©Hiroshima Institute of Technology. All Rights Reserved.

保護者と教員のコミュニケーション -2017年度教育懇談会 10か所で開催-

2017.11.02

このニュースは、クローズされました

広島工業大学が毎年秋に開催している「教育懇談会」は、学生の保護者の皆さまにご子女の学修状況や学生生活、就職活動などについて個人懇談形式でお話しするものです。2017年は本学会場と9か所の学外会場で教育懇談会を実施。本学会場と学外会場合わせて630組の保護者の方々にご参加いただきました。

教職員と学生スタッフが、保護者をお出迎え
9月23日は本学を会場に教育懇談会を開催。11時の受付開始と同時に、次々と保護者の方々がお見えになりました。ご出席の保護者の皆さまを、教職員とともに学生スタッフもお出迎え。笑顔で会場へと案内しました。

受付は各学科に分けられ、教職員と学生スタッフがご案内しました

受付は各学科に分けられ、教職員と学生スタッフがご案内しました

スーツに身を包んだ学生スタッフのきびきびとした動きが印象的でした

スーツに身を包んだ学生スタッフのきびきびとした動きが印象的でした

大学院での学びも紹介「全体説明会」
全体説明会では、はじめに鶴学長が「本学学生の保護者の皆さまだけではなく、中高生の子どもを持つ保護者の皆さまや、卒業生が就職した企業の皆さまからのご支援、ご期待を感じています。今日はその期待に応えられるよう、本学の取り組みや教育内容や学生支援、就職サポートについて説明してまいります。本学の教育についてさらに理解を深めていただきたい」とあいさつ。
続いて、川原学務部長が教育・学生支援の現状を説明した後、大学院の説明に移り、永田工学系研究科長は「2~3年の投資で生涯賃金に差がつくだけでなく、大学院修了生は就職時に研究・開発部門での活躍の場が広がります」と強調。保護者に大学院進学の魅力を語りました。

「本学に進学できる可能性が高いことを理由に、広島工業大学高等学校が注目を浴びています」と話す鶴学長

「本学に進学できる可能性が高いことを理由に、広島工業大学高等学校が注目を浴びています」と話す鶴学長

「大学院で"得意ワザ"を手に入れ、仕事の質を高めてもらいたい」と力を込める永田先生

「大学院で"得意ワザ"を手に入れ、仕事の質を高めてもらいたい」と力を込める永田先生

昼食会でリラックス 会話が弾み笑顔もこぼれる
全体説明会が終わると、保護者の皆さまが担当教員を囲んでの昼食会。本学会場ではNexus21のリーフガーデン、スカイテリア、4号館アベベ食堂の3か所が会場となり、一同が和やかなランチタイムを過ごしました。

「わが子が通う大学を知るだけでも楽しいです。大学の設備を見てみたい」と本学を訪れるのはご子女の受験時以来というお父様。

「わが子が通う大学を知るだけでも楽しいです。大学の設備を見てみたい」と本学を訪れるのはご子女の受験時以来というお父様。

植村健太郎さん(地球環境学科2年)のご両親(写真左・中央)。「他の大学で、このような懇談会があるとはあまり聞いたことがない。大学での様子や成績のことが分かるのがありがたい」

植村健太郎さん(地球環境学科2年)のご両親(写真左・中央)。「他の大学で、このような懇談会があるとはあまり聞いたことがない。大学での様子や成績のことが分かるのがありがたい」

学長の話に聞き入る古田聖季さん(食品生命科学科3年)のお父様((写真中央)。「いつもは福岡会場に出席しています。素晴らしい施設で学ばせていただいていますね」

学長の話に聞き入る古田聖季さん(食品生命科学科3年)のお父様(写真中央)。「いつもは福岡会場に出席しています。素晴らしい施設で学ばせていただいていますね」

懇談会は教員にとっても有益な時間。「保護者の皆さまに、成績表には表れない学生の状況を知って、理解していただける機会です」と食品生命科学科の今井先生

懇談会は教員にとっても有益な時間。「保護者の皆さまに、成績表には表れない学生の状況を知って、理解していただける機会です」と食品生命科学科の今井先生(写真中央)

学修状況を具体的に知る「学科別説明会&個人懇談」
午後は学科別説明会と個人懇談が行われました。生命学部食品生命科学科では、1・2年生と3・4年生対象で会場が分けられ、1・2年生の保護者を対象とした説明会では、土屋生命学部長が「専門力を高めるため、昨年度から勉強のハードルを上げています。1コマ90分の講義につき、90分の予習と90分の復習が必要です。家庭でもしっかり声掛けを」と新教育プログラムの厳しさに理解を求めました。
就職委員の長﨑先生は就職試験の傾向や対策について説明。「筆記試験で落ちる学生は、何も対策をしていないのが理由」と普段の心掛けの大切さを訴えました。
個人懇談では、保護者の皆さまがご子女のチューター(※)やゼミの先生と個別に懇談。家庭ではなかなか知ることができないご子女の様子に、熱心に耳を傾けておられました。

※チューターとは・・・高校の学級担任またはホームルームの先生に相当するもので、学生としての本分を全うし、よりよい大学生活が送れるよう指導するとともに、個人的な問題についても相談に応じています。学生がチューターにいつも接することで、大学での修学上のことや課外教育活動のこと、さらには、一身上の問題や職業選択など学生生活全般にわたって指導助言を行っています。

土屋生命学部長は、9月7日に竣工した生命学部の新しい学びの場"27号館"を紹介。「26号館と合わせて2棟を使い、学生たちはいきいきと学んでいます」

土屋生命学部長は、9月7日に竣工した生命学部の新しい学びの場"27号館"を紹介。「26号館と合わせて2棟を使い、学生たちはいきいきと学んでいます」

就職について保護者の皆さまから「公務員志望の学生はいるのか」「東京五輪後の景気後退を見越しての対策は」などの質問を寄せていただきました

就職について保護者の皆さまから「公務員志望の学生はいるのか」「東京五輪後の景気後退を見越しての対策は」などの質問を寄せていただきました

食品生命科学科主任教授・吉本先生と懇談するご両親。「まだまだ子どもっぽいと思っていましたが、大学での様子を聞くと、成長しているのだなと感じます」

食品生命科学科主任教授・吉本先生と懇談するご両親。「まだまだ子どもっぽいと思っていましたが、大学での様子を聞くと、成長しているのだなと感じます」

食品生命科学科では、希望者を対象に27号館の見学会が急遽実施され、保護者の皆さまに、最新の研究施設を見学いただきました。

食品生命科学科では、希望者を対象に27号館の見学会が急遽実施され、保護者の皆さまに、最新の研究施設を見学いただきました。

今年度の教育懇談会も、多くの保護者の皆さまにご来場いただきました。日頃はなかなか知ることができないご子女の学修状況のほか、本学の教育方針やサポート体制、設備などについても知っていただきました。広島工業大学の教職員は、今後も保護者の皆さまとともに、学生をサポートしてまいります。ご参加いただきました保護者の皆さま、取材にご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

教育懇談会