自分のカラダを知り、健康管理術を身につける 健康教室を開催しました

2019年11月05日

夜更かしや偏った食事など不規則になりがちな大学生活。しかし、勉強、クラブ・サークル、課外活動を充実させるためには健康が何よりも大切です。広島工業大学では、学生に健康への意識づけと生活習慣を見直すきっかけづくりを目的に、管理栄養士の方を招いて「健康教室」を実施しています。10月1日に実施した、今年度2回目の「健康教室」のテーマは「気にしていますか?身体の数値の重要性」。その様子をお届けします。

今回の参加者は64人。今年で6年目を迎えた健康教室ですが、参加者は年々増加傾向にあります。

今回の参加者は64人。今年で6年目を迎えた健康教室ですが、参加者は年々増加傾向にあります。

外部講師は、今年度も山口県東部ヤクルト販売株式会社 管理栄養士 𠮷岡清恵さんにお願いしました。

外部講師は、今年度も山口県東部ヤクルト販売株式会社 管理栄養士 𠮷岡清恵さんにお願いしました。

数値は身体の成績表、過信せず定期的な体組成測定を
「皆さんは自分の筋肉量、骨密度、体脂肪率を知っていますか?」講師の𠮷岡さんの問いかけで講演は始まりました。10代後半から20代前半は、免疫力がピークに達している時期。徹夜、暴飲暴食、昼夜逆転の生活など、少々無理をしても若さがカバーしてくれ、体調に影響を及ぼすことは多くありません。しかし、そんな不規則な生活の積み重ねが、将来的に生活習慣病やがんのリスクにつながっていきます。「数値は身体の成績表。定期的に測定し、把握しておきましょう。前回良かったから今回も大丈夫!ということはありません」と𠮷岡さん。身長、体重、年齢からBMIや基礎代謝量を割り出す計算方法を解説し、セルフチェックを心がけるよう訴えました。

体幹の衰えは基礎代謝の低下にもつながります。片足立ちで目を瞑り何秒バランスを保てるかで体幹を確認することができます。

体幹の衰えは基礎代謝の低下にもつながります。片足立ちで目を瞑り何秒バランスを保てるかで体幹を確認することができます。

「健康体を維持していくために、毎日今より10分長めに身体を動かすことを意識しましょう」と、運動の重要性も説きました。

「健康体を維持していくために、毎日今より10分長めに身体を動かすことを意識しましょう」と、運動の重要性も説きました。

体組成測定&健康レシピ試食会を実施
講演終了後は希望する学生に健康レシピの試食会を実施。この試食会は、栄養のバランスを考えたり、旬の食材を使って「誰にでもできる簡単料理」を紹介する事で、料理することを難しく考えたり、抵抗感をなくし、食事の大切さや楽しさを感じてもらうために毎回行っています。今回のメニューは、なすと鶏肉の甘ポン酢丼、みそ汁、きな粉バナナヨーグルト。味の感想を聞くと「甘酢がさっぱりしておいしい」「酢豚みたいだけど鶏肉だからヘルシー」と好評を得ていました。一方、保健室では体組成測定が行われ、講演で教わった筋肉量、脂肪量、基礎代謝などを一人ひとりチェック。数値結果から管理栄養士の方が個人に合わせた健康アドバイスを送っていました。

栄養満点で彩りもバッチリのメニュー。自宅でもチャレンジできるようレシピも配付しています。

栄養満点で彩りもバッチリのメニュー。自宅でもチャレンジできるようレシピも配付しています。

学生の中には「なすが苦手だったけれど、これなら食べられる」という人も。

学生の中には「なすが苦手だったけれど、これなら食べられる」という人も。

こちらは体組成測定の様子。自由参加ですが「学校だと病院よりも気軽に受けられる」と、多くの学生が集まっていました。

こちらは体組成測定の様子。自由参加ですが「学校だと病院よりも気軽に受けられる」と、多くの学生が集まっていました。

参加学生に話を聞きました。

松林航平さん(知能機械工学科3年)
「今日の健康教室で生活習慣病は日頃の生活の積み重ね、今から気をつけていかないと将来的に体調が悪くなってしまうことを学びました。体組成測定はどれも数値がよかったです。今後も変わることのないよう、気をつけていきたいです」

近藤令奈さん(食品生命科学科2年)
「健康教室には1年生から毎回参加しています。私は食品生命科学科なので栄養のことなど専門分野につながる学びもあり、とてもためになっています。体組成測定も毎回受けています。前回数値が悪かったところがあったのですが、意識して生活したら、今回の測定で良くなっていました。今後も継続していきたいです」

「健康教室は、自分の生活を見直すきっかけになります」と松林さん。

「健康教室は、自分の生活を見直すきっかけになります」と松林さん。

「健康教室は日常ですぐ実行できる学びが多い。だから楽しいです」と近藤さん。

「健康教室は日常ですぐ実行できる学びが多い。だから楽しいです」と近藤さん。

改めて𠮷岡さんにお話を伺いました
自分を知ると、自分なりの生活改善が見えてくる
「学生から、よく『今の食事が脂肪になっているのか、筋肉になっているのかわからなくて不安』という相談を受けます。答えは人それぞれ。まずは自分の身体の数値、食べ方、生活スタイルを認識することが大切です。そうすることで自分に合った改善策が見えてきます。健康教室に参加してくれる学生の中には、アドバイスを実践してくれるだけでなく、自分なりに発展させて工夫する人も出てきました。健康教室がプラスになってくれているようでとてもうれしいです」

「顔馴染みの学生も増えてきて、健康に対する意識が高まってきているのを感じます」と𠮷岡さん。

「顔馴染みの学生も増えてきて、健康に対する意識が高まってきているのを感じます」と𠮷岡さん。

学生たちは日頃のちょっとした心がけが将来的な健康に大きく左右することを学びました。これからの学生生活はもちろん、社会に出て元気に活躍するためにも今回学んだことを実践してください。自分の健康を守るのは自分自身。本学は今後も学生の健康に対する意識向上を図っていきます。