現実の地域活性に取り組むプロを講師に招き、「地域課題解決実習」を開講

2021.10.28

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広島にどんな地域課題があるのか。解決に必要な発想・行動力とは?それらを学ぶため、情報コミュニケーション学科で「地域課題解決実習」が開講されました。
講師は(社)地域ブランドプロデューサー協会の川本真督氏です。

実習を通じ、持続可能な地域社会形成に貢献する能力の育成を目的としています

実習を通じ、持続可能な地域社会形成に貢献する能力の育成を目的としています

プロデューサーとして多くの地域課題に取り組む川本氏

プロデューサーとして多くの地域課題に取り組む川本氏

地域課題がなぜ注目を集めるのか?という川本氏の問いに、学生たちは
「都市と地方の格差が大きくなっているから」
「商店街がどんどんつぶれているから」
「SDGsが普及し、問題意識が高まったから」
と答えます。それを聞いた川本氏は
「どれも正解。みなさんは周囲に起こっていることをしっかり捉えていますね」
と笑いました。

地域課題を放置すると地域の衰退が加速します。これにより、産業・コミュニティなども維持が難しくなります。だからこそ、それぞれが課題を意識し、みんなが協力をし合う環境を作る必要があると語る川本氏。

三段峡・太田川流域研究会を事例にケーススタディ

三段峡・太田川流域研究会を事例にケーススタディ

さんけんのリーダーになり、三段峡に新たな価値を付加する策を検討

さんけんのリーダーになり、三段峡に新たな価値を付加する策を検討

「ケーススタディで思考してみましょう」
と川本氏が示したのは、NPO法人「三段峡・太田川流域研究会」(通称:さんけん)。同法人は三段峡の活用や交流のあり方を検討し実践しています。
川本氏は学生に問いかけました。
「あなたがさんけんのリーダーなら、何を企画しますか」
単なる思いつきで良い、考えることが大事...と学生たちを促します。
「都市部で三段峡を“再現”してはどうか?VRなどを使って」
「三段峡に棲息する生物を発見したらポイント化できるARアプリはどうか」
など、学生たちは多彩なアイデアを披露。
川本氏は
「ITに強い学生らしい発想ですね」
と称賛しました。

「三段峡にコスプレイヤーを招き、撮影会をやっては」といったユニークなアイデアも

「三段峡にコスプレイヤーを招き、撮影会をやっては」といったユニークなアイデアも

指導担当の山岸教授(右)・松本教授(左)

指導担当の山岸教授(右)・松本教授(左)

次に、本学に近い廿日市市の課題と資源について触れました。そして学生それぞれに「廿日市市でどんなテーマに取り組みたいか」を尋ねたところで一回目は終了。二回目の講義は、学生の回答を踏まえた内容になるそうです。
指導担当の山岸教授は
「地域活性というテーマを通じ、人間の営みそのものを学ぶ経験は、学生の財産になります」
と語ります。
今後は、地域おこしの現場に出向き、関係者と話す機会もあるとのこと。学生がどう成長するか、ご期待ください。