©Hiroshima Institute of Technology. All Rights Reserved.

超満員の観客との一体感! 学生たちが企画し運営する音楽イベント「定期演奏会」を開催

2017.08.08

このニュースは、クローズされました

音楽サークル7団体とゲストのライブに700名超が来場!
学生が自主運営する音楽イベント、第52回広島工業大学定期演奏会「Light Music Concert」が7月2日(日)、佐伯区民文化センター大ホールで行われました。学内の音楽系サークル7団体と、ゲストの井上苑子さんが出演。ホールを埋め尽くした観客を前に、熱い演奏を繰り広げました。
16時の開場前には、中高生を中心に入場待ちが100名以上。運営スタッフも「こんなに人が並んでいるのは見たことがない」というほどの盛況ぶりでした。

開場と同時に、ホールへ急ぐ来場者

開場と同時に、ホールへ急ぐ来場者

開演前から会場は熱気にあふれていました

開演前から会場は熱気にあふれていました

伝統のイベントは、主役も裏方もすべて学生
この定期演奏会は、ゲストの選定や出演交渉、イベントのPRも含めすべて、学生たちで組織する学生自治会文化局が行っています。今年の定期演奏会は、近隣の中学・高校にも広報に出向いたこともあり大反響。近年にない来場者数となりました。
進行はメインMCの木村瞭佑さん(知能機械工学科2年)を中心に、秦輝政さん(環境土木工学科1年)、鎌田壮平さん(機械システム工学科1年)がサポート。軽快なトークで会場を沸かせていました。
吹奏楽部のアップテンポな楽曲で、演奏会がスタート。アニメソングのメドレーは、中高生だけでなく、大人の観客にも好評でした。マンドリンクラブは柔らかな音色を響かせ、3曲を演奏。本学卒業生、加賀城浩光さん作曲の「モモイロペリカン」では一際大きな拍手を浴びていました。力強い太鼓や掛け声で盛り上げてくれたのは鼓遊会の演奏。ホールの空気を震わせ、会場の雰囲気が一転しました。グリークラブのアカペラコーラスでは観客席から手拍子も。ジャズナンバーが中心の軽音楽部、4バンドが個性を発揮したロック部、元気あふれる女性ボーカルと観客の掛け合いが楽しいフォークソング部と演奏が続き、会場のボルテージは上がっていきました。

MCを務めるのは文化局メンバー。木村さん(左)と秦さんの掛け合いは絶妙

MCを務めるのは文化局メンバー。木村さん(左)と秦さんの掛け合いは絶妙

吹奏楽部のソロパートでは観客席から拍手が。「4月からみっちり練習を重ねました」髙橋琴美部長(地球環境学科3年)

吹奏楽部のソロパートでは観客席から拍手が。「4月からみっちり練習を重ねました」髙橋琴美部長(地球環境学科3年)

多重奏のマンドリンは心安らぐ豊かな響きが特徴的。「拍手も多く、最高の演奏会でした」清水大輔部長(地球環境学科2年)

多重奏のマンドリンは心安らぐ豊かな響きが特徴的。「拍手も多く、最高の演奏会でした」清水大輔部長(地球環境学科2年)

鼓遊会は「動き」「迫力」「楽しさ」あふれる演奏がモットー。「満員のホールは緊張しました」藤田拓海部長(機械システム工学科3年)

鼓遊会は「動き」「迫力」「楽しさ」あふれる演奏がモットー。「満員のホールは緊張しました」藤田拓海部長(機械システム工学科3年)

グリークラブのボイスパーカッション。小気味よくリズムを刻みます。「今日はみんな気合が入っていました」山本颯太部長(知的情報システム学科3年)

グリークラブのボイスパーカッション。小気味よくリズムを刻みます。「今日はみんな気合が入っていました」山本颯太部長(知的情報システム学科3年)

ムーディーな演奏を披露した軽音楽部。「練習のときよりも上手く、次につながる演奏でした」前元菜摘部長(知的情報システム学科3年)

ムーディーな演奏を披露した軽音楽部。「練習のときよりも上手く、次につながる演奏でした」前元菜摘部長(知的情報システム学科3年)

ロック部のエネルギッシュなステージ。「来年出演する後輩たちの見本になれたと思います」鉄村祐哉部長(情報工学科3年)

ロック部のエネルギッシュなステージ。「来年出演する後輩たちの見本になれたと思います」鉄村祐哉部長(情報工学科3年)

元気あふれるサウンドを響かせたフォークソング部。「一番楽しいステージ。すべて出し切りました」沖元凌也部長(知能機械工学科3年)

元気あふれるサウンドを響かせたフォークソング部。「一番楽しいステージ。すべて出し切りました」沖元凌也部長(知能機械工学科3年)

学生団体の演奏が終わると、いよいよゲストミュージシャン、井上苑子さんのライブです。井上さんは動画配信サービス「ツイキャス」で人気を集め、メジャーデビューに至った19歳のシンガーソングライター。女子中高生を中心に人気を誇ります。
井上さんはメジャーデビューシングル「だいすき。」など7曲を披露。エネルギッシュな歌声に、会場のムードは最高潮。鳴り止まない拍手の中、定期演奏会は幕を閉じました。

立ち見が出るほどの大入りとなった井上さんのライブ

立ち見が出るほどの大入りとなった井上さんのライブ

「ステージで活躍する女子学生に憧れました」来場者の河田愛南さん(左)と母の歩美さん

「ステージで活躍する女子学生に憧れました」来場者の河田愛南さん(左)と母の歩美さん

裏方の面白さを知ってもらいたい

定期演奏会実行委員長 青木拓磨さん(電気システム工学科3年)
― 華やかなイベントを支え、裏方に徹するスタッフの姿に心を惹かれ、文化局に入りました。1・2年生のときは与えられた仕事をこなすだけでしたが、委員長の今年は自分から動くことの大切さを学びました。表舞台に立たなくても輝ける瞬間があることを、みんなに知ってもらいたいです。

「成功の喜び」を実感できる活動

学生自治会文化局長 藤本章太郎さん(電子情報工学科3年)
― 先輩たちから「ここ数年で一番の定期演奏会だった」と声を掛けてもらいました。大変なことも多いのですが、やりたいことを全力でやって成功したときの達成感は何物にも代えがたいですね。社会に出てもこの経験を生かし、プロジェクトなどに率先して取り組みたいと思います。

【学生団体の紹介】

http://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/group/

【文化局(学生自治会)】

http://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/group/culture/

【マンドリンクラブ】

http://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/club/cultural/mandolin/

【フォークソング部】

http://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/club/cultural/folksong/

【グリークラブ】

http://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/club/cultural/glee/

【ロック部】

http://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/club/cultural/rock/

【軽音楽部】

http://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/club/cultural/lightmusic

【吹奏楽部】

http://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/club/cultural/windmusic/

【鼓遊会】

http://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/club/cultural/drum/