術を修得する「情報処理基礎A・B」、プログラミング技法を修得する「プログラミングI・Ⅱ・Ⅲ」を開設します。さらに、環境技術者としての倫理観を養う「技術者倫理」、技術者にとって重要である知的財産を適切に運用するため「知的所有権」を開設します。その他、産業との連携を理解するために「産学連携実習」を開設します。
専門教育科目(地球科学)
複雑・多様な地球環境システムの仕組みに関する知識を修得する「地球科学概論」「大気水圏の科学A・B」「地圏の科学」「地球環境物理学」「地球環境システム論」を開設します。また、自然災害の発生メカニズムやハードソフト両面での対策に関する知識を修得する「自然災害科学概論」「地圏の災害」「気象と水の災害」「地盤と地震」を開設します。修得した知識を基に、体験学習を通じて、具体的課題に対する解決力を修得する「地球科学実習」「自然災害対策演習」を、高次レベル科目として「応用地球科学論」を開設します。
専門教育科目(環境共生)
環境共生分野全体の導入科目として、「環境共生概論」を開設します。生物環境小分野では、「環境基礎生物学」「生物圏の科学」「生態学」「環境応答学」「保全生態学」「自然環境再生学」を開設し、これらを実践的に学ぶ「環境生物実験」を開設します。環境化学小分野では、「環境基礎化学」「水質環境学」「環境分析化学」「循環資源論」を開設し、これらを実践的に学ぶ「環境分析化学実験」を開設します。また、環境影響評価の具体的手法を修得する「環境アセスメント」、持続可能な社会を構築するための施策立案を体験的に学修する「環境共生計画演習」を、高次レベル科目として「応用環境共生論」を開設します。
専門教育科目(環境情報)
環境情報分野全体の導入科目として「環境情報概論」を開設します。空間情報小分野では「空間情報処理論」「空間情報処理演習」「測量情報処理論」「測量情報処理実習」を、衛星情報小分野では「センサ工学」「画像処理工学」「衛星システム工学」を開設し、地球観測衛星で取得された観測情報を処理し、地球環境に関する多種多様な情報を取得する技法を学ぶ「リモートセンシング」「リモートセンシング演習」、高次レベル科目「衛星情報数理応用」を開設します。また、修得した情報処理技術を統合し、実践的に学ぶ「環境情報処理演習」、空間情報や地球観測情報の高度な利活用について修得する「環境情報処理応用」を開設します。
専門教育科目(教職教科)
高等学校教諭一種免許状(情報)取得に必要な教職及び教科に関する科目を開設します。
○ 評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
食健康科学科
食健康科学科は、広島工業大学及び環境学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、食資源、食品製造、健康科学の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。
リベラルアーツ教育科目
幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。
社会実践教育科目(実践基礎)
学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「社会実践基礎」「スタディスキル」「情報リテラシ」を1年次の各期に、また、「社会実践応用」「キャリアデザイン」を2年次の各クォーターに開設します。
社会実践教育科目(実践発展)
専門基礎力を基盤として専門展開力を修得し、その後取り組む卒業研究のためにゼミ形式で行う科目「専門ゼミナールA・B」を3年次の各期に開設します。さらに1年次から修得してきた知識と技術を横断的に活用して研究に取り組む科目「卒業研究」を4年次に開設します。
専門教育科目(専門基盤)
本学科で分野を横断的に学ぶ基礎的な知識と技術を修得するため「食健康科学入門」「基礎生物学A・B」「基礎食健康科学実験」を開設します。各分野の基盤として「化学A」「生物化学A」「微生物学」「データ解析」を開設します。また、基礎学力を修得するために数学に関する科目として「基礎数学」「解析学」「線形代数学」「統計学基礎」、食品工学にも関連する物理学科目として「基礎物理学A・B」を開設します。加えて科学技術とものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」を開設します。さらに、食資源について学ぶための基盤となる「化学B」「植物生理学」「分子細胞生物学」「生物化学B・C」「食資源学実験」「環境科学概論」を開設します。食品製造分野に関連しては、「食品学総論」「発酵食品学A・B」「食品機能学」「応用微生物学」「計測制御工学」「3次元CAD基礎」を開設し、現場での技術を修得するために「食品製造実験Ⅰ」「食品製造実験Ⅱ」を開設します。 また、健康科学の知識修得の基礎となる「解剖学」「生理学」、健康科学に関する測定手法と評価方法について実験を通して修得する「健康科学実験」、人々の健康に影響を及ぼす関連要因を理解するための「公衆衛生学」、病気とその病態を理解する「病理学」を開設します。 その他、技術系人材にとって重要である知的財産を適切に運用するために「知的所有権」、産業との連携を理解するために「産学連携実習」を開設します。
専門教育科目(食資源)
生物のもつ能力や性質を理解し新たな利活用方法について探求するために、バイオテクノロジーに関する高度な知識を修得する「遺伝学」「バイオテクノロジー概論」「遺伝子・細胞操作管理学」を、持続可能な食料生産を実現させるための知識を修得する「農学概論」「スマート農業技術A・B」を、食資源の多方面への利活用や環境問題に関する知識を修得する「生物資源利用学」「香粧品・医薬品科学」を開設します。さらに、食資源の技術者として求められる実践的な知識と技術を身につけるため、高次レベル科目として「植物工場論」を開設します。
専門教育科目(食品製造)
食品製造工場で利用されている各種単位操作について学ぶ「食品工学A・B」、最新の技術と機械装置の知識を身につける「食品製造機械」を開設します。さらに、農産加工及び包装、殺菌技術について「食品製造学A」、乳製品や畜肉等の食材の知識と加工技術について「食品製造学B」を開設します。これらと並行して、食品の変質原因の対策、食中毒の原因を理解し防止するための具体策について「食品衛生学」、食品製造における品質向上の施策とHACCPを学ぶ「品質管理学」をそれぞれ開設します。新商品を販売するための仕組みづくりの実例を学ぶ「食品マーケティング」、高次レベル科目として「新食品開発」を開設します。
専門教育科目(健康科学)
社会全体の健康づくり推進に必要となる基本的な知識を養う「健康科学概論」を開設します。また、健康科学分野における専門性の高い知識を修得するため、「運動生理学」「基礎栄養学」「運動処方論」「生体機能工学」「救急処置法」「健康心理学」「運動処方演習」を、修得した知識を実践につなげるための科目として「健康運動実習A~D」を開設します。健康科学分野の集大成として、「応用健康科学論」を高次レベル科目として開設します。
評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
大学院
工学系研究科
大学院工学系研究科は、広島工業大学の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)をもとに、工学系研究科の修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を踏まえて教育課程を編成します。また、授業科目を必修及び選択科目に区分し、カリキュラム・ツリーにより系統性をもって編成します。
博士前期課程は、高度な専門性を要する職業等に必要な学識を養成する専門科目、基礎的素養を応用し課題に対処する能力を養成する特別演習・特別研究科目及び幅広い視野を養成することを目的とした関連科目で編成します。
博士後期課程は、高度な専門性を要する職業又は研究等に必要な学識を養成する複数の研究指導領域の専門科目並びに専門的素養を応用し研究を遂行する能力、新しい領域を開拓し実現し得る能力及び国際的に活躍することができる能力を養成する特別研究科目で編成します。
知的機能科学専攻
知的機能科学専攻は、広島工業大学及び工学系研究科の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、授業科目を専門教育科目及び特別研究科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては物質・材料、構造機能、知能情報、環境・社会基盤、生体・食品の五つの研究指導領域に分類して、教育課程を体系的に編成します。
研究指導領域(物質・材料)
物質・材料領域の高度な専門知識を修得するため、新構造材料及び複合系新機能材料の創出並びに知的デバイスの技術に関する科目を開設します。
研究指導領域(構造機能)
構造機能領域の高度な専門知識を修得するため、センサー機能内蔵・外界応答機能内蔵型構造体などの技術に関する科目を開設します。
研究指導領域(知能情報)
知能情報領域の高度な専門知識を修得するため、先端的な信号処理と認識及び情報の知的な生成・制御などの技術に関する科目を開設します。
研究指導領域(環境・社会基盤)
環境・社会基盤領域の高度な専門知識を修得するため、社会基盤の保全・調和と環境機能システムについての技術に関する科目を開設します。
研究指導領域(生体・食品)
生体・食品領域の高度な専門知識を修得するため、生体機能の医工学的応用と新食品開発等における技術に関する科目を開設します。
○ 評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
電気電子工学専攻
電気電子工学専攻は、広島工業大学及び工学系研究科の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、授業科目を専門教育科目、特別演習・特別研究科目及び関連科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては電子物性、回路、エネルギー、情報通信の四つの教育研究分野に分類して、教育課程を体系的に編成します。
教育研究分野(電子物性)
電子物性分野の高度な専門知識を修得するため「固体物性」「光電子物性」を、半導体製造プロセスの高度な専門知識を修得するため「半導体プロセス工学」を、電子デバイスの高度な専門知識を修得するため「半導体デバイス」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「電子材料・プロセス・デバイス開発」を開設します。
教育研究分野(回路)
回路分野の高度な専門知識を修得するため「電子回路工学」「電気回路工学」を、半導体集積回路の高度な専門知識を修得するため「集積回路工学」を、信号処理を実現する回路の高度な専門知識を修得するため「信号処理回路」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「集積回路システム開発」を開設します。
教育研究分野(エネルギー)
エネルギー分野の高度な専門知識を修得するため「電子計測工学」「システム制御」を、エネルギー応用の高度な専門知識を修得するため「パワーエレクトロニクス応用」「電力システム応用」「電気機器応用」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「エネルギーシステム開発」を開設します。
教育研究分野(情報通信)
情報通信分野の高度な専門知識を修得するため「通信理論」を、情報通信のシステム化の高度な専門知識を修得するため「通信システム」「情報システム」を、視覚としての情報処理分野の高度な専門知識を修得するため「視覚情報工学」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「画像処理システム開発」を開設します。
関連科目
グローバル化時代を担う人材として必要な言語能力を修得するため「外国語演習Ⅰ」「外国語演習Ⅱ」を開設します。また、専門分野の基礎となる知識を修得するため「応用数理」「応用物理学」「環境共生」を開設します。
○ 評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
機械システム工学専攻
機械システム工学専攻は、広島工業大学及び工学系研究科の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、授業科目を専門教育科目、特別演習・特別研究科目及び関連科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては構造機能、生産・加工、エネルギー機能、システム化機能の四つの教育研究分野に分類して、教育課程を体系的に編成します。
教育研究分野(構造機能)
材料科学の高度な専門知識を修得するため「機械材料学」を、材料強度学の高度な専門知識を修得するため「材料力学」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「ものづくり論」を開設します。
教育研究分野(生産・加工)
生産・加工プロセスの最適化に関する高度な専門知識を修得するため「生産システム」「品質管理工学」を開設します。さらにコースワーク型の科目として「加工論」を開設します。
教育研究分野(エネルギー機能)
流体・熱エネルギーの有効利用に関する高度な専門知識を修得するため「流体と機械」「熱工学」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「エネルギー工学」を開設します。
教育研究分野(システム化機能)
機械の知的システム化に関する高度な専門知識を修得するため「ロボット工学」「機械知能化」「センサー工学」「画像情報処理論」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「システム制御」を開設します。
関連科目
グローバル化時代を担う人材として必要な言語能力を修得するため「外国語演習Ⅰ」「外国語演習Ⅱ」を開設します。また、専門分野の基礎となる知識を修得するため「応用数理」「応用物理学」「環境共生」を開設します。
○ 評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
建設工学専攻
建設工学専攻は、広島工業大学及び工学系研究科の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、授業科目を専門教育科目、特別演習・特別研究科目、インターンシップ科目及び関連科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては建築構造、社会基盤、計画・環境の三つの教育研究分野に分類して、教育課程を体系的に編成します。
教育研究分野(建築構造)
建築構造物の設計及び施工に関する高度な専門知識を修得するため「鋼構造学」「鉄筋コンクリート構造学」「構造解析学」「鉄筋コンクリート構造設計法演習」「鋼構造設計法演習」を、建築構造物の基礎に関する高度な専門知識を修得するため「基礎構造学」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として総合的な知識の修得をめざした「総合建築工学」を開設します。
教育研究分野(社会基盤)
社会基盤施設としての鋼構造物並びにコンクリート構造物等の設計及び施工に関する高度な専門知識を修得するため「構造信頼性工学」「コンクリート工学」を、地盤の耐震性能に関する高度な専門知識を修得するため「地盤工学」を、構造物の維持管理の専門的な応用技術を修得するため「鋼構造診断学」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として全般的な知識の修得を目的とした「社会基盤工学」を開設します。
教育研究分野(計画・環境)
建築・土木工学を併せた都市・社会環境・住環境・生活基盤施設の計画に関する高度な専門知識を修得するため「都市交通計画学」「シビック・デザイン」「建築計画学」を、安全・防災及び環境保全に必要な高度な専門知識を修得するため「防災工学」「生態水理学」を、住環境設備に関する専門的な応用技術を修得するために「設備設計工学Ⅰ・Ⅱ」「設備設計法演習Ⅰ・Ⅱ」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「計画環境システム」を開設します。
インターンシップ科目
将来のキャリア・プランに関連した実践的な技術経験及び自らの適性を確認するため、建設関連業務において一定期間の就業体験を実施する科目として「インターンシップⅠ~Ⅳ」を開設します。
関連科目
グローバル化時代を担う人材として必要な言語能力を修得するため「外国語演習Ⅰ」「外国語演習Ⅱ」を開設します。また、専門分野の基礎となる知識を修得するため「応用数理」「応用物理学」「環境共生」を開設します。
○ 評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
情報システム科学専攻
情報システム科学専攻は、広島工業大学及び工学系研究科の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、授業科目を専門教育科目、特別演習・特別研究科目及び関連科目に区分し、さらに、専門教育科目にあってはコンピュータ、ネットワーク、アプリケーション開発、マネジメントの四つの教育研究分野に分類して、教育課程を体系的に編成します。
教育研究分野(コンピュータ)
情報科学の高度な専門知識を修得するため「情報数理」「アルゴリズム論」を、コンピュータシステム基盤の高度な専門知識を修得するため「プラットフォーム」を、コンピュータの究極的な技術目標を理解するため「人工知能」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「デジタルシステム設計実践」を開設します。
教育研究分野(ネットワーク)
ネットワーク工学の高度な専門知識を修得するため「コンピュータネットワーク」を、ネットワークシステム端末の高度な専門知識を修得するため「信号処理論」「センサー工学」を、ネットワークシステムの専門的な応用技術を修得するため「分散コンピューティング」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「組込みシステム開発実践」を開設します。
教育研究分野(アプリケーション開発)
アプリケーション開発の高度な専門知識を修得するため「認知科学」「マルチメディア情報学」を、情報分析に必要な高度な専門知識を修得するため「画像情報処理論」「データベース論」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「データマイニング実践」を開設します。
教育研究分野(マネジメント)
市場や顧客の要求を満たす情報システム開発技術の高度な専門知識を修得するため「セキュリティ」「情報システム管理」を、技術と経営をつなげる高度な専門知識を修得するための「MOT」「IE・OR」を開設します。さらに、コースワーク科目として「Webサービスシステム開発実践」を開設します。
関連科目
グローバル化時代を担う人材として必要な言語能力を修得するため「外国語演習Ⅰ」「外国語演習Ⅱ」を開設します。また、専門分野の基礎となる知識を修得するため「応用数理」「応用物理学」「環境共生」を開設します。
○ 評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
環境学専攻
環境学専攻は、広島工業大学及び工学系研究科の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、授業科目を専門教育科目、特別演習・特別研究科目及び関連科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては居住環境、環境構想、自然環境、環境情報の四つの教育研究分野に分類して、教育課程を体系的に編成します。
教育研究分野(居住環境)
豊かな住空間の形成にかかわる高度な専門知識を修得するため「居住環境設計」「居住環境計画」を、ライフサイクルの視野に立った自然環境との共生に関する高度な専門知識を修得するため「居住環境技術」「居住環境管理」を開設します。さらに、コースワーク科目として「居住環境システム」を開設します。
教育研究分野(環境構想)
豊かな生活圏の形成及び安心・安全な社会基盤の構築にかかわる高度な専門知識を修得するため「建築構造」「都市計画」を、建築と環境の共生について高度な専門知識を修得するため「環境構想論」「環境構想史」を開設します。さらに、コースワーク科目として「環境構想システム」を開設します。
教育研究分野(自然環境)
地球科学に関する高度な専門知識を修得するため「地球圏環境科学」「大気水圏環境科学」を、生物・生態系に関する高度な専門知識を修得するため「生物圏環境科学」「環境応答科学」を開設します。さらに、コースワーク科目として「自然環境システム」を開設します。
教育研究分野(環境情報)
環境情報に関する高度な専門知識を修得するため「空間情報システム」「環境情報処理」「地球環境観測」を、環境に対する人為的影響及び環境保全に関して高度な専門知識を修得するため「環境影響制御」を開設します。さらに、コースワーク科目として「環境情報システム」を開設します。
関連科目
グローバル化時代を担う人材として必要な言語能力を修得するため「外国語演習Ⅰ」「外国語演習Ⅱ」を開設します。また、専門分野の基礎となる知識を修得するため「応用数理」「応用物理学」「環境共生」を開設します。
○ 評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
生命機能工学専攻
生命機能工学専攻は、広島工業大学及び工学系研究科の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、授業科目を専門教育科目、特別演習・特別研究科目及び関連科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては基礎生命システム科学、生命工学、食品加工学、生体医工学の四つの教育研究分野に分類して、教育課程を体系的に編成します。
教育研究分野(基礎生命システム科学)
生命機能の多様性と構造生物学的な形態解析の高度な知識を修得するため「形態機能解析学」「代謝システム科学」を、神経情報・病態解析の高度な知識を修得するため「病態システム解析学」「神経情報学」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「神経病態解析学」を開設します。
教育研究分野(生命工学)
分子機能の高度な専門知識を修得するため「分子機能工学」を、動物・植物・微生物機能の高度な専門知識を修得するため「動物機能工学」「植物機能工学」「微生物機能工学」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「分子生命工学」を開設します。
教育研究分野(食品加工学)
食品機能の高度な専門知識を修得するため「応用食品機能学」を、食品微生物の高度な専門知識を修得するため「応用食品微生物学」を、食品製造の高度な専門知識を修得するため「食品製造工学」を、食品加工機械の高度な専門知識を修得するため「食品加工機械学」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「食品開発学」を開設します。
教育研究分野(生体医工学)
生体機能工学の高度な専門知識を修得するため「生体計測工学」を、生体情報学の高度な専門知識を修得するため「生体情報学」を、生体機能学の専門的な応用知識を修得するため「生体機能工学」を開設します。さらに、コースワーク型の科目として「生体システム工学」を開設します。
関連科目
グローバル化時代を担う人材として必要な言語能力を修得するため「外国語演習Ⅰ」「外国語演習Ⅱ」を開設します。また、専門分野の基礎となる知識を修得するため「応用数理」「応用物理学」「環境共生」を開設します。
○ 評価方法
各科目は、シラバスに示す到達目標に対する達成度について、その評価基準、評価方法に基づいて評価します。また、各科目とディプロマ・ポリシーとの関係に関しては、ディプロマ・ポリシーをもとに作成したカリキュラム・チェックリストにより、複数教員による評価を実施します。
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
広島工業大学では建学の精神「教育は愛なり」及び教育方針「常に神と共に歩み社会に奉仕する」に則り、科学と真理に関わる幅広い知識と技術を身に付け、未来を創造する志と豊かな人間性を有し、社会を牽引する倫理観ある技術系人材の養成を目的とします。この目的を踏まえ、本学が定める修了要件又は卒業要件を満たすとともに、次に示す「知識・理解」「思考・判断」「技能・表現」「関心・意欲・態度」を備えた者に、博士、修士又は学士の学位を授与します。
知識・理解
幅広い教養と科学技術に関する知識を統合的に理解し、実践的に活用できる。。
思考・判断
持続可能な社会創造に向けて科学的・倫理的に思考し、多様な視点から適切な解決策を判断できる。
技能・表現
専門分野の汎用的技能を備え、豊かな表現力を身に付けている。
関心・意欲・態度
技術者としての高い倫理観を備え、様々な分野に対する深い関心と主体的で継続的な学びや奉仕への意欲を有し、グローバルな視点と協働の態度を持って未来社会の創造に貢献できる。
学部
工学部
工学部では、ものづくりに関する専門的な知識と先進的なデジタル技術を融合させた学びに基づき、社会の持続的発展と産業界をリードする技術者として、デジタル技術を活用して課題を発見し解決することで、新たな価値を創造しようとする「ものづくり人材」を養成することを目的とします。この目的を踏まえ、本学が定める卒業要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、学士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
社会の諸課題を解決するための幅広い教養と体系的な専門知識を身に付け、持続的発展に向けた分野横断的な方策を理解できる。
思考・判断
専門分野の知識とデジタル技術を活用し、適切な判断を下すための情報を収集・分析するとともに、論理的・多面的に思考し、課題解決のための判断ができる。
技能・表現
専門分野の汎用的技能を備え、他者の考えを理解するとともに、適切な表現方法で自らの考えを正確にわかりやすく表現できる。
関心・意欲・態度
グローバルな視野と技術者としての高い倫理観を持ち、他者と協働することで課題を解決し社会に貢献できる。
電子情報工学科(電子情報工学コース)
電子情報工学科(電子情報工学コース)では、高度情報社会の持続的な発展を支える電子デバイス、回路・通信、情報ネットワークからなる電子情報の基盤技術を修得し、産業界やヘルスケアなどへの展開も可能な先端計測技術を身に付け、豊かな教養と倫理観と社会に奉仕する意欲と思いやりを備え、自発的に行動できる、次の要件を備えた者に、学士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 基礎学力と、電子デバイス、回路・通信、情報ネットワーク関連分野の専門的な知識を有し、新規的なことを理解する力とともにこれを応用できる。
(2) 幅広い教養を身に付け、エレクトロニクス、コンピュータシステム、情報通信関連分野及び医用先端機器などの分野の基礎技術を用いて社会で活躍できる力を身に付けている。
思考・判断
(3) 修得した専門分野の知識と基本的な情報技術を活用し、創造的かつ論理的な思考力により最先端の応用へと展開していくことによってエレクトロニクス分野で活躍できる。
(4) 問題解決策を論理的に立案、実践できる能力を有し、豊かな教養と倫理観を持ち合わせた人材として、様々な社会の要求に対応できる。
技能・表現
(5) エレクトロニクスに関する知識をもとに、自らの考えを文章化あるいは図式化して高度情報社会における問題の本質を理解し、解決することができる。
(6) 前述の問題に関する結果をチームでまとめ、情報や技能を正確に表現し、ディスカッションやレポート発表を通して、他者に伝えることができる。
関心・意欲・態度
(7) エレクトロニクス技術に関心を持ち、グローバルな視点で他者と協働し、豊かな教養と倫理観を持って社会に貢献・奉仕することができる。
(8) エレクトロニクスをベースに、多様な分野へ意欲的に取組んでいくことができる。また、技術者として使命感と倫理観を持って責任ある行動ができる。
電子情報工学科(臨床工学コース)
電子情報工学科(臨床工学コース)では、医療に関連する工学の基本的かつ専門的な知識を修得し、医療人としての医療機器の操作・保守・管理技術を兼ね揃え、科学的思考力と倫理観、そして社会に奉仕する意欲と思いやりのある豊かな人間力をもって自発的に行動できる、次の要件を備えた者に、学士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 医療機器の高度化と医療技術の進化に対応するべく、科学的な思考を含めた幅広い教養と、臨床工学に必要とされる医学の基礎的知識を身に付けている。
(2) 医療機器の原理・構造を正しく理解し、それらの機器を適切に操作・安全管理するための工学及び臨床工学の知識を身に付けている。
思考・判断
(3) 患者の立場に立ち、思いやりを持って、物事を多面的に考察し、最適な治療計画が提案でき、医療事故等の防止に向けた適切な判断を行うことができる。
(4) 医療に関連する工学的な知識をもとに医療機器の特性・動作について述べることができ、医療機器の不具合に対して適切に対応・行動ができる。
技能・表現
(5) 医学に関連する知識を用いて、血液浄化・体外循環・人工呼吸療法や医療機器の管理業務(安全管理)などの医療技術を適切に遂行できる。
(6) 医療機器の構造・動作を理解し、その特性や操作手法など工学的知識を基にチーム医療に関わる医療従事者に分かりやすく説明できる。
関心・意欲・態度
(7) 医療人としての高い倫理観と身だしなみ・態度・礼儀を身に付け、医療に関わる他職種の業務を理解し、協力的かつ意欲的にチーム医療を行うことができる。
(8) 医療の高度化・情報化の進展に対応し、積極的かつグローバルに活動するとともに、その進歩のために自ら意欲的に技術を提案できる。
電気システム工学科
電気システム工学科では、電気システム工学とデジタル技術の融合を進め、電力システムを基盤としたカーボンニュートラルや再生可能エネルギーなどのグリーンエネルギーと、それを支えるスマートシステム及び通信システムに関する幅広い専門知識と技術を身に付け、社会に奉仕する倫理観と責任感を持って、課題を発見し仲間とともに解決する力と未来に向けて挑戦する意欲を持つ、次の要件を備えた者に、学士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 技術者に求められる幅広い教養、数学や物理学等の自然科学の知識、電気システム工学やデジタル技術に関わる専門知識を身に付け、新しい問題の解決に応用できる。
(2)グリーンエネルギー、スマートシステム、通信システムの各分野(以下「各専門分野」という。)における基礎的な技術を理解して社会で実践し、社会の持続的な発展を支えるものづくりに活用できる。
思考・判断
(3) 電気システム工学やデジタル技術に関わる専門知識や自然科学の知識を活用し、社会の要求に対応するための倫理観を備えた自律的、創造的な思考ができる。
(4) 各専門分野における問題や社会の要求に対応するため、論理的で責任ある判断ができる。
技能・表現
(5) 電気システム工学に関わる技術について自分の見解を文章や資料に表現し、仲間と協力して、課題に対処するための討議や意見集約ができる。
(6) 各専門分野の業務遂行に必要な解析、計測、デジタル技術、作図等の技能を身に付けている。
関心・意欲・態度
(7) 電気システム工学やデジタル技術に関わる分野を中心として、グローバルな視点から、社会の発展や工学技術の進歩・改良に倫理観や関心を持ち続けることができる。
(8) 各専門分野等における知識の社会での活用や実践を通じて、社会的な貢献や諸問題の解決に取組む意欲を有している。
機械情報工学科
機械情報工学科では、機械工学と情報工学とを融合させた専門科目の学修により、新時代の情報技術を活用できる技術者である機械情報技術者として、ロボット・モビリティ・新素材の分野で、ものづくりDXを展開できる専門知識を有し、さらに機械情報技術者に相応しい人間性や倫理観をもって、より便利で快適に暮らせる社会づくりに貢献する、次の要件を備えた者に、学士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
(1)機械情報工学を支える数学、物理、機械、電気電子及び情報の知識と幅広い教養を総合的に身に付けている。
(2)ロボット・モビリティ・新素材の応用3分野をはじめとする機械情報工学の専門知識を体系的に理解し、ものづくりに活用する技術を身に付けている。
思考・判断
(3) 修得した機械情報工学とものづくりの専門知識を活用して、社会の要求に対応できる総合的、論理的、かつ柔軟な思考力と判断力を身に付けている。
(4) 新時代の機械情報技術者として、多角的思考により現在や未来に起こる課題の発掘ができ、その課題に対する効果的な問題解決策が企画・立案できる。
技能・表現
(5) ものづくりDXに必要な知識や情報を論理的に記述、表現及び図形化ができ、それを用いて発表・議論することができる。
(6) 修得した幅広い教養、知識、文章力、プレゼンテーション力、コミュニケーション力を活用し、チームで協働することができる。
関心・意欲・態度
(7) グローバルな視野で課題を発掘するとともに、技術者としての使命感や倫理観に基づいて、信頼性や安全性、環境に配慮しながら課題を解決することで、社会に貢献・奉仕する。
(8) 技術者として豊かな人間力と社会実践力を身に付け、ものづくりDXへの挑戦的な課題に能動的に取組む姿勢を持っている。
環境土木工学科
環境土木工学科では、大規模自然災害の増加や社会基盤施設の老朽化を踏まえた安全・安心な社会基盤施設の整備と、快適で豊かな市民生活を見据えた環境共生型社会の構築に必要な技術を併せ持つ土木技術者として、構造物の設計・施工と保全、環境の保全と再生及び都市空間の計画と防災の専門知識を有し、デジタル技術と融合した新たな土木技術で社会に奉仕する、次の要件を備えた者に、学士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 技術者に求められる幅広い教養知識や数学・物理学を基礎とする自然科学を修得し、環境土木工学に係る工学の基礎的知識を理解している。
(2) 構造物の設計・施工と保全、環境の保全と再生及び都市空間の計画と防災等、持続可能な社会を創出する知識を理解できる。
思考・判断
(3) 環境土木工学が社会や自然に及ぼす影響や効果及び技術者が社会に対して負っている責任を理解し、倫理観に基づいた思考・判断を行うことができる。
(4) 安全・安心・快適に暮らせる社会基盤整備に関する専門的技術の実践について、公共性や社会貢献の視点から、論理的かつ自律的に判断することができる。
技能・表現
(5) 社会基盤と社会システムに関する課題を抽出し、専門的な知識や技術を多角的に用いて社会の要求する解決策を主体的に提案することができる。
(6) 専門知識に基づいた論理的な思考による文章作成能力と効果的なプレゼンテーション能力を備え、自分の意見を他者に伝えることができる。
関心・意欲・態度
(7) 環境土木工学の社会に対する貢献や与える影響に関心を持ち続け、社会に奉仕する技術者として自己の持つ技術力を向上させることができる。
(8) 環境土木技術者として与えられた制約のもとで、多様な人々とコミュニケーションを保ち、協働して安全・安心・快適な社会を築く活動を行うことができる。
建築工学科
建築工学科では、建築分野の「ものづくり人材」を養成することを目的とします。技術革新と経験工学に基づいて高度に進化してきた我が国の建築技術を基盤として、建築に携わる技術者にとって必要な建築構造、生産・維持管理・材料、計画、環境・設備等の専門分野の知識と幅広い教養、他者と協働できる人間性を総合的に備え、いかなる状況でも責任感と倫理観をもって行動できる、次の要件を備えた者に、学士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 建築を理解する上で必要な幅広い教養と数学・物理等の基礎的知識を有し、それを社会の持続的発展に向けた建築技術に関わる専門知識に応用・展開することができる。
(2) 建築の設計、施工、維持管理に関する最新の技術及びその背景となる歴史・文化・風土を理解し、他分野とも連携して豊かな創造力をもって活用できる。
思考・判断
(3) 建築に関する安全性、機能性、経済性、快適性に関わる諸問題に対して、それらを解決するための情報収集・分析をすることができ、適切な判断ができる。
(4) 建築技術者として直面する様々な課題に対して、デジタル技術を活用し、理論的・多面的な思考に基づいて合理的な解決策を提案する判断力と行動力を身に付けている。
技能・表現
(5) 建築技術者として指導的立場となるにふさわしい汎用的技能として、他者の考えを理解できる協調性とリーダーシップを発揮できる技能を身に付けている。
(6) 建築に関する知見と情報を具体的に図化、言語化することができ、デジタル技術を用いた様々な表現方法を活用して、自らの考えを他者に説明することができる。
関心・意欲・態度
(7) 誠実で人間性豊かな人材となる素養を有し、建築技術者として、いかなる状況においても責任感と倫理観を持って行動することができる。
(8) グローバルな視点から社会と環境に配慮した倫理観と責任感を身に付け、「社会に奉仕する」技術者として成長していくことに意欲と関心を持つことができる。
情報学部
情報学部では、情報学の高度な専門知識を修得するとともに、情報学に関わる先端技術及びその実践力を身に付け、高度情報化社会の形成に貢献しリードする「デジタル人材」を養成することを目的とします。この目的を踏まえ、本学が定める卒業要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、学士(情報学)の学位を授与します。
知識・理解
社会の基盤となる幅広い教養と情報学の専門知識を身に付け、高度情報化社会の創造に向けた方策を理解できる。
思考・判断
高度情報化社会の創造に向けて、客観的事実やデータに基づき論理的かつ合理的に思考し、社会の様々な課題への対応を適切に判断できる。
技能・表現
社会に溢れる膨大な情報から必要な情報を収集し適切な方法で処理する汎用的技能を備え、他者の考えを理解するとともに、自らの考えを正確にわかりやすく表現できる。
関心・意欲・態度
社会について深い関心を持ち、その課題を見出すとともに情報技術を用いて他者と協働することで解決する意欲を有し、グローバルな視野と倫理観を持って社会に貢献できる。
情報工学科
情報工学科では、現代社会を支える基盤となる情報技術の中でも、特にIoT(Internet of Things)や情報通信ネットワークに関わる先端技術及びその実践力を身に付け、それらの知識や技術力を駆使しながら高度情報化社会の発展にソフトウェア及びハードウェアの両面から寄与できる、次の要件を備えた者に、学士(情報学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 情報工学を支える数学・物理学の基礎知識及び情報工学に関する専門的な知識に加えて専門の枠を超えた幅広い教養を身に付けている。
(2) 情報工学の専門的な技術を理解するとともに、情報工学的な視点に立った問題解決のためのアプローチを広く理解できる。
思考・判断
(3) 現代社会が抱える問題に対して、その解決に向けて、情報工学的な視点から、データに基づいて論理的かつ合理的に思考することができる。
(4) 現代社会が抱える問題に向けて提案される解決策に対して、情報工学的な視点から、妥当性及び有効性を合理的に判断できる。
技能・表現
(5) 情報工学の最先端の技術を用いて、必要な情報を適切な方法で収集し、それを合理的な手法で活用できる技能を身に付けている。
(6) 情報技術に関する自らの考えや成果について、情報工学に関する知識と技術の正しい理解に基づいて、的確に分かりやすく表現できる。
関心・意欲・態度
(7) よりよい社会を実現するために解決すべき課題に関心を持ち、その解決のために、情報工学の観点から主体的に取組む意欲がある。
(8) よりよい社会を実現するために解決すべき課題への取り組みにおいて、倫理観に基づいて、その解決に向けて尽力することができる。
情報システム学科
情報システム学科では、現代社会のインフラである情報システムを企画・設計・開発・運用するために必要な知識を身に付け、知能メディアデザイン及びWebシステムデザインの二つの専門分野に関わる先端技術とその実践力を修得し、高度情報化社会の創造に貢献できる、次の要件を備えた者に、学士(情報学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 情報学を支える数学や自然科学などの基礎的な教養知識を身に付け、情報学の学問体系及び情報学を構成する各領域の基礎的な技術を理解できる。
(2) 知能メディアデザイン及びWebシステムデザインに関する専門的知識をバランスよく有し、それらを応用して高度情報化社会の創造に向けた諸問題を解決できる。
思考・判断
(3) 高度情報化社会における情報システムに関心を持ち、その経済性、効率性、利用者の利便性及び安全性の観点から論理的に思考できる。
(4) 高い倫理観に基づいて、情報システムが人間社会や環境に与える影響を主体的に判断し、社会の要求に正当かつ的確に対応することができる。
技能・表現
(5) 高度情報化社会を支える情報システムを企画・設計・開発・運用するための高度な処理技能を身に付け、未解決の問題に積極的に取組むことができる。
(6) 高度な情報処理を施して獲得した知識や知見について、自らの考えを文章化あるいは図式化にすることによって、適切かつ平易に表現し伝えることができる。
関心・意欲・態度
(7) 社会に対する深い関心を持ち、社会が抱える諸問題を自ら発見して、修得した知識を応用することで主体的に課題を解決することができる。
(8) 技術者としての高い使命感と倫理観を持って責任ある行動ができ、他者と協働して高度情報化社会に潜む諸問題を解決していくことで、高度情報化社会の創造に貢献できる。
情報マネジメント学科
情報マネジメント学科では、データを収集・加工・分析し、ビジネスの意思決定に活用するための技術的スキルや、問題解決能力・コミュニケーション能力などを持ち合わせた人材を養成することを目的とします。この目的を踏まえ、情報学を中心に、経営工学やデータサイエンスに関わる幅広い教養と専門知識を身に付け、経営課題や社会課題の解決に寄与できる、次の要件を備えた者に、学士(情報学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 数学や自然科学をはじめ、情報学、経営工学、データサイエンスの学問体系及びこれらを構成する各領域の基礎知識と幅広い教養を身に付けている。
(2) 情報学、経営工学、データサイエンスの専門的な知識や技術を有し、それらを応用して経営や社会の諸問題を解決するためのアプローチを広く理解できる。
思考・判断
(3) 経営や社会の課題解決の道筋について、経済性、効率性、利用者の利便性及び安全性の観点から、データに基づいて、論理的かつ合理的に思考できる。
(4) 経営や社会における様々な問題に対して、解決策の妥当性を科学的に判断し、経営や社会の要求に正当かつ的確に対応することができる。
技能・表現
(5) 経営や社会の課題を解決するために、膨大なデータの中から必要な情報を的確に取得し、それを戦略的に活用するための高度な技能を身に付けている。
(6) 経営工学やデータサイエンスの手法を施して獲得した知識や知見について、専門的な知識と技術の正しい理解に基づいて、正確に分かりやすく表現できる。
関心・意欲・態度
(7) 経営や社会に対する深い関心を持ち、修得した知識を応用して、経営や社会の現場が抱える諸問題を自ら発見し、それを主体的に解決する意欲がある。
(8) 技術者としての高い使命感と倫理観に基づき、自ら課題や目標を設定した上で責任ある行動ができ、経営や社会の課題解決に尽力する意欲がある。
環境学部
環境学部では、人間の生活と健康を支える自然環境と社会環境に関わる幅広い教養と専門知識を身に付け、持続可能な社会創造をリードする環境志向の技術系人材である「グリーン人材」を養成することを目的とします。この目的を踏まえ、本学が定める卒業要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、学士(環境学)の学位を授与します。
知識・理解
自然環境と社会環境に根差した豊かな生活を追求するための幅広い教養と専門知識を身に付け、持続可能な社会の創造に向けた分野横断的な方策を理解できる。
思考・判断
持続可能な社会の創造に向けて論理的に思考し、人間の生活と健康を支える自然環境と社会環境に関わる課題への対応を適切に判断できる。
技能・表現
持続可能な社会の創造に関わる専門知識に基づく汎用的技能を備え、他者の考えを理解するとともに、自らの考えを正確にわかりやすく表現できる。
関心・意欲・態度
社会の持続可能性に対して深い関心を持ち、グローバルな視野に立って他者と協働することで課題を解決する意欲を有し、高い倫理観を持って社会に貢献できる。
建築デザイン学科
建築デザイン学科では、自然科学と人文・社会科学を横断する視点で居住環境をめぐる課題を捉え、持続可能な居住環境の創造をリードする建築技術者を「グリーン人材」として養成することを目的とします。これを踏まえ、建築情報技術を活用した建築計画、建築環境、建築構造、建築生産や木工・インテリアの学修を通して、建築デザインに関わる幅広い教養と専門知識を身に付け、高い倫理観を持って社会に貢献できる、次の要件を備えた者に、学士(環境学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 建築計画、建築環境、建築構造、建築生産や木工・インテリアに関わる基礎的知識を修得し、自然科学と人文・社会科学を横断する視点から居住環境をめぐる諸問題を理解できる。
(2) 自然環境と社会環境に根差した豊かな生活を追求するための幅広い教養と専門知識を身に付け、持続可能な居住環境の創造に向けた分野横断的な方策を理解できる。
思考・判断
(3) 居住環境をめぐる課題に対して創造的かつ論理的に思考し、実際の現場と状況に即した具体的な対応を、デザインとして総合的に評価し、選択できる。
(4) 持続可能な居住環境の創造に向けて論理的に思考し、人間の生活を支える自然環境と社会環境に関わる課題への対応を適切に判断できる。
技能・表現
(5) 建築計画、建築環境、建築構造、建築生産や木工・インテリアに関わる汎用的技能を備え、様々な建築情報技術を活用して他者とコミュニケーションできる。
(6) 持続可能な居住環境の創造に関わる専門知識に基づく汎用的技能を備え、他者の考えを理解するとともに、自らの考えを正確にわかりやすく表現できる。
関心・意欲・態度
(7) 生活と社会、デザインと工学、デジタルとアナログに対する広い関心のもと、他者と協働して課題を解決する意欲を持って、自主的、継続的、計画的に行動できる。
(8) 居住環境の持続可能性に対する深い関心のもと、グローバルな視野に立って課題を解決する意欲を有し、高い倫理観を持って社会に貢献できる。
地球環境学科
地球環境学科では、地球生態系に関わる環境問題に対応し、自然環境と共生する持続可能な社会の構築をリードする技術系人材を「グリーン人材」として養成することを目的とします。これを踏まえ、地球科学、環境共生、環境情報の幅広い学術分野に基づき、地上や宇宙空間から多角的に地球環境を観測・分析し、適確な評価及び施策立案に資するための総合的な専門的素養を修得し、高い倫理観を持って社会に貢献できる、次の要件を備えた者に、学士(環境学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 技術系人材として、幅広い教養と知識を修得し、様々な環境問題の解決策や自然環境と共生する持続可能な社会の構築に向けた方策を理解できる。
(2) 地球環境技術者として、地球科学分野、環境共生分野、環境情報分野に関わる幅広い基礎的知識を修得し、様々な地球環境問題を科学的に理解できる。
思考・判断
(3) 技術系人材として、幅広い教養と知識や倫理観をもとに、他者の考えを踏まえ、論理的な思考や判断ができ、自然環境と共生する持続可能な社会の構築に貢献できる。
(4) 地球環境技術者として、自然環境と共生する持続可能な社会の構築に向けた様々な具体策の中から、現場や現状に応じた適切な方策を評価し、選択できる。
技能・表現
(5) 技術系人材として、幅広い教養と知識や倫理観をもとに自らの考えを文章化あるいは図式化する技能を有し、他者に正確かつ分かりやすく表現できる。
(6) 地球環境技術者として、論理的な文章作成能力や効果的なプレゼンテーション能力を備え、自らの専門分野の内容を他者に分かりやすく表現できる。
関心・意欲・態度
(7) 技術系人材として、幅広い教養と知識や倫理観をもとに環境に関わるグローバルな事象と課題への関心を継承し、社会貢献の意欲をもって倫理的な行動ができる。
(8) 地球環境技術者として、生涯を通じて最新の地球環境問題の動向に興味・関心を持ち、これらに対する関心や意欲をもとに他者と協働することができる。
食健康科学科
食健康科学科では、食と健康に支えられた持続可能な社会の創造をリードする技術系人材を「グリーン人材」として養成することを目的とします。これを踏まえ、食資源の育成や開発利用、殺菌や新規な加工法を探究する食品製造、食と運動の関係を探究する健康科学の学修を通して、食と健康に関わる幅広い教養と専門知識を身に付け、高い倫理観を持って社会に貢献できる、次の要件を備えた者に、学士(環境学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 技術系人材として、高い倫理観を持って食資源分野、食品製造分野、健康科学分野に関わる幅広い基礎的知識を修得し、様々な問題の方策を理解できる。
(2) 食健康科学の技術者として、食に関する高い専門性を身に付け、分野横断的に課題を考えることができ、人々の豊かで健康的な生活と、諸問題を科学的に理解できる。
思考・判断
(3) 技術系人材として、幅広い教養と知識をもとに、科学的な思考で判断ができ、食の安全安心に具体的に対応し、自然環境と共生する持続可能な取り組みに貢献できる。
(4) 食健康科学の技術者として、食資源、食品製造、健康科学分野に関する知識に基づき、人々の生活をより良くするための課題を見つけ、解決策を提案することで社会に貢献できる。
技能・表現
(5) 技術系人材として、幅広い教養と知識や倫理観をもとに、自らの考えを文章化、図式化する技能を有し、他者に分かりやすく表現できる。
(6) 食健康科学の技術者として、論理的で科学的な文章作成能力を持ち、説得力のあるプレゼンテーション能力を備え、自らの専門性を他者に分かりやすく表現できる。
関心・意欲・態度
(7) 技術系人材として、人を取り巻く食の課題について積極的に調査し、他者と協働して課題を解決する意欲を有し、高い倫理観と責任感を持って社会に貢献できる。
(8) 食健康科学の技術者として、食の持続可能な生産と消費に関する最新の情報に関心と興味を持ち、グローバルな視野に立って意欲的に他者と協働し、問題解決することができる。
大学院
工学系研究科
博士後期課程では、専攻が定めた教育課程を履修し、研究指導領域に関する高度な知識と幅広い視点から新領域を開拓しうる能力を持ち、博士後期課程の修了要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、博士の学位を授与します。
博士前期課程では、各専攻が定めた教育課程を履修し、高度な学力と研究・開発能力を備え、専攻分野における広い技術的視野を身に付け、博士前期課程の修了要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、修士の学位を授与します。
知識・理解
教育研究分野の知識を有し、課題の本質を理解して幅広い視点から課題を解決するための素養を有している。
思考・判断
自ら課題を発見するとともに課題の本質を見極め、創造的に思考する能力を持ち、その思考に基づいて課題解決方法を判断しながら研究を遂行することができる。
技能・表現
研究成果を公表するための文章表現能力及びプレゼンテーション能力があり、研究成果を学会等で広く社会に発信することができる能力を有している。
関心・意欲・態度
社会からの要請に関心を持ち、技術者又は研究者としての高い倫理観を持ち、社会に対して責任ある行動をとることができる。
知的機能科学専攻
知的機能科学専攻では、研究指導領域に関する高度な知識と幅広い視点から新領域を開拓しうる能力を持ち、博士後期課程の修了要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、博士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
研究指導領域の高度な知識を有し、課題の本質を理解して幅広い視点から課題を解決するための卓越した自立的課題解決能力を有している。
思考・判断
専門知識を活用して、課題の本質を見極め、創造的に思考する優れた能力を持ち、適切な課題解決方法を判断できる優れた研究推進能力を有している。
技能・表現
研究成果を公表するための論理的な文章表現能力、プレゼンテーション能力及びコミュニケーション能力があり、研究成果を学会等で広く社会に発信することができる高度な研究成果公開能力を有している。
関心・意欲・態度
社会からの要請に関心を持つとともに、新領域の開拓にも意欲を示し、技術者又は研究者としての高い倫理観を持ち、社会に対して責任ある行動をとることができる十分な社会貢献能力を有している。
電気電子工学専攻
電気電子工学専攻では、高度専門技術者及び研究者の技術基盤である「電子物性」「回路」「エネルギー」「情報通信」の四つの教育研究分野に関する高度な知識と幅広い視点を持ち、博士前期課程の修了要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、修士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 電気電子工学に関する幅広い知識と深い専門性を有し、発展的に深化する電気電子工学の専門科目を体系的かつ統合的に理解することができる。
(2) 社会の課題を俯瞰的かつ多面的に捉え、課題を発見して解決できる知識と、電気電子工学の技術を理解し応用できる専門能力と創造性を有している。
思考・判断
(3) 修得した専門知識を活用して、課題の本質を見極め、創造的かつ論理的に探究、思考する力をもって、適切な課題解決方法を判断することができる。
(4) 社会の持続的発展への思考に基づいて、問題解決への効果的な方法を多角的に判断し、社会の要求に対応すべく適切に行動することができる。
技能・表現
(5) コースワークなどを通じて、電気電子工学に関する情報を適切に収集し応用できる汎用技能を有し、独創的に展開した成果をまとめ、評価し、表現することができる。
(6) 自らの考えを的確に伝達し、相手の意図を読み解くことができるコミュニケーション能力を有し、研究成果を学会発表等で表現することができる。
関心・意欲・態度
(7) 社会との連携を通して、社会に広く関心を持ち、電気電子工学の担い手への意欲と、グローバルな視点で他者と協働できる素養を有している。
(8) 多様な分野に関心を持ち、意欲的な課題への取組みと、技術者、研究者として高い使命感と倫理観をもって、社会に対し責任ある行動を取ることができる。
機械システム工学専攻
機械システム工学専攻では、機械工学の基礎となる「構造機能」「生産・加工」「エネルギー機能」「システム化機能」の四つの教育研究分野に関する高度な知識と幅広い視点を持ち、博士前期課程の修了要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、修士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 「構造機能」「生産・加工」「エネルギー機能」「システム化機能」に関する幅広い知識と専門性を有し、発展的に深化する専門科目を体系的に理解することができる。
(2) 社会の課題を俯瞰的かつ多面的に捉え、その課題解決に向けて、機械システム工学に関する知識・技術を活用する専門能力と創造性を有している。
思考・判断
(3) 修得した専門知識を活用して、課題の本質を見極め、創造的かつ論理的に思考する力をもって、独自の課題解決方法を見つけることができる。
(4) 社会が持続的に発展することを念頭に置き、問題解決への効果的な方法を多角的に判断し、社会の要求に対応すべく行動することができる。
技能・表現
(5) コースワークなどを通じて、高機能かつ多機能なものづくりを実現する設計プロセスと解析プロセスを修得し、展開したものづくりの成果を評価することができる。
(6) 自らの考えを的確に伝達し、相手の意図を読み解くことができるコミュニケーション能力を有し、研究成果を学会発表等で表現することができる。
関心・意欲・態度
(7) 社会との連携を通して、社会に広く関心を持ち、高機能かつ多機能なものづくりの実現に向けて、グローバルな視点で他者と協働できる素養を有している。
(8) 技術者、研究者として高い使命感と倫理観を有し、信頼性及び安全性とともに地球環境に配慮したものづくりに取組むことができる。
建設工学専攻
建設工学専攻では、高度専門技術者及び研究者の技術基盤である「建築構造」「社会基盤」「計画・環境」三つの教育研究分野に関する高度な知識と幅広い視点を持ち、博士前期課程の修了要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、修士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 建設工学に関する幅広い知識と深い専門性を有し、発展的に深化する建設工学の専門科目を体系的かつ統合的に理解することができる。
(2) 社会の課題を俯瞰的かつ多面的に捉え、課題を発見して解決できる知識と、建設工学の技術を理解し応用できる専門能力と創造性を有している。
思考・判断
(3) 修得した専門知識を活用して、課題の本質を見極め、創造的かつ論理的に探究、思考する力をもって、適切な課題解決方法を判断することができる。
(4) 社会の持続的発展への思考に基づいて、問題解決への効果的な方法を多角的に判断し、社会の要求に対応すべく適切に行動することができる。
技能・表現
(5) コースワーク,インターンシップなどを通じて、情報を適切に収集し応用できる課題解決への汎用技能を有し、独創的に展開した成果をまとめ、評価し、表現することができる。
(6) 自らの考えを的確に伝達し、相手の意図を読み解くことができるコミュニケーション能力を有し、研究成果を学会発表等で表現することができる。
関心・意欲・態度
(7) 社会に広く関心を持ち、建設工学の技術者としての意欲と、グローバルな視点で他者と協働できる素養を有している。
(8) 多様な分野に関心を持ち、意欲的な課題への取組みと、技術者、研究者として高い使命感と倫理観をもって、社会に対し責任ある行動を取ることができる。
情報システム科学専攻
情報システム科学専攻では、高度専門技術者及び研究者の技術基盤である「コンピュータ」「ネットワーク」「アプリケーション開発」「マネジメント」の四つの教育研究分野に関する高度な知識と幅広い視点を持ち、博士前期課程の修了要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、修士(情報学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 情報システム科学に関する幅広い知識と深い専門性を有し、発展的に深化する情報システム科学の専門科目を体系的かつ統合的に理解することができる。
(2) 社会の課題を俯瞰的かつ多面的に捉え、課題を発見して解決できる知識と、情報システム科学の技術を理解し応用できる専門能力と創造性を有している。
思考・判断
(3) 修得した専門知識を活用して、課題の本質を見極め、創造的かつ論理的に探究、思考する力をもって、適切な課題解決方法を判断することができる。
(4) 社会の持続的発展への思考に基づいて、問題解決への効果的な方法を多角的に判断し、社会の要求に対応すべく適切に行動することができる。
技能・表現
(5) コースワークなどを通じて、情報を適切に収集し応用できる課題解決への汎用技能を有し、独創的に展開した成果をまとめ、評価し、表現することができる。
(6) 自らの考えを的確に伝達し、相手の意図を読み解くことができるコミュニケーション能力を有し、研究成果を学会発表等で表現することができる。
関心・意欲・態度
(7) 社会との連携を通して、社会に広く関心を持ち、情報システム科学の担い手への意欲と、グローバルな視点で他者と協働できる素養を有している。
(8) 多様な分野に関心を持ち、意欲的な課題への取組みと、技術者、研究者として高い使命感と倫理観をもって、社会に対し責任ある行動を取ることができる。
環境学専攻
環境学専攻では、高度専門技術者及び研究者の技術基盤である「居住環境」「環境構想」「自然環境」「環境情報」の四つの教育研究分野に関する高度な知識と幅広い視点を持ち、博士前期課程の修了要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、修士(環境学)の学位を授与します。
知識・理解
(1)四つの教育研究分野で包括される環境学に関する幅広い知識と深い専門性を有し、発展的に深化する環境学の専門科目を体系的かつ統合的に理解することができる。
(2) 様々な環境問題を俯瞰的かつ多面的に捉え、課題を発見して解決できる知識と、環境学に関する専門的な知識・技術を理解し応用できる専門能力と創造性を有している。
思考・判断
(3) 修得した専門知識を活用して、課題の本質を見極め、創造的かつ論理的に探究、思考する力をもって、適切な課題解決方法を判断することができる。
(4) 環境共生型・循環型社会を創生する思考に基づいて、問題解決への効果的な方法を多角的に判断し、持続可能な発展に対応すべく適切に行動することができる。
技能・表現
(5) コースワークなどを通じて、情報を適切に収集し応用できる課題解決への汎用技能を有し、独創的に展開した成果をまとめ、評価し、表現することができる。
(6) 自らの考えを的確に伝達し、相手の意図を読み解くことができるコミュニケーション能力を有し、研究成果の学会発表等、広く社会還元のために発信し、表現することができる。
関心・意欲・態度
(7) 社会との連携を通して、社会に広く関心を持ち、環境共生型・循環型社会構築への意欲と、グローバルな視点で他者と協働できる素養を有している。
(8) 多様な分野に関心を持ち、意欲的な課題への取組みと、技術者、研究者として高い使命感と倫理観をもって、社会に対し責任ある行動を取ることができる。
生命機能工学専攻
生命機能工学専攻では、高度専門技術者及び研究者の技術基盤である「基礎生命システム科学」「生命工学」「食品加工学」「生体医工学」の四つの教育研究分野に関する高度な知識と幅広い視点を持ち、博士前期課程の修了要件を満たすとともに、次の要件を備えた者に、修士(工学)の学位を授与します。
知識・理解
(1) 生命機能工学に関する幅広い知識と深い専門性を有し、「基礎生命システム科学」「生命工学」「食品加工学」「生体医工学」に関する専門科目を体系的かつ総合的に理解することができる。
(2) 生命工学、新食品開発及び医療工学の技術進歩に伴う21世紀の諸課題を俯瞰的かつ多面的に捉え、課題を発見して解決できる知識と、生命機能工学の技術を理解し応用できる専門能力と創造性を有している。
思考・判断
(3) 修得した専門知識と技術を活用して、課題の本質を見極め、論理的に探求、判断する能力を有している。
(4) 生命機能工学に関する深い知識に基づいて、問題解決への多様性のある思考と多角的な判断を、社会の要求に対応して適切に行うことができる。
技能・表現
(5) コースワークなどを通じて、社会的課題を解決できる幅広い技術を修得し、解決策をわかりやすく表現できる技能を有している。
(6) 自らの考えを的確に伝達し、相手の意図を理解できるコミュニケーション能力を有し、研究成果の学会発表等、広く社会還元のために発信し、表現することができる。
関心・意欲・態度
(7) 社会との連携を通して、生命・環境・生活に広く関心を持ち、生命機能工学の担い手としての意欲と他者と協働できる素養を有している。
(8) 多様な分野に関心を持ち、意欲的な課題探究への意欲と、専門技術者としての使命感と倫理観をもって、社会に対し責任ある行動を取ることができる。