卒業後の進路選択の参考に生体医工学科のOBと懇親会を実施しました

2021.05.17

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生体医工学科の学生を対象にOBを招いた懇親会を開催しました。卒業後の進路選択の参考にと、本学科の前田准教授が主催したもので、OBの寺川さん(2017年卒業・呉青山高等学校出身/広島県)を招き行われました。医療機器の操作・保守管理を行う専門職「臨床工学技士」として、卒業後は病院に就職する学生が9割以上を占める生体医工学科。寺川さんは、本学科から初めて医療機器メーカーに就職した学生でした。そんな寺川さんに現在の仕事内容や、病院以外での働き方についてお話しいただきました。

お話いただいたOBの寺川さん

お話いただいたOBの寺川さん

2年生から4年生までの学生が参加

2年生から4年生までの学生が参加

寺川さんが勤めるのは、日本初の輸液・輸血セットの完全ディスポーザブル化を実現した(株)ジェイ・エム・エス。輸液・輸血領域だけでなく、透析、外科治療、血液・細胞の各領域で多くの医療材料・機器を開発する会社です。現在は出雲工場の技術開発部に所属し、主に輸液・栄養領域に関係する機器のコスト削減をミッションに取り組んでいます。

臨床工学技士の資格も取得した寺川さん。今の仕事では必須の資格ではないが、学んだ知識は役立っていると語る

臨床工学技士の資格も取得した寺川さん。今の仕事では必須の資格ではないが、学んだ知識は役立っていると語る

小さな頃から物作りが好きで、将来は製造業への就職を希望していた寺川さん。中でも医療系メーカーへの関心が高く、臨床工学技士の資格が取れること、充実した設備があることから、本学へ進学を決めました。同級生が病院への就職を希望する中、寺川さんだけは入学当初からメーカーへの就職を目指して、その目標通りに医療機器メーカーに就職をしました。

懇親会では、寺川さんは現在の仕事内容のほか、やりがいや待遇面などメーカーで働くことのメリットやデメリットについて語ってくれました。

学生からの「まだ就職に向けて具体的な活動のイメージができていない。それでも早めに行動した方がいいのか」といった質問にも、「就職に関する情報の収集は早い方がいい。そして就職部の面接練習を活用したり、ゼミの先生に相談したり、誰かを頼ることも重要」と、気さくに答えていただきました。

「病院での勤務しか考えていなかったが、企業で働くことがイメージ出来た」と話す松谷さん(生体医工学科4年・呉青山高等学校出身/広島県)

「病院での勤務しか考えていなかったが、企業で働くことがイメージ出来た」と話す松谷さん(生体医工学科4年・呉青山高等学校出身/広島県)

懇親会後の質問にも、快く丁寧に答えてくれる

懇親会後の質問にも、快く丁寧に答えてくれる

前田准教授のゼミ出身である寺川さん

前田准教授のゼミ出身である寺川さん

「毎日、研究室に顔を出してくれる寺川君と、エントリーシートや履歴書の書き方、面接の練習など就活戦線突破のための戦略を重ねたことが懐かしい。彼のように病院以外の進路もあることを、もっと学生に知ってもらいたい」と前田准教授。

寺川さんからは「働く上で重視されるのは、やっぱりコミュニケーション能力。学生時代にさまざまな経験をして、人と関わる力を養っておけば、どんな仕事でもできるのではないでしょうか」と学生へのアドバイスをいただきました。

学生が広い視野を持てるよう、本学ではこれからもOBとの交流を増やしていきたいと思います。寺川さん、お忙しいところお時間をいただきありがとうございました。